Skip to main content
2025年9月10日19時23分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 教会

WCC-「聖霊の力で生まれ変わる私たちに」

2011年6月8日15時09分
  • ツイート
印刷
+
 来週12日に聖霊降臨祭(ペンテコステ)を迎えるにあたって、世界教会協議会(WCC)の8人の議長らの共同メッセージが発表された。聖霊降臨祭に向けて、イエスキリストのうちにある神の御言葉、「神から発せられるエネルギー」である聖霊の力という私たちキリスト者に与えられた神聖なる賜物に感謝し、私たちひとりひとり、そしてそれぞれの教会の成す共同体において、私たちが聖霊の力にあって主に信頼する心を新たにし、聖霊の賜物を祝うことができるように新たな機会が与えられ、世界に正義と平和、希望をもたらすキリストの十字架と復活の証人として恵みを降り注ぐことができるように共に祈るように促している。メッセージの全容は以下の通りである。

 聖霊降臨による革新と聖霊を証しする者へ~「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます(使徒1・8)」―

 聖霊降臨祭は、イースターから50日が経過し、教会に聖霊の力が降り注いだ日を記念してキリスト教会で毎年祝われています。聖書には聖霊降臨祭について、「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます(使徒1・8)」「すると突然、天から、激しい風が吹いてくるような響きが起こり、彼らのいた家全体に響き渡った。また、炎のような分かれた舌が現われて、ひとりひとりの上にとどまった(使徒2・2~3)」と書かれてありますように、主が昇天される前に復活されたイエス・キリストの約束は、聖霊降臨祭の日に「激しい風が吹いてくるような響き」と「炎のような分かれた舌」という二種類の力によって実現しました。

 その力強い風によって状況のすべてが更新されました。新たな環境を作り出し、キリストにあって新たないのちを生み出すエネルギーが与えられました。「激しい風が吹いてくるような響きが、彼らのいた家全体に響き渡り(使徒2・3)」、その後使徒たちは神聖なるエネルギーに満たされ、主が昇天される前「もう間もなく、あなたがたは聖霊のバプテスマを受ける(使徒1・5)」と言われた通りに「バプテスマ」を受けるようになりました。

 もうひとつの力は「炎のような分かれた舌」に象徴されます。これは神による目に見えないエネルギーの証明ともいえるものです。聖霊は「炎のように」働かれますが、他の物を焼き尽くす危険で使い道のないものではなく、温かく、他者を癒し、力づける働きをします。聖霊は三位一体と人間の存在の神秘に関する真実を現すものとして、信じる者たちの上に永遠に留まります。

 聖霊は「みなが一つ所に集まっていた(使徒2・1)」ときに生じました。信仰ある兄弟姉妹たちが120名ほど集まって共に祈っている中に生じ(使徒1・15)、教会の中の人々の集まりを三位一体の神による集まりへと変移させました。激しい風は「人間的な力」によって生じたのではなく「天の父による働き」によって生じました。そして炎のような分かれた舌がひとりひとりの上に留まりました。

 聖霊によって「イエスが主である(Ⅰコリント12・3)」ことが人類全体に示され、主の恵みとともに人類全体の心の中に主が住まう世界が開かれました。聖霊はキリストの救いの働きを時空を超えて継続させ、キリストの神性が人間的な考えでは到底理解できない方法で「思いのままに吹く風(ヨハネ3・8)」のように働かれることを可能にさせました。
 
 使徒たちが聖霊降臨祭の日に受けた聖霊の賜物は、彼ら自身の霊的な個人的成長のためだけに起こったのではありません。個人的な啓蒙、彼ら自身が聖霊による恍惚状態に浸る意味で生じたのではなく、救いの福音が「人の住む全地(エクメーネ)」にまで伝わり、世界を変遷させる働きを続けるために生じたのです。「しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります(使徒1・8)」と書かれてある通りです。

 それまで世の権勢に恐れおののいていた弟子たちは、聖霊を受けて以来勇気ある使徒たちに転換され、キリストの使命を受け継ぐ者たちとして世に遣わされるようになりました。それ以後使徒による初代教会が形成されるようになりました。
 
 信仰あるそれぞれの使徒たちが聖霊の宮となり、それぞれの人格が彼らに下った聖霊の賜物によって成熟するようになり、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、
柔和、自制という聖霊の実を結ぶようになりました。彼らに与えられた聖霊の賜物により、世の人々の人間性の継続的な革新に貢献していくようになりました。
 
 毎年の聖霊降臨祭によってれぞれの教会の共同体、そして私たちキリスト者それぞれが聖霊の力に依り頼み、私たちすべての魂が聖霊の力に満たされる新しい機会が与えられます。聖霊の力が私たちの上に降り注がれ、すべての汚れから私たちを清めてくださるように、私たちの勇気と決心を強めてくださるように、教会を新たにし、新たな息をを加え力づけてくださるように願います。今日の苦しみに満ちた世の中において、私たちに聖霊の力を与え、十字架の死と復活により現れた義、平和と希望の証人とならしめるように願います。

 
アルバニア正教会 アナスタシオス主座主教
フランス領ポリネシアマオヒプロテスタント教会  ジョン・タロアヌイ・ドゥーム氏
ナイジェリアベニンメソジスト教会  シモン・ドッソー博士
インドネシアプロテスタントクリスチャンバタク教会 ソリトゥア・ナババン博士
キューバ長老改革教会 オフェリア・オルテガ博士
エチオピア正教会 アブネ・パウロス総主教
米合同キリスト教会 バーニス・パウエル・ジャクソン博士
英国国教会 メアリー・タンナー博士
以上WCC議長8名による共同メッセージ

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 新しい発見 佐々木満男

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • ワールドミッションレポート(9月10日):シリア アラウィ派に吹く御霊の風

  • 2024年の聖書頒布統計発表、デジタル版が印刷版を初めて上回る

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(243)聖書と考える「世界の果てまでイッテQ!」

  • イエス様は何を祈ってくださるのか 菅野直基

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 2024年の聖書頒布統計発表、デジタル版が印刷版を初めて上回る

  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(230)「善き隣人」を支えたい 広田信也

  • 新しい発見 佐々木満男

  • イエス様は何を祈ってくださるのか 菅野直基

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

  • 2024年の聖書頒布統計発表、デジタル版が印刷版を初めて上回る

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.