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ワールドミッションレポート

ワールドミッションレポート(1月3日):オランダ 主よ、もう一度立ち上がってください(3)

2025年1月3日13時19分 執筆者 : 石野博
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関連タグ:オランダ

モラビアの宣教師一団と同船になり、彼らから大きな影響を受けたのがジョン・ウェスレーだった。やがて彼が英国で最も偉大な宣教者となったのは言うまでもない。福音を説くために、彼は馬に乗って通算で30万キロにも及ぶ旅をしたのだ。(第1回から読む)

1940年代、オー教授は彼の教え子たちを連れて、ジョン・ウェスレーが住んでいた家を訪ねた。学生たちは家を見学し、リビングルームやダイニングルーム、そしてウェスレーが読んだ美しい本が並ぶ書斎を見て回った。最後に、彼らはウェスレーの寝室にも案内された。その部屋の中を歩いていると、ある学生がベッドの側にあるカーペットに、2つのくぼみがあるのを見つけた。

オー教授は、そのくぼみは、ウェスレーが毎日何時間もひざまずいて、リバイバルを求めて祈った場所だと説明した。学生たちはその神聖な場所に感銘を受け、誰一人言葉を発せず、静まりかえってしまった。ジョン・ウェスレーはその場所でしばしば神と出会ったのだ。

一行がウェスレーの家を出てバスに乗り込もうとしたとき、オー教授は一人の学生がいないことに気付いた。彼は家の中に戻り、その学生を隅々まで探し回った。そして最後にウェスレーの寝室に入ってみると、ベッドの脇で頭を垂れ、ひざまずいて祈っている学生の姿があった。その学生はこう祈っていた。

「主よ、あなたがかつてなさったことを、もう一度、私たちの時代にしてください。ここに私がいます。私を遣わしてください」。教授はその学生に優しく触れて、出発の時間だと告げると。その学生はカーペットのくぼみから立ち上がった。この時祈っていた学生こそは、かのビリー・グラハムなのである。

ノースカロライナ出身で、一介の農家に生まれた無名の彼は、後に私たちの世代で最も偉大な伝道者の一人となったのだ。そして私たちはただこう結論付けるより他にないだろう。神は彼を用いて、もう一度それをなさったということだ。神は、ひざまずくことをいとわない、普通の人々の祈りに応えてくださるのである。

毎年6万3千人ものキリスト者が集うオランダの「オプウェッキング(リバイバル)」で、ルーベン・フラッハは会衆にチャレンジして、リバイバルは世代に引き継がれ、継続することを力説した。

聖書は言う、「主はその御目をもって、あまねく全地を見渡し、その心がご自分と全く一つになっている人々に御力をあらわしてくださるのです」(2歴代誌16:9)と。

主は今も、全世界をあまねく見渡して、滅びゆく魂のために、砕かれたくずおれた心でひざまずき、涙を流して祈る者を探しておられる。「だれを遣わそう。だれが、われわれのために行くだろう」と言われる主は「ここに、私がおります。私を遣わしてください」(イザヤ6:8)と従順して自分を差し出す者を探しておられるのだ。

若い人たちよ、もしあなたがそう願うのなら、もしかしたら、それはあなたかもしれない。ツィンツェンドルフ、ウェスレー、グラハム、そして今の世代にも、もちろん主は同じことができる。

若い世代のために祈ろう。またオランダの霊的復興のために祈っていただきたい。

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■ オランダの宗教人口
プロテスタント 18・3%
カトリック 25・7%
ユダヤ教 0・2%
イスラム 5・5%
無神論 46・9%

◇

石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。

※ この記事は、石野博牧師の「ワールドミッションレポート」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:オランダ
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