Skip to main content
2025年6月16日19時18分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 文化

日本の信徒発見150年 峰脇英樹写真展―信徒発見の街「長崎」― 教会の中の空間が復活の物語

2015年3月12日14時36分
  • ツイート
印刷
関連タグ:信徒発見
日本の信徒発見150年 峰脇英樹写真展―信徒発見の街「長崎」 ―  教会の中の空間が復活の物語+
峰脇英樹写真展―信徒発見の街「長崎」―。教文館での開催終了後は、東京カテドラルのスペースセントポールでも開催される予定。(写真:女子パウロ会)

「日本の信徒発見」とは、1865年3月17日、長崎の浦上に潜伏していたキリシタン十数名が、大浦天主堂のフランス人宣教師ベルナール・プティジャン神父に信仰告白した、キリシタンの復活ともいわれる出来事。この「信徒発見」から今年で150年。この節目の年、女子パウロ会では、殉教に至るほどの迫害の中、司祭不在で信仰を守り抜いたキリシタンたちの思いを受け継いでいくことを願い、小冊子『祈り』を出版した。この出版を記念して、写真撮影した峰脇英樹氏の写真展が、東京・銀座の教文館にて開催されている。

峰脇氏は、長崎県五島列島出身のフリーカメラマン。これまでも五島列島を中心に、教会の建物や、カトリック信徒の信仰生活について写真を撮り続けてきた。今回の展示会では、小冊子『祈り』の写真の他にも、教会の建物や聖母像、山や海の風景、祈る人々などの姿が展示され、美しい祈りの世界が広がっている。

「教会の中の空間が復活の物語になっている」と、峰脇氏は本展示会のメッセージの中で述べている。峰脇氏が撮った教会の写真を見ると、教会内の八角形の柱や、天井板を支える梁、椿の花びら、究極的には、浦上天主堂の屋根にそびえる十字架にさえもハートの形を見ることができる。

これについて峰脇氏は、「教会の全てに神の御心が現れている」と言う。さらに、「教会堂に飾られているいばらの冠さえもイエスの復活のために作られている」と力説し、教会を撮影することを通して、殉教ではなく、復活を伝えたいという思いを語った。

写真を撮るとき、峰脇氏は「天にいる神」「地にいる神」ということが思い浮ぶと明かす。展示されている写真を見ると、神様から与えられた自然現象と、神様の被造物である人間が美しくつながっていることを感じさせてくれる。また、昔の人はこの場所で何を感じて、どういうことを思いながら信仰を守ってきたのか想像しながら写真を撮っているとも言う。

日本の信徒発見150年 峰脇英樹写真展―信徒発見の街「長崎」―   教会の中の空間が復活の物語  
展示されている写真からは、迫害の中にあったキリシタンを支えた深い信仰からくる祈りが聞こえてくる=12日、東京・銀座の教文館で

展示の中に、聖金曜日(受難日)に小さな子どもが無邪気に祈る写真がある。峰脇氏は、子どもが当たり前に祈って生活できることが、過疎化によって危ぶまれていることにも言及した。現在、五島では信徒が15%だという。政府が目指す、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」への世界文化遺産登録についても、登録することで観光客は増えるかもしれないが、それが信仰の継承へつながるかは未知数だと懸念する。

その一方で、峰脇氏は、人数的に見たら少数派である弱い立場の信徒たちが、どのように信仰を日常生活の中で守っていくのか、「長崎の信徒発見」から「日本の信徒発見」となる3月17日から長崎の教会がどう変わっていくのか、こういったことを見据えながら今後も写真を撮り続けたいと静かに語った。

カトリック長崎教区の高見三明大司教は、「この(信徒発見の)出来事は、長崎の信徒だけの出来事ではなく、ザビエルから始まって成長と殉教と潜伏の歴史を通して、歴史を育み伝えてきた日本の教会の『信仰の原体験』です」と、昨年の年頭教書で述べている。今年から3月17日は、教皇庁により日本の教会に固有の「日本の信徒発見の聖母の祝日」として許可され、特に記念すべき年となった。

峰脇英樹氏の写真展は、22日まで銀座・教文館(午前10時~午後8時、日曜は午後1時から)で開催されている。その後、東京カテドラルのスペースセントポールでも開催される予定。

関連タグ:信徒発見
  • ツイート

関連記事

  • 国内最古の現存教会 大浦天主堂で献堂150周年記念ミサ

  • 信徒発見150年で「聖母が見守った奇跡」展 グレゴリウス13世の肖像画初公開

  • きょう、日本二十六聖人殉教の日 いのちより大切なものとは?

  • 長崎・信徒発見150周年記念ミサ、教皇特使にケベド枢機卿

  • 長崎県知事、教皇に年内訪問要請

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 自分の考えを大切に生きよう 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • ワールドミッションレポート(6月16日):アンゴラのクワンガリ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.