米国テネシー州ナッシュビルを拠点に活動しているクリスチャンバンド「モザイク」は、キリストを通して多くの自由を得ている。
バンドのギタリストでバックボーカルのジョナサン・テイラー・マーティンは、モザイクが一時的な音楽宣教のグループとして始まったことを米クリスチャンポスト紙(CP)のインタビューで明らかにした。バンドは2009年、5人のメンバーがベルモント大学に在籍中に結成。今年はツアーの傍らアルバムをリリースして、罪はイエス・キリストと戦って敗れているということを世界中に広めている。
CP:モザイクというバンド名はどのように決めたのですか。
マーティン:一番大きな理由はメンバーの5人がそれぞれ違ったスタイルのソングライターだったことだね。そこから連想した名前がモザイクだったんだ。それぞれのジャンルや互いの個性に影響を受けて曲を作っているんだ。ほかにも、それぞれの出身州や宗派が違うということが理由かな。キリストの体の一致を表しているんだ。神は全ての人に愛をもたらす。僕たちにとってはいい名前だと思っているよ。
CP:モザイクはカントリーミュージックやゴスペルミュージックで有名なナッシュビルを拠点としていますが、そこはあなた方の文化や歴史にどう適しているのですか。
マーティン:僕たち皆が面白く思っているのは、僕たちが南部のゴスペル風ではないということなんだ。でも僕たちはまるでそのスタイルのように多くのハーモニーと使うボーカルグループなんだ。実際にこれらのジャンルとは異なるんだけど、両方のジャンルが僕たちに影響を与えたのも事実だよ。
CP:あなたはバンドのボーカルであるエミリー・マーティンと結婚しましたが、奥さんと一緒に演奏するのはどんな気分ですか。
マーティン:最高だよ。一緒に音楽について模索したり、全米をツアーで回れるなんて素晴らしいことだ。不思議なことに別のメンバーのパトリックとモリー・ロックウッドも同じように結婚したんだ。バンドの活動では小さなことも、特別なことにも全員が一丸となって取り組んでいるよ。
CP:ブログを続けて書かれているようですが、それは音楽にはどのような影響を及ぼしていますか。
マーティン:神が世界について教えて下さったことを書くのが大好きなんだ。僕たちのサウンドを通じて神の世界を共有することを目指す時、それが音楽と繋がっていくと思うんだ。僕は常に音楽を制作することについてブログに書き記して、僕が学んだことを多くの人と分かち合いたいんだ。神が僕の心の中で何をしているか表現することを本当に楽しんでるよ。
CP:最近初のミュージックビデオ「Live in Victory」をリリースされましたがその撮影はどうでしたか。
マーティン:難しくなかったよ。いつもやっていることをやれば良かっただけだから。だけど楽しくて興奮したよ。パトリックの妹はロサンゼルスに住んでいて、映画制作の学校に通っていたんだ。彼女が最初のアルバムを聴いた時、僕たちのミュージックビデオを制作したがったんだよ。そして、ついに全ての部分が一つの物として形になったんだ。いい経験になったし、曲に新しい息吹を吹き込む独創的な手段だったよ。
CP:あなたにとって「Live in Victory」の意義とは何ですか。
マーティン:僕たちにとって重要な曲だよ。そのメッセージの裏側には神の霊が僕たちをいつでもお救い下さるということが隠されているんだ。勝利を得るためにね。僕たちは人生や罪によって抑圧される必要はないんだ。神によって新しく作られた自由を楽しむことができる。そういう人生の応援歌なんだ。
CP:最新のアルバム「Teach Us」について何か伝えたいことはありますか。
マーティン:アルバムで神は音楽を通して御言葉を伝えるという僕たちのミッションを固めてくれたんだ。多くの人にこのアルバムを聴いてもらって、紛争をなくしたい。音楽に僕たちの思いや感情をどう繋げることができるかを考えるのが好きなんだ。聖書の教えや神の御霊について考えている人々に対するアルバムとなるよう願っているよ。
