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日本人に寄り添う福音宣教の扉

日本人に寄り添う福音宣教の扉(156)日本宣教を拡大する大きな力 広田信也

2022年9月24日09時42分 コラムニスト : 広田信也
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関連タグ:広田信也

弱さを抱える日本人に寄り添うため、約8年をかけてたどりついた(一社)善き隣人バンクの働きが、徐々に拡大しています。隣人愛に根差す継続的な「傾聴活動」の広がりが、今後の日本宣教を拡大する大きな力になると期待しています。(参考コラム)

善き隣人バンクの仕組み

日本人に寄り添う福音宣教の扉(156)日本宣教を拡大する大きな力 広田信也

善き隣人バンクの働きの仕組みを図で示します。この働きへの依頼は、全て全国各地の話し相手を求める当事者やその家族から、神戸にある事務局に電話やメールを通して入ります①。全ての働きが、当事者からの依頼によって始まる特徴を持っています。

神戸の事務局では、依頼を下さった当事者の状況を確認し、地域拠点と相談して②、実際に寄り添えるスタッフリーダーに「傾聴活動」を依頼します③。スタッフリーダーは実務を主に担う善き隣人Aと補佐役のBを選定し④、このAとBが連携して依頼者に対し「傾聴活動」を行うことになります⑤。

A、Bおよびスタッフリーダーは、個人情報に配慮して「傾聴活動」の状況を共有し、スタッフリーダーを中心に、常に依頼者への寄り添い方を吟味します。また、それらの活動の中から管理すべき情報を、地域拠点および神戸事務局と共有します。

話し相手を依頼する当事者にとっては、ネット検索などで知った「傾聴活動」を依頼し、訪問してくださる方(善き隣人A)に話を聞いてもらうだけですが、その背後には、善き隣人B、スタッフリーダー、地域拠点、神戸事務局の人材に加え、それぞれのスタッフが所属する地域教会の支えがあります。つまり、一人の当事者に寄り添う、教団、教派を超えた宣教活動が図らずも進むことになります。

ボトムアップ型の働きが地域全体への祝福に至る

これまで教団、教派を超えた宣教活動は、何かのイベントや新しい働きを企画し、各教会のスタッフが実務を担い、共感する方が集っていたように思います。いわゆるトップダウン型の進め方です。

一方、善き隣人バンクの働きは、一人の当事者の依頼に寄り添う働きを、多くの教派、教団を超えた人材がそれぞれの立場で支えることで進みます。土俵は常に依頼をする当事者にありますので、ボトムアップ型になります。

今後、異なる教団、教派に属するスタッフ(善き隣人)が、一人の当事者に寄り添うネットワークを形成し、それぞれが属する地域教会を祝福し、地域全体の霊的覚醒に至ることを願っています。

そもそも「傾聴活動」には形のあるゴールはありませんが、現場に即した多くの祈りが積まれていくことは間違いありません。地域教会はそれらの祈りを導き、やがて地域宣教が拡大していくことを期待しています。

善き隣人バンクの働きの詳細をご紹介します

この働きは、「傾聴活動」を行う各個人に備えられた隣人愛を基本にしますが、一定のルールを守りながら組織的に進めていますので、それらの仕組みと多様な現場の様子をお伝えするため、教会訪問やオンラインミーティングを始めています。詳細をお知りになりたい方は、神戸事務局(078・262・1336)までお気軽にご連絡いただければ幸いです。

また、「傾聴活動」に参加してみたい方、あるいは、「傾聴活動」を通して寄り添ってほしい方がおられましたら、善き隣人バンクホームページに案内がありますので、ぜひ連絡をいただきたいと思います。

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◇

広田信也

広田信也

(ひろた・しんや)

1956年兵庫県生まれ。80年名古屋大学工学部応用物理学科卒業、トヨタ自動車(株)入社。新エンジン先行技術開発に従事。2011年定年退職し、関西聖書学院入学、14年同卒業。16年国内宣教師として按手。1985年新生から現在まで教会学校教師を務める。88~98年、無認可保育所園長。2014年、日本社会に寄り添う働きを創出するため、ブレス・ユア・ホーム(株)設立。21年、一般社団法人善き隣人バンク設立。富士クリスチャンセンター鷹岡チャペル教会員、六甲アイランド福音ルーテル教会こどもチャペル教師、須磨自由キリスト教会協力牧師。関連聖書学校:関西聖書学院、ハーベスト聖書塾、JTJ宣教神学校、神戸ルーテル神学校

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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