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地元との協力で学生親善大使派遣 フィリピン・ミッション

2007年9月12日15時38分
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地元との協力で学生親善大使派遣 フィリピン・ミッション+
現地の子どもとミッションチームの青年たち(写真:グレース・ミッション・チャーチ提供)

フィリピン・ネグロス島で開拓伝道や地域奉仕を行う宣教団体「フィリピン・ミッション」(宮本正子代表)の第36期フィリピン伝道旅行が8月24日から31日まで行われた。今回は地元大学と商店街の協力もあって大学生を中心に青年7人を親善大使として派遣。青年たちはネグロス島の貧しい人々と接するなかで、日本社会が見失いつつある「本当の幸せ」を体験していった。

これまで日本の教会の青年信徒たちを短期ミッションチームとして派遣してきたフィリピン・ミッションだが、今回は地元大学と商店街からの協力を受けて、初めてノンクリスチャンの大学生を中心にチームを編成した。

今回訪問したのは、フィリピンのケソン市のアテネオ大学とネグロス島。ネグロス島の農村に着くと、早速地元教会のメンバーたちが明るく元気な賛美で訪問団を出迎えた。参加した青年7人のうち5人はノンクリスチャン。日本では教会に行ったこともない参加者もいたが、現地の人々があまりにも楽しく賛美を歌うので、みな自然に輪の中に溶け込んでいった。

青年たちは地元の小学校を訪問。1500人の全校生徒を前に、民謡「ふるさと」やよさこい踊りを披露し、子どもたちの人気者となった。

日を増すごとに、青年たちの顔が変わっていった。青年たちははじめ、現地の人々の貧しい生活を助けたいとの思いで日本を出発した。しかし、本当に多く与えられたのは、現地の人々ではなくむしろ青年たちの方であった。心が貧しいと言われる日本社会で失いかけている「心の豊かさ」を、青年たちはしっかりと学んでいった。

全校生徒1500人の前でよさこい踊りを披露する青年たち(写真:グレース・ミッション・チャーチ提供)
全校生徒1500人の前でよさこい踊りを披露する青年たち(写真:グレース・ミッション・チャーチ提供)

現地の教会はとにかく楽しい。そこには、神によって新しく永遠の命を与えられたクリスチャンたちの喜びが溢れている。青年たちは、貧しいがキリストにあって内から沸き起こる喜びに溢れた現地の人々に接しながら、富や権力によるのでない、本物の喜びがそこにあることに気付き始めていた。

フィリピン・ミッションの活動は今から15年前、フィリピンのルソン島にあるピナツボ火山噴火の災害援助から始まった。92年2月に宮本俊一、正子牧師夫妻が被災地を訪れ、狩猟民族アエタ族の食料援助にあたった。現地に食料支援所「グッド・ニュース・センター」を建設し、平日は給食を配給、日曜日は聖書の御言葉を伝えた。

宮本氏夫妻は同年、当時「飢餓の島」と呼ばれるほどの厳しい貧困状態が続いていたネグロス島を訪問。現地住民が反政府化する中での危険な旅ではあったが、島の村々を巡って福音の知らせを伝えた。95年には現地の青年たちを育てる学校「ホープ・トレーニング・センター」を建設。その中から現地人の牧師が育った。02年に島のセンター教会、昨年はさらにブランチ教会を一つ建て、センターで育った牧師を派遣した。

満面の笑顔で現地の人々の愛にこたえる青年たち=グレース・ミッション・チャーチ提供
満面の笑顔で現地の人々の愛にこたえる青年たち(写真:グレース・ミッション・チャーチ提供)

「実行することが最大の力」だと宮本俊一氏は語る。神の約束を聞いて行くところに必ず主がいてくださり、本当に生きて働かれる。パウロ使徒がそうであったように、どんな苦しい時にでも喜び賛美できる。宮本氏は、宣教について「『私がいってそこを変えてやろう』という段階では足りない。自分が御霊によって変えられ、本質的にうちから満ち溢れるものがあるならば、主が働かれる」と語った。

伝道旅行から帰った青年たちの変化に一番驚いたのはその父兄であった。訪問団の帰国後に宮本氏の教会「グレース・ミッション・チャーチ」で開かれた報告会には、地元商店街の関係者や参加者たちの父兄らが大勢集まり、青年たちの話に耳を傾けていた。ある関係者は参加した青年たちの話を聞いて、「この若者たちがいるから、日本の未来は明るい」と証しした。

宮本氏は、「日本の青年たちはやる気でいっぱい。世の中は、私たち教会だからこそできる何かを求めて待っている。教会がそれを行動し、実際に見せていきたい」と同ミッションへの意気込みを語った。

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