イギリスの国民的作家チャールズ・ディケンズ(1812-1870)の名作「クリスマス・キャロル」が、東京都文京区の三百人劇場で今月16日から上演されている。
会場は連日満席、これまでの7回の公演で延べ1800人余りが来場した。劇団昴での同作品の公演は、今年で15年目を迎える。
この舞台の原作となったディケンズの作品のテーマは、キリスト教教理の根幹を成す「愛」と「ゆるし」にある。劇団昴の舞台では、キリスト教を普遍的な人類愛を説くものとして強調している。
劇団昴は15年前、この舞台を上演するにあたり、キリスト教を大きなテーマとする本作品を日本の観客が受け入れるだろうかと悩んでいたという。
しかし、舞台の焦点を「人の心の真実を追い求める姿」「人間の本質を求める普遍性」に合わせることで、多くの日本人に感動を与えてきた。
上演は今月25日まで。今公演が、劇団昴での「クリスマス・キャロル」最後の公演となる。
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