Skip to main content
2025年6月17日06時18分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

「私は天に向かっている」―インド強姦事件被害女性、家族への最後の言葉

2013年1月7日09時10分
  • ツイート
印刷
 インド国内で強姦事件への厳罰・女性保護を求める運動が行われている。+
インド国内で強姦事件への厳罰・女性保護を求める運動が行われている。

インド首都ニューデリーで23歳の女子大学生が集団暴行された事件で、重症を負い死亡した被害女性が死ぬ直前に父親に「私は天に向かっている」と伝えていたことが父親の証言で明らかになった。3日、米クリスチャンポスト(CP)が報じた。

英BBCによると、ヒンドゥー教徒である被害女性の父親は「彼女は指を動かしてジェスチャーを使いながら、天に向かっていることを伝えていました」と証言したという。

同件では捜査当局が3日、容疑者の男5人を殺人・強姦などの罪で訴追した。暴行を加えた6人の男らのうち1人は未成年であるという。当局が5人に対し死刑を求刑する方針である一方、未成年の容疑者1人については少年院に送致される見通しであるという。

インド紙「ザ・ヒンドゥスタン・タイムズ」は、当局の記録によると、未成年の容疑者は被害女性を鉄の棒で2回殴り、意識不明にした他、生手で被害女性の腸を引き出すなどの蛮行を行ったと報道している。

インド国内法によると、少年院では最大3年までの少年院での更生期間が与えられることになっている。これに対し被害女性の父親は、エコノミック・タイムズ紙に「未成年の容疑者がまず最初に処罰されるべきです。彼がまず最初にバス車内で私の娘を誘き出し、もっとも残酷に娘に拷問を与えたのですから。彼も他の容疑者とともに死刑に処せられるべきです」と訴えている。

強姦事件が生じた昨年12月16日から3日が経過した19日、重症の被害女性は、母親に対し「まだ生きていたい」と伝えていたという。

被害女性の担当医師らは26日、「彼女は精神的に落ち着いており、将来に対して楽観していました」と伝えていた。同日被害女性はインドの病院から臓器移植を受けるためシンガポールへ搬送された。搬送先のシンガポールの病院で29日に死亡が確認された。

父親によると、被害女性は入院中母親に対し「お母さん、ごめんなさい、ごめんなさい」と話していたという。

被害女性は大学での成績がトップクラスの優秀な学生で、将来収入を得て父親に報いたいと願っていたという。父親はインドデリー国際空港で勤務する職員で、娘の大学での教育費のために先祖代々の土地を売り払っていたという。

父親によると、被害女性は「本が最高の友達である」と話すほど勉学に励んでいたという。

被害女性の家族の証言によると「彼女は日夜勉学に励んでいました。いつ眠っていつ起きているのかさえわからないほどでした。何者をも恐れない人でもあり、まさか彼女がこのような運命に陥るとは思ってもいませんでした。彼女もこのようになるとは決して思っていなかったに違いありません」という。

強姦事件は16日、映画鑑賞後に被害女性と婚約者が私営バスに乗車した際に生じた。未成年の容疑者が彼らを私営バスに乗るように誘い込み、そのバスが被害女性たちの向かう先に行く予定だと告げていたという。

その後被害女性に対し、バス車内の男らが暴行を加えた。婚約者が暴行を阻止しようとしたところ、鉄の棒で数回殴られ意識不明の状態に陥ったという。その後被害女性が婚約者を助けようとしたところ、同様に鉄の棒で殴られ、容疑者らによる代わる代わるの暴行を受けるに至ったという。

その後二人を容疑者らがバスから放り投げ、被害女性をバスで引き殺そうとしたところ、意識不明に陥っていた婚約者が彼女の身体を車道脇に引き寄せたという。被害女性の友人らの証言によると、2人は2月に結婚式を挙げる予定であったという。

同件を通してインド全土にわたって、強姦犯に対する厳しい処罰、女性に対する保護を強化する方策を取る運動が高まるようになった。ニューデリー警察当局によると、昨年1月から11月の間に635件の強姦事件が報告されているという。754人の容疑者が逮捕されており、うち1人だけが判決が下る段階に至っているという。

2日、インド最高裁判所裁判長のアルタマス・カビル氏は「このような犯行は女性の肉体に対する犯行であるだけでなく、魂に対する犯行でもあります」と糾弾した。

インドでは、タクシーに単独で乗り込んだ女性に対する強姦事件なども頻繁に生じており、フェイスブックなどで「インド国内で道に迷ったら自動車・バス・タクシーを頼らず44222222、44333222(インド国内で女性タクシー運転手を手配可能な女性保護のために立ち上げられたタクシー会社)まで電話して下さい」、「強姦事件加害者には死刑判決を!」などの呼び掛けが行われている。

  • ツイート

関連記事

  • ジェンダー問題、WCC総会テーマからさらなる分析

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • リック・ウォレン牧師、カトリックのイベントで講演 宣教による一致を語る

  • 「もうひとりの助け主」の恵みを受けよう 万代栄嗣

  • 待ち望む力 佐々木満男

  • 自分の考えを大切に生きよう 菅野直基

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 平安を探る道 穂森幸一

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • リック・ウォレン牧師、カトリックのイベントで講演 宣教による一致を語る

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 自分の考えを大切に生きよう 菅野直基

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.