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世界宣教祈祷課題

世界宣教祈祷課題(8月17日):インドネシア

2023年8月17日10時24分 執筆者 : 奥山実
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関連タグ:インドネシア

ドイツの宣教学者にして、家の教会運動の提唱者ヴォルフガング・シムソンは、ある年インドネシアを訪れ、イエスの信者グループに重要な洞察を教えた。

彼はこう訴えた。「神の国では、人々は互いに革命的なライフスタイルを共有しています。第一に、食卓を囲むことは共同体の中心的な要素の一つでした。第二の要素は、本気で分かち合うこと、つまりコイノニアです」

シムソンは、イエスと若い金持ちの指導者とのやりとり(ルカ18章)や、ザアカイとの話(ルカ19章)を用いて、これを説明した。

「金持ちとは、余剰金を持っていながら分かち合おうとしない人のことです。その結果、彼のお金は彼を益しませんでした。それどころか、そのお金は、彼に敵対することになるのです。彼がお金を強く握りしめるので、彼がお金を所有しているのではなく、お金が彼を所有するようになるのです」

「この点で、新約聖書は旧約聖書とは異なります。主イエスは革命的な新しい視点を持ち込みました。イエスの考えでは、金持ちでも御国の市民にはなれますが、神と富に仕えようとする二心の者はそうではない。誰も困窮しないことが、王国のライフスタイルの一部なのです」

「第三に、彼らは、使徒たちの教えを実践したことです。信者は外に出て、この世界に対して神のウイルスとなり、教会を植え、キリストの香りとなり、敵の動きを崩壊する御国のセルグループを、敵陣の中で開始したのです。そして、それはすでに起こっています。今では、テロリストでさえキリストのもとに来て、神の国の最も熱烈な教会開拓者の一人になっています」

「第四で最後のことは、祈ることです。私たちは神にメッセージを送り、神は私たちにメッセージを送ります。これは預言と呼ばれています。だから、自分の家に人を招いたとき、重要なのは、その人たちに向かって預言するかどうかではなく、何を預言するかなのです。結局のところ、私たちは彼らと主の言葉を分かち合うように召されているのです」

シムソンは、自分が教えたことがインドネシアでどのような実を結んだのかを、1年後に再訪したときに発見することになる。彼はジャカルタに住む華僑の中国人家族のランチに招かれた。それまで知っていた教会とはあまりにも違っていたため、彼らはシムソンが教えたことを消化するのに4カ月もかかったという。しかしその後、彼らはそれを単純に実践し、何が起こるか見てみることにした。

華僑の家族は家を解放して、ビュッフェを準備し、見知らぬ人を招待した。彼らはしゃれを効かせてうそぶき「私たちは結婚式を予定していたのですが、花婿の到着が遅れています。用意していた料理が無駄になってはいけない。さぁさぁ、あなたもここに来て一緒に食べてください」

最初に来たのは一人の女性だった。グループの預言者たちはすぐに彼女のために言葉を受け取った。「これは主からの言葉です。あなたはあなたの息子を失いました」

するとその女性は泣き出し、泣き崩れて言った。「8年前、ジャカルタの市場で、私は自分の息子デイブとはぐれて、彼はいなくなったままなのです。息子は4歳でしたが、それ以来、私は狂ったように息子を探しています」

彼らは、保証して彼女に告げた。「今日、神はあなたの祈りに答えられました。ジャカルタのナショナル・モニュメントに行けば、大きな木の下で、あなたは息子を見つけることができるでしょう」

彼女はどう考えたらいいのか分からなかったが、バスに飛び乗ってナショナル・モニュメントに直行した。もう12歳になっているはずの男の子を探し回ると、彼女はその年齢に見える男の子を見つけ「デイブ?」と声をかけた。男の子は「ママ!」と答え、何と彼らは8年ぶりに再会を果たしたのだ!

彼女が家の教会に戻ってきて自分の話をすると、この良い知らせはウイルスのように広がった。その日以来、この華僑のイエスの信者たちは、彼らのオープンキッチン(食事を共にする活動)を通して、毎月1つの家の教会を建てることができるようになった。彼らの台所は、教会開拓のセンターになったのだ。

「どうしてそうなったのですか?」とシムソンが感嘆をもって尋ねると、彼らは「『御国の原則に従って、家を開け、台所を開け、冷蔵庫を開けなさい』と教えたのは、あなたではなかったですか?」と答えたのだ。

ハレルヤ! 主イエスは言われた。「与えなさい。そうすれば、あなたがたも与えられます。詰め込んだり、揺すって入れたり、盛り上げたりして、気前良く量って懐に入れてもらえます。あなたがたが量るその秤(はかり)で、あなたがたも量り返してもらえるからです」(ルカ6:38)

これが神の国の経済原則だ。ここには、見える見えないにかかわらず、何十倍、何百倍の結果が伴う。確かに「受けるよりも与える方が幸いである」と、主イエスご自身が教えた言葉(使徒20:35)は真実だ。たゆまず御言葉に従って進もうではないか。

インドネシアで起きている家の教会運動が、御国の経済学に従って主の御言葉に忠実に歩むとき、それは考えられないような実を結ぶ。

今や、中国、韓国と並んで、アジアの福音主義をけん引する大きな力となっているインドネシアだが、同国がモデルとなり、さらなる霊的祝福をアジアと世界にもたらすよう祈っていただきたい。

■ インドネシアの宗教人口
イスラム 80・3%
プロテスタント 10・8%
カトリック 3・1%
儒教 0・9%
仏教 0・4%
ヒンズー教 1・3%

※ この記事は、世界宣教センター所長の奥山実牧師のフェイスブックに掲載された「世界宣教祈祷課題」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:インドネシア
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