CP:あなたにとって福音を共有することはどれぐらい重要ですか。
マーティン:僕たちが与えられたものを共有するということは、僕たちの喜びの一部なんだ。キリストから与えられた喜びは他の人にそれを与えるまでは完全じゃないんだ。多くの人を暗闇の中で迷わせたくないと思うんだ。彼らに光を示すことは、一人でそれを持っているよりさらに良いことなんだよ。
CP:クリスチャンになることでのメリットは何ですか。
マーティン:イエスとともに歩み、喜びや平和、良い時と悪い時の自分をコントロールすることができること。信仰は嵐の海のような人生にとって錨のようなものだ。キリストに絶大な信頼を寄せられることが素晴らしいと思うよ。
CP:モザイクの今後の予定を教えて下さい。
マーティン:僕たちはモザイクがフルタイムの宣教グループになるとは思ってなかったんだ。でも、バンド結成以来、僕たちは信仰によって歩んできた。もし神がお許しになるならば、僕たちはツアーの開催やアルバムの制作を続けていきたい。最近、僕たちは神をどう信じるかについて学んだんだ。ツアーを開催している時は、メンバーたちが普段よりも魅力的に見えるんだ。僕たちはメンバーが互いに好きで、ツアーの中で助け合うことを学んだ。それが僕にとって一番大切なことだったよ。
クリスチャントゥデイからのお願い
皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。
人気記事ランキング
-
クリスチャン詩画作家の星野富弘氏死去 頸髄損傷で体不自由に、口にくわえた筆で創作
-
日本基督教団、聖路加チャプレン性加害事件の被害女性に回答書
-
ピアニストでカトリック信者のフジコ・ヘミングさん死去、92歳
-
加藤常昭牧師死去、説教塾を主宰 日本基督教団隠退教師
-
北海道キリスト教書店が2024年度で閉店、店舗営業は10月末まで
-
第48回日本カトリック映画賞に「ただいま、つなかん」 晴佐久神父「『復活』の映画」
-
ハンガーゼロ、沖縄事務所元職員が1200万円以上を横領 内部調査報告書を発表
-
花嫁(6)喜びとは ところざきりょうこ
-
ヨハネ福音書を読む(55)「聖霊が全てのことを教える」―弁護者を送る約束(1)― 臼田宣弘
-
ワールドミッションレポート(4月27日):ケニア 涙の谷を通過するときも
-
クリスチャン詩画作家の星野富弘氏死去 頸髄損傷で体不自由に、口にくわえた筆で創作
-
加藤常昭牧師死去、説教塾を主宰 日本基督教団隠退教師
-
日本基督教団、聖路加チャプレン性加害事件の被害女性に回答書
-
ピアニストでカトリック信者のフジコ・ヘミングさん死去、92歳
-
根田祥一氏に賠償命令、体験談装った匿名ブログの記事拡散で本紙の名誉を毀損
-
小児がんやダウン症の子どもたちに羊の編みぐるみを がん患者の元神学生の思い
-
北海道キリスト教書店が2024年度で閉店、店舗営業は10月末まで
-
第48回日本カトリック映画賞に「ただいま、つなかん」 晴佐久神父「『復活』の映画」
-
ミサ中に祭服に引火、神父が大やけど負い死亡 スペイン
-
キリスト教書店大賞、2024年のノミネート作品発表
-
クリスチャン詩画作家の星野富弘氏死去 頸髄損傷で体不自由に、口にくわえた筆で創作
-
日本基督教団、聖路加チャプレン性加害事件の被害女性に回答書
-
ピアニストでカトリック信者のフジコ・ヘミングさん死去、92歳
-
加藤常昭牧師死去、説教塾を主宰 日本基督教団隠退教師
-
北海道キリスト教書店が2024年度で閉店、店舗営業は10月末まで
-
第48回日本カトリック映画賞に「ただいま、つなかん」 晴佐久神父「『復活』の映画」
-
世界のカトリック信者、1パーセント増加 司祭・修道者・神学生の数はいずれも減少
-
合同メソジスト教会、ユーラシア監督区の離脱を総会で承認 同性愛巡る立場の違いで
-
根田祥一氏に賠償命令、体験談装った匿名ブログの記事拡散で本紙の名誉を毀損
-
キリスト教書店大賞、2024年のノミネート作品発表