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榮義之牧師「希望の声」(15)・・・愛の奇跡と信仰の奇跡

2008年10月9日19時23分
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榮義之牧師+
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(愛は)すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。愛は決して絶えることがありません。(1コリント13:7、8)



 イエス・キリストは変わりない愛をもって、あなたを愛してくださいます。太陽の届かない世界があっても、神の愛が届かない世界はありません。今日、あなたの心を、イエス・キリストの愛の光が、照らしてくださるように祈ります。愛の中にいる人は光の中を歩むことができます。愛の光に導かれる人は幸いです。イエス・キリストはいつも愛を与えてくださいます。



 こんな愛の奇跡が聖書に記されています。



ところで、十二年の間長血をわずらっている女がいた。この女は多くの医者からひどいめに会わされて、自分の持ち物をみな使い果たしてしまったが、何のかいもなく、かえって悪くなる一方であった。彼女は、イエスのことを耳にして、群衆の中に紛れ込み、うしろから、イエスの着物にさわった。「お着物にさわることでもできれば、きっと直る。」と考えていたからである。すると、すぐに、血の源がかれて、ひどい痛みが直ったことを、からだに感じた。・・・・・・そこで、イエスは彼女にこう言われた。「娘よ。あなたの信仰があなたを直したのです。安心して帰りなさい。病気にかからず、すこやかでいなさい」  (マルコ5:25−34)



 この婦人は十二年間も出血を伴う病気をわずらっていました。彼女の病気は、良くなるどころか、ますます悪くなる一方でした。その顔は苦痛と悩みにゆがみ、体もやせ衰えていました。もうお金もすっかり使い果たしてしまい、絶望のどん底にいたのです。彼女はいやしを求め、健康になることを願っていました。女性ですから、美しく輝き生きる日々を、幾度も思い願ったことでしょう。しかし、長血は彼女の人生をむしばみ、苦しみの中をもがいていました。



 今日、同じような肉体的な苦しみの中に生きている人がいるかもしれません。また肉体的苦しみでなくても、精神的にもっと大きな苦痛をもっている人もいます。何十年来、罪の重荷に捕らえられている人、悪い習慣から逃れられない人、自分の弱さ、経済的な重圧、いろんな苦痛があなたを苦しめていませんか?



 愛の奇跡・信仰の奇跡を体験する秘訣の第一は、「彼女は、イエスのことを耳にして」ということばにあります。



 イエス・キリストのことを聞いた。彼女はそれまでやれることは何でもやってみました。しかし、何のかいもないばかりか、ますます悪くなる一方だったのです。もしかしたら、あなたも、イエス・キリスト以外のものは、すべて試してみたかもしれませんね。そこで、あなたの今日の人生はいかがですか?幸せに胸踊らせるような一日ですか?長血の女のように、血が流れる―生命が流れるような経験をしていませんか?「彼女はイエスのことを耳にし」、そおうです!まず、聖書のことばに耳を傾けるのです。



 第二は、「お着物にさわることでもできれば、きっと直る」と考えていた点にあります。



 ここには大切なことが二つあります。



 一つは、心の中で思っていた、考えていたということです。あなたの考えがあなたの人生を形成します。考えは生活全体に影響を与えます。あなたがいつもいつも「自分はダメだ。病気があるし、弱いし・・・・・・」と思っているなら、あなたの人生は決して幸福になりません。長血をわずらっていたこの婦人は、「きっと直る」「イエスさまの着物のふさにでもさわれば、きっと直る」と心の中で思った時、信仰が内側からわき上がってきたのです。



 二つ目は、彼女がそれを言葉に出して言ったということです。いつも「イエスさまに出会ったらきっと直る」と言いつづけたのです。あなたはいつも、自分がどんなに苦しんできたかを語っていませんか?運が悪かったと神を呪い、自分の運命を呪い、自分を惨めにしていませんか?どうか、信仰のことばを、イエス・キリストを信じて、口に出してみましょう。



 第三は、彼女は信仰を行動に移したことです。



 信仰の手を伸ばして、イエスの御衣のふさに触った時、彼女は自分の体に変化が起こったことに気づきました。イエス・キリストはご自分に触れる者をいやしてくださいます。



 イエス・キリストを信じて、歩みだしてください。座っていて何もしないと、滅びてしまいます。行動を起こしましょう。そして、イエス・キリストの愛の奇跡・信仰の奇跡を、是非体験なさってください。



(C)マルコーシュ・パブリケーション




◇



榮義之(さかえ・よしゆき)



 1941年鹿児島県西之表市(種子島)生まれ。生駒聖書学院院長。現在、35年以上続いている朝日放送のラジオ番組「希望の声」(1008khz、毎週水曜日朝4:35放送)、8つの教会の主任牧師、アフリカ・ケニアでの孤児支援など幅広い宣教活動を展開している。



 このコラムで紹介する著書『希望の声』(マルコーシュ・パブリケーション)は、同師がラジオ番組「希望の声」で伝えたメッセージをまとめた珠玉のメッセージ集。放送開始25年を迎えた98年に、過去25年間伝え続けたメッセージの中から厳選した38編を紹介している。

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