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【イースターメッセージ】死んでも生きる! 有賀喜一

2022年4月17日05時55分 執筆者 : 有賀喜一
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関連タグ:イースター(復活祭)有賀喜一

イエスは彼女に言われた。「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです。また、生きていてわたしを信じる者はみな、永遠に決して死ぬことがありません。あなたは、このことを信じますか。」(ヨハネの福音書11章25~26節)

皆さん! ハッピー・イースター! キリストの復活を心からお祝いいたします!

今から36年前、私はまず、エジプトのカイロで世界の七不思議の一つであるピラミッドを見、エジプト考古学博物館でそのピラミッドの中身・ツタンカーメンの金の棺桶(かんおけ)の輝きに圧倒されました。永遠に生きることを託した埋葬の壮大さでした。

それから1週間後、私は聖地イスラエルのエルサレム郊外、ゴードンの丘にあるイエス・キリストの墓に立ちました。簡単な横穴方式の墓でした。しかも中は、空っぽでした。エジプトのピラミッドとは比較にならないほど貧弱な墓でした。しかし、そこに集まっていた2千人のクリスチャンは、「イエス・キリストは、実によみがえられた! 再び死ぬことはない!」と、キリストの復活の感動で爆発していました。

何というコントラストでしょう! ピラミッドの規模、埋葬品の金飾りのきらびやかさと、質素な横穴の、しかも空っぽの墓です。片やミイラ、こちらは復活です。今日は、無から有を創造される真の神が創られた日なのです!

クリスチャン作家の三浦綾子さんは、「毎日が感動です!」と言いました。その理由は、「私の不可能を、キリストが可能にしてくださった」からです。運命と罪と死の中から、キリストの十字架と復活は、解放、赦罪、永遠のいのちへの大逆転を与えてくださるのです!

世界のベストセラー、聖書はこう言っています。「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです。また、生きていてわたしを信じる者はみな、永遠に決して死ぬことがありません。あなたは、このことを信じますか」

私は1933年、福島県白河市に禅宗の曹洞宗の家に生まれました。物心ついたときから、母のそばに座らせられて、長いお経を唱えさせられました。難行苦行の毎日でした。私が12歳の時、親友の一人が一晩の病気で突然亡くなりました。仏教の葬式に出てお坊さんの言うことを聞きました。「この子はこれから長い旅路に就きます」と。私はお別れの時、「どこに行くのですか」と聞きましたが、返事はありませんでした。やはり死んだのだと思いました。

その時、私の心の中の声が起こりました。「お前が死んだらどこへ行くのか」と。とっさに答えました。「天国だ!」 次の瞬間、「それならお前は、うそをついたことも、けんかをしたこともないというのか」と反問されました。この心の声に、私は自分の非を認めざるを得ませんでした。「それならお前は地獄行きだ!行くか?」 もちろん行きたくない。何とかしなければならない。私は翌日から、朝4時半に起きて神社の境内を掃き清め、夕べには禅寺で禅問答の修行を2年間励みました。お坊さんも神主さんも褒めてくださったので、「天国への道はどれくらい進めたでしょうか」と聞いたら、答えが振るっていました。「否、答えは死んでみなければ分からない」。「それはないでしょう!」と何度粘っても答えは同じでした。

ついに出した私の結論は、「死んで分かるのなら、死んでみよう!」だった。1947年12月初め、私は遺書を書き、真夜中、終列車に真っ向から飛び込んだ! 今思えば、真の神はすべてを知っておられ、私の身長を飛び込んだレールの間に体がはまるように抑えて生んでくださったのでした。何という神の知恵でしょうか! しかしながら、当時の私には、死神からも嫌われたという絶望しかありませんでした。

その年の大みそかの夜、私はお寺に向かって急いでいました。ところがある街角で、突然、クリスチャンの上級生に会い、押し問答の末、背負い投げ一本で負け、無理やり教会へ連れていかれました。そこで初めて、スウェーデンから来た宣教師を通して、イエス・キリストの奇跡の降誕、罪なき生涯、それ故に罪ある人間の身代わりとして、十字架でいのちを捨て、葬られ、3日目に死人のうちよりよみがえり、真の救い主、人生の主となられたこと、さらに、自分の罪を認め、悔い改め、信仰によってイエス・キリストを受け入れるならば、即座に、完全に罪を赦(ゆる)し、永遠の命を与えて、神の子としてくださることを聞いたのです!

これこそ、私にとって「喜びの知らせ」でした。その夜、徹底した悔い改めと、イエス・キリストを受け入れる信仰によって、紛れもない救いにあずかったのです。75年前のことです。迫害もあり、試練もありましたが、今は全家族がクリスチャンとなりました。「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます」という聖書の言葉が成就しました! ハレルヤ!!!

1. 死んでも生きる――偉大な事実です!

イエス・キリストの十字架と復活は、聖書の預言(詩篇16:10、11)であり、歴史的な事実として聖書(マタイ28:5~6、マルコ16:6、ルカ24:6~7、ヨハネ20:19~20)に記録されています。また、イエス・キリストご自身が宣言されました(ヨハネ11:25)。その通りに、イエス・キリストはよみがえられたのです! キリストの超自然性の主張です! 聖書の確実性の主張です! 信じる者の無限のいのちの期待性の主張です!

2. 死んでも生きる――偉大な力です!

死ぬとは、裁きであり、生きるとは、赦しです。死ぬとは、終わりであり、生きるとは、始まりです。死ぬとは、別離であり、生きるとは、再会です。権力も、科学も、芸術も、社会も、国家も、どんな力も、イエス・キリストの復活の力に及ぶことはできません!

「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました」(2コリント5:17)。作り話でもない、瞑想でもない。しっかりイエス・キリストに出会って、聞いて、納得して、受け入れて、キリストが言われたように、私の人生に大きな変革がもたらされたのです。

3. 死んでも生きる――偉大な救いです!

  1. 即座の赦し、完全な赦し、永遠の赦しです。これは、無差別、無条件、無代価というどんな宗教も約束できない、イエス・キリストだけが与えてくださる赦しです。
  2. 自己中心から、キリスト中心の生活と行動への素晴らしい転換です。
  3. 私の父は、喉頭がんの末期で、余命3カ月と宣告されましたが、奇跡的に癒やされ、結果として、救われました! ハレルヤ!
  4. 試練は地上生涯において常に付きまとうものです。それは裁きではなく、それによって成熟し、まっとうするためです。神は最善をなさいます。私の信仰生活75年で実体験してきました。
  5. 現在住んでいるこの地球、宇宙はあまりにも汚れ、退廃しており、破滅そのものです。しかし、神は完全な新しい天地を用意しておられます。このような完成を約束しておられます。ここに確かな希望があります。

これほどの確かなイエス・キリストの十字架と復活の故に、あなたも自分を真剣に見つめ直してください。罪を悔い改め、イエス・キリストを信じ、無限の恵みによって驚くような救いにあずかってください! 心から祝福いたします!

◇

有賀喜一

有賀喜一

(ありが・きいち)

1933年福島県出身。関西聖書神学校卒業、米フラー神学大学院留学。名誉神学博士。リバイバルミッション顧問、アジアンアクセス・ジャパン大使。

関連タグ:イースター(復活祭)有賀喜一
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