「人生変えられた」 ティーンチャレンジ沖縄

2006年1月30日09時08分 印刷
+会場の嘉手納アッセンブリー教会にはおよそ50人の参加者が集まった
会場の嘉手納アッセンブリー教会にはおよそ50人の参加者が集まった。

麻薬・薬物、アルコールその他の依存症の更正、リハビリ、社会復帰を援助することを目的とする非営利団体「ティーンチャレンジ・インターナショナル・ジャパン」(木崎智之エグゼクティブディレクター)が主催する「ティーンチャレンジ・ジャパン沖縄大会」が今月17日、沖縄・嘉手納アッセンブリー教会(池原信徳牧師)で行われ、県内各地から50人以上の参加者が集まった。

「ティーンチャレンジ・インターナショナル」は、現在、世界80カ国以上に450余りのセンターを持つ超教派の団体である。更生率85%という驚異的な実績を持つことから、しばしば大学の研究対象にもなり、オーストラリアの裁判所では、ティーンチャレンジで更生することを条件に執行猶予がついて釈放されることもある。世界的、社会的にも認められているミニストリーである。

大会では、まずこれまでティーンチャレンジの日本での運動を導いてきた一人であるマルコム・スミス師(ティーンチャレンジ・西オーストラリア)が、同ミニストリーの概要を説明した。その後、ティーンチャレンジによって救われ、今ではメディアでも取り上げられて注目を集めているオーストラリアのジェイドさんの証(あか)しを、昨年末オーストラリア全土に放映されたインタビューの映像で紹介。また今回の沖縄大会開催のきっかけともなった、同じくティーンチャレンジの働きによって救われた沖縄在住の山城テモテさんが、「人生が変えられた」体験を証(あか)しした。

ジェイドさんは16歳のとき、西オーストラリア州の陸上競技大会で優勝するほどのランナーだった。国際大会でもメダルを取り、将来はオリンピック出場も夢ではないと思われていた。ところが大学進学のために陸上をあきらめ、退屈しのぎに行ったパーティでドラッグに手を出したのをきっかけにヘロイン中毒に。万引きした品物を売って、一日数万円分のヘロインを買っていたがついに警察に逮捕され、裁判所で迫られて仕方なくティーンチャレンジのリハビリセンターである「グレイス・アカデミー」に入学した。その後ジェイドさんは自力で麻薬をやめ最初3ヶ月でセンターを飛び出したが、その日からまたヘロインに戻り、ティーンチャレンジへと戻った。

その後ジェイドさんはティーンチャレンジの働きで本当に救われ、一年でプログラムを卒業、続けて一年間のスタッフトレーニングを受けた。その間、西オーストラリア州の中学と高校をまわり、自身の体験を交えた薬物乱用防止セミナーを始めた。今ではオーストラリア全土で薬物乱用防止セミナーを開催し、自身の証(あか)しを本として出版している(近日日本語で出版予定)。

また山城テモテさんは、アメリカ人の父と沖縄出身の母との間に生まれたハーフであることを理由に幼いときから偏見と差別を受けてきた。その不安と憤りから逃れるために15歳のときに覚せい剤に手を出した。その後はドラッグ漬けの毎日を送り、担当医からは「あなたは30歳まで生きられない」と宣告されていた。

ティーンチャレンジの働きによってドラッグから解放されたのは28歳のときである。山城さんは「ティーンチャレンジで聖書を学び、聖霊様の助けを頂いてそれを実践することで、鎖がひとつずつ取れていき、何がよいことで何が悪いことなのかを見分けることができるようになった」と話し、入学した翌日、禁断症状から心停止してしまうほどのどん底の状態から、今ではそのスタッフを任されるまでに自分の人生が変えられたことを証(あか)しした。山城さんはこれから沖縄でスタッフとして働きたいと話している。

今回の沖縄大会同日午後4時半からは、地域の牧師を対象とした「ティーンチャレンジ・ジャパン」の働きに関する説明会が行われた。現地の教会で、同ミニストリーと同じ働きに重荷を持つ、または関心がある牧師らが集まった。

「ティーンチャレンジ・ジャパン」では現在、沖縄に24時間対応の専用施設の設置を計画している。沖縄ではアルコール依存症などで悩む人々が多く、地元牧師からも賛同を得ている。

エグゼクティブディレクターの木崎智之さんは、「沖縄は気候的にも恵まれ、本土に比べてクリスチャンの人口も多く、大きな教会もたくさんある。地元の牧師たちともよく連携し、早く施設を立てて、実績を出していきたい」と、これから沖縄で新しく始まろうとしている働きへの希望を語った。

「ティーンチャレンジ・ジャパン」では、センター購入、スタッフ育成、リハビリのミニストリーのために、随時献金を受け付けている。詳しくはホームページ(http://www.teenchallengejapan.com/)まで。

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