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榮義之牧師「希望の声」(5)・・・可能性は限りがない

2008年8月1日23時35分
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榮義之牧師+
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神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行なわせてくださるのです。  (ピリピ2:13)



 ギリシヤに、デモステネスという演説家志望の青年がいました。最初に人前で演説した時には、彼はすっかりやじり込められました。耳障りな力のない声、冴えない風貌・・・・・・。結局、話半ばで退場を余儀なくされてしまったのです。しかし、デモステネスは失望しませんでした。夜を日に継いで練習しました。社会の渦に巻き込まれないために、頭を半分剃りました。どもりを克服するために、小石を口に入れて話しました。声量を増すために、エーゲ海の怒濤に挑戦しました。肩の見苦しい動きは、吊り下げられた抜き身の剣の下に立つことによって、矯正しました。顔の歪みは、鏡の前で練習しながら直しました。次に彼が公衆の面前に立った時、彼の演説はギリシヤの全国民を揺り動かしたのです。



 ある人は成功し、ある人は失敗します。ある人はつまらない、単調で退屈な一生を送るのに、ある人は充実した一生を送ります。なぜでしょうか?



 デモステネスは、最初の演説には失敗しましたが、二度目は成功し、雄弁家デモステネスの名をほしいままにしました。そうです。デモステネスの成功は、彼が「目標」をしっかり定め、その目標達成のために、「行動」を起こした結果なのです。頭を剃って社交界から身を避け、どもりを克服するために小石を口に含みました。人が本当にやる気になれば、どんな努力も惜しむことなく、必ず目標を達成できるのです。



 人間は神のかたちに型どって造られています。神の創造の最高傑作なのです。



 神は、「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ」(創世記1:28)と言われました。つまり、神によって人は、地球を従わせ、統治し、人類の利益のために活用する支配権が与えられているのです。また支配する能力も与えられているのです。ですから、人間一人一人には、無限の可能性、無限の豊かさが内蔵されており、潜在しているのです。



 しかし、現実には、多くの人々はこのような豊かさを認めません。まるで自分だけ豊かさが与えられていないかのように思っているのです。



 こんこんとわき出る泉の水を、スプーンで汲み上げたり、ザルですくう人がいるでしょうか?バケツやひしゃくで汲めば、いくらでも必要な水を得ることができます。



 音楽は一オクターブ八音階です。それだけの音から、すばらしい音楽がたくさん生まれます。人が限界を感じるところに、音楽家は豊かさを見いだしているのです。



 また、アルファベットは二十六文字、イロハは四十八文字です。詩人や作家は、不自由を感じるどころか、かえってその豊かさに驚いています。



 私たちはともすると、自分には何の力も才能もないと思ってしまいます。けれども、あなたは限りない可能性と祝福をもって生まれているのです。



 イエス・キリストがあなたの人生を訪れる時、どんな人でも新しく生まれ変わり、限りない幸福を生きることができるのです。あなたの三原色を、イエス・キリストにまかせてみませんか?あなたの八音階を、イエス・キリストにゆだねてみませんか?あなたの二十六文字、四十八文字を、イエス・キリストに献げてみませんか?すばらしい人生が織り上げられ、妙なる調べが奏でられ、偉大な人生が綴られていくのに、驚かれることでしょう。そして、人生は無意味なものではなく、目的のあるものとなるのです。目標に向かって、目標をもって、力強く生きる力が与えられます。



 あなたの人生が幸福になれば、世界はそれだけ明るくなります。あなたが喜ぶなら、世界はそれだけ希望に輝くのです。



 どうか、神によって与えられた生涯を、むだにしないでください。



(C)マルコーシュ・パブリケーション




◇



榮義之(さかえ・よしゆき)



 1941年鹿児島県西之表市(種子島)生まれ。生駒聖書学院院長。現在、35年以上続いている朝日放送のラジオ番組「希望の声」(1008khz、毎週水曜日朝4:35放送)、8つの教会の主任牧師、アフリカ・ケニアでの孤児支援など幅広い宣教活動を展開している。



 このコラムで紹介する著書『希望の声』(マルコーシュ・パブリケーション)は、同師がラジオ番組「希望の声」で伝えたメッセージをまとめた珠玉のメッセージ集。放送開始25年を迎えた98年に、過去25年間伝え続けたメッセージの中から厳選した38編を紹介している。

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