【新刊】 ヨーロッパの改宗―コンスタンティヌス大帝の生涯 （Ａ・Ｈ・Ｍ・ジョーンズ）

世界の歴史を決定づけた大帝の生涯。「天空の十字架」の幻を見て、キリスト教に改宗したローマ皇帝コンスタンティヌス。ここから、以後１６００年以上にわたるヨーロッパ世界のキリスト教化が始まった！誕生以前から死後の評価まで、大帝の生涯と当時の教会史を生き生きと描いた名著。 （購入する）

帝国の危機 ／ 改革者ディオクレティアヌス ／ 異教とキリスト教 ／ 大迫害 ／ ガリアの皇帝 ／ コンスタンティヌスの改宗 ／ ドナトゥス派論争 ／ リキニウスに対する「十字軍」 ／ アレイオス派論争とメリティオス派論争 ／ ニカイア公会議 ／ 公会議後に ／ エルサレムの大教会会議 ／ 「教会の外の人々のための司教」 ／ 教会関連以外の政策 ／ コンスタンティヌスの受洗 ／ 歴史におけるコンスタンティヌスの位置。

【訳者紹介】

戸田聡（とだ・さとし）：１９６６年、北九州市生まれ。９５年、一橋大学大学院修士課程修了、同博士課程中退。０６年、オランダ・ライデン大学より文学博士号を授与される。現在、一橋大学他非常勤講師。古代キリスト教史、東方キリスト教文学が専門。

【著書・訳書紹介】

▽ 「解読ユダの福音書」 （税込２，５２０円、教文館）

▽ 「キリスト教修道制の成立」 （税込５，７７５円、創文社）

▽ 「修道院の歴史―砂漠の隠者からテゼ共同体まで」 （税込２，９４０円、教文館）

▽ 「ユダの秘密―「裏切り者」とその「福音書」をめぐる真実」 （税込２，９４０円、教文館）