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ささきみつおの「ドント・ウォリー!」(47)・・・表現者意識を持とう

2008年4月1日19時56分
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佐々木満男弁護士+
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 『どんなことにもくよくよするな!』(イーグレープ出版)の著者、佐々木満男弁護士のコラムを連載します。ラジオ大阪で現在放送中の人気番組「ささきみつおのドント・ウォリー!」(放送時間:毎週土曜日朝11:45〜、インターネットhttp://vip-hour.jpで24時間無料配信中)でこれまでに放送された内容を振り返ります。「ミスター・ドント・ウォリー」こと佐々木弁護士が、ユニークな視点から人生のさまざまな問題解決のヒントを語ります。(Amazon:どんなことにもくよくよするな!)




◇



1.「表現者」という肩書



 ある集会で隣の人と名刺を交換しました。名刺の肩書きを見ると、「表現者」となっています。「めずらしい肩書きですね。表現者って一体どんなお仕事なのですか?」と聞いてみました。「これは仕事の肩書きではありません。私は自分自身を表現する者、すなわち表現者であるということです」。「なるほど。でも、だれでも自分自身を表現していますが、あえて表現者という肩書を付けているのはどうしてですか?」。「自分の思いや感情を生き生きと表現し、相手によいインパクトを与えるプロでありたいという意味です」。「はー、そうですか。すばらしいですね」。よく意味がわかりませんでしたが、それ以上追求するのも失礼だと思い、わかったふりをしました。



 その後、「表現者」という言葉が妙に気になって、いろいろ考えました。「表現者と言えば、だれもが表現者だ」。「私は自分の思いや感情を素直に表現しているだろうか」。「相手の人にもっとわかるように、もっと強いインパクトを与えるように、もっと生き生きと自分を表現すべきではないだろうか」



 テレビやラジオに出演したり集会で講演したりしていますが、私は物書きを通して自分をよりよく表現しているのだと思います。「恵みの雨」という雑誌の私の連載記事をコピーして知り合いの俳優さんに上げたところ、大変喜んでくれました。「ぜひとも大手出版社で本にしてもらい、大勢の方に読んでもらうべきですよ!」。こう言って、彼はある出版社の社長さんを紹介してくれました。



 「ミリオンセラー間違いない!」。意気込んで原稿を送ったところ、「残念ですが、あなたのお書きになったものには、毒がありません。毒がなければ本としてはあまり売れないのです」という、そっけない返事でした。ちょっとショックでした。「毒」というのは、「独特の個性」のことですね。「うーん、そう言われれば、きれいごとばかりで私の文章には毒がないと言われてもしかたがない。まともすぎて一般の読者にはつまらないのだろうな」。そう納得しました。



 お笑いタレント田村裕さんの書いた、「ホームレス中学生」を読みました。「いやー、これはおもしろい!」。感動と興奮のうちに一気に読んでしまいました。貧しさゆえに中学生でホームレスになったというユニークな体験談を皮切りに、涙と笑い、悲しみと喜び、失望と希望が、実に生き生きと面白おかしく表現されているではありませんか。田村裕さんのお笑いを、そのまま文章で自由に表現したその表現力はものすごいと思います。あっという間に百万部を越えたそうです。ミリオンセラーの先を越されてしまいましたが、非常に参考になりました。「もっと自由に、もっと生き生きと、もっと面白く」。自分をどのように表現したら視聴者や読者の心を揺り動かすことができるか。タレントの使命は、まさにプロの「表現者」になることなのです。



2.表現者意識を持とう



 ホテルのレストランで定期的に行われている朝食会に、画商歴40年というユニークなキャラクターの方が参加するようになりました。長年にわたって芸術作品を手がけて来たこともあってか、この方の感性と表現力は抜群です。誰もが体験する日常の出来事を、まるで映画や演劇で見せるように生き生きと語ってくれるのです。10分ほどのスピーチで、参加者の心を魅了し、涙させ、お腹の底から笑わせます。そのため参加者がどんどん増えてきました。プロ級の「表現者」になると、その影響力ははかりしれないものですね。



 私たちはそれぞれが、自分なりに自分自身を表現しています。聖書によれば、私たちは神の作品なのです。神の作品であるからには、当然にひとり一人が個性豊かな最高の傑作であるはずです。私たちは偉大な神の栄光を輝かすように造られているのです。言い換えれば、あなたを通して、神はご自身のすばらしさを表現したいのです。なんと、あなたは全能の愛の神を表現する、「表現者」なのです!驚くべきことですね。さあそれでは、今の自分を見て、あなたは神を十分に表現していると言えるでしょうか。



 「私は神に赦されたただの罪人に過ぎません。こんな私が神の栄光を現せるはずはありません」。こう思ってはいませんか。それは、あなたの、「古い人、外なる人、肉なる人」のことです。神を信じることによって新しく造られた、「新しい人、内なる人、霊なる人」である本当のあなたは、完全無欠なる神と霊的に一つとされ、キリストの体の一部とされているほどにすばらしい存在なのです。神と霊的に一つとされ、キリストの体の一部とされているあなたは、生まれつき神の栄光を輝かしているのです。あなたにふさわしい個性豊かなタレントを神から与えられているのです。「私は神の表現者なのだ!」という意識を強く持って、自分のタレントを生き生きと表現し、いたるところで誰に対しても、偉大なる愛の神の栄光を輝かせましょう。




◇




 佐々木満男(ささき・みつお):国際弁護士。宇宙開発、M&A、特許紛争、独禁法事件などなどさまざまな国際的ビジネスにかかわる法律問題に取り組む。また、顧問会社・顧問団体の役員を兼任する。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL.M)。



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