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榮義之牧師「希望の声」(4)・・・神のかたち

2008年7月24日19時56分
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榮義之牧師+
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その教えとは、・・・・・・またあなたがたが心の霊において新しくされ、真理に基づく義と聖をもって神にかたどり造り出された、新しい人を身に着るべきことでした。  (エペソ4:22−24)



 こんな話があります。



 ある冒険好きな少年が山に登って、ワシの巣を見つけました。彼は巣から卵を一つ取り出すと、持ち帰って、養鶏場で巣ごもりをしているにわとりに、その卵を抱かせました。やがて、数羽のヒヨコといっしょに、一羽のワシがかえりました。



 子ワシはヒヨコの中で大きくなりました。ですから自分がヒヨコ以外のものであるとは、夢にも思いませんでした。しばらくは満足して、普通のにわとりのように生活していました。



 ところが、成長するにつれ、体の中に奇妙な感覚が渦巻いてきました。一度ならず、子ワシは考えました。「オレには、にわとり以上のものがあるに違いない!」



 ある日のこと、大きなワシが養鶏場の上を飛んでいきました。それを見た時、子ワシは翼に不思議な新しい力を感じました。胸がドキドキしました。大きなワシが飛び去った時、「オレは大空を飛ぶ。高く舞い上がるのだ」。子ワシは一度も飛んだことはありませんでしたが、力と本能が体にみなぎりました。子ワシは翼を広げました。そして力強くはばたき、小高い丘の頂に登りました。子ワシは偉大な自分を発見したのです。



 聖書の中には、人間は神のかたちに型どって造られたと書かれてあります。



神はこのように、人をご自身のかたちに創造された。神のかたちに彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。  (創世記1:27)



 残念なことに、現在見られるとおり、この世界は神のかたちどころか、人間の顔をした獣で満ちている、と言っても言い過ぎではないほど、汚れきっています。



 しかし、是非とも知っていただきたいことは、どんなに堕落しても、罪の深みにはまりこんだとしても、人は決して神のかたちを失ってはいないということです。あなたがもし、自分はこのままではいけない、だめになる、何とかしなければ、と考えたことがあるならば、それは神のかたちがうめいているのです。悪い習慣に縛られている人もいるでしょう。心の汚れを何とかきれいにしたいと考えているかもしれませんね。人それぞれ、さまざまですが、だれの心の中にも神のかたちはあるのです。



 イエス・キリストは、私たちにある神のかたちを回復するために、来てくださいました。そして十字架の上にいのちを捨てられました。すべての罪や汚れを清めるために、血を流されました。病気や呪いを引き受けて、死んでくださいました。三日後に復活され、今も生きておられます。信じる者の心に住んでくださいます。「この奥義とは、あなたがたの中におられるキリスト、栄光の望みのことです」(コロサイ1:27)とあるとおりです。



 ちょうど、養鶏場の中にいた子ワシが、大空を飛ぶワシの翼を見た時、不思議な新しい力を感じたように、イエス・キリストを信じる時、新しいことが起こります。



その教えとは、あなたがたの以前の生活について言うならば、人を欺く情欲によって滅びて行く古い人を脱ぎ捨てるべきこと、またあなたがたが心の霊において新しくされ、真理に基づく義と聖をもって神にかたどり造り出された、新しい人を身に着るべきことでした。  (エペソ4:22−24)



 あなたは、真に偉大なあなたを発見することが必要です。イエス・キリストを信じる時、あなたは本当の自分自身を発見するのです。あなたはにわとりであることをやめ、ワシのようにはばたくことができるのです。



だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。  (?コリント5:17)



 どうぞ、あなたの中にある神のかたちに気づいてください。そして、イエス・キリストにあって、限りない可能性の中を生きる人となってください。



(C)マルコーシュ・パブリケーション




◇



榮義之(さかえ・よしゆき)



 1941年鹿児島県西之表市(種子島)生まれ。生駒聖書学院院長。現在、35年以上続いている朝日放送のラジオ番組「希望の声」(1008khz、毎週水曜日朝4:35放送)、8つの教会の主任牧師、アフリカ・ケニアでの孤児支援など幅広い宣教活動を展開している。



 このコラムで紹介する著書『希望の声』(マルコーシュ・パブリケーション)は、同師がラジオ番組「希望の声」で伝えたメッセージをまとめた珠玉のメッセージ集。放送開始25年を迎えた98年に、過去25年間伝え続けたメッセージの中から厳選した38編を紹介している。

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