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山梨県立文学館、村岡花子展に大きな反響 キリスト教に関する資料も

2014年5月2日13時26分 記者 : 行本尚史
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関連タグ:村岡花子花子とアン(ドラマ)
山梨県立文学館 村岡花子展に大きな反響 キリスト教に関する資料も+
「村岡花子展」が行われている山梨県立文学館=4月22日(写真:行本尚史撮影)

NHK連続テレビ小説「花子とアン」でいま話題の村岡花子さん(1893~1968年)に関する展示「村岡花子展 ことばの虹を架ける~山梨からアンの世界へ~」が、山梨県立文学館(山梨県甲府市)で行われ、大きな反響を呼んでいる。

同館広報マネージャーの五味勇二さんによると、同館開館25周年記念のこの展示が始まってから18日(ただし月曜日は休館)経った4月30日の時点で見学者数は5235人にものぼり、展示終了の6月29日までに2万人になると予想しているという。

五味さんはアンケートによる見学者からの反響について、「NHKさんの印象が強いので、『こういう生き様だったんだ』という反応が多いです」と本紙に語った。五味さんによると、日曜日は約400人、平日でも200人強が見学に訪れるという。

山梨県立文学館 村岡花子展に大きな反響 キリスト教に関する資料も
「村岡花子展」の資料が展示されている2階企画展示室(4月22日、行本尚史が山梨県立文学館の許可を得て撮影)

同館2階の企画展示室で行われている資料展示について、同館の三枝昻之館長は、冒頭のあいさつ文の中で、「今回の展示では、戦後の社会運動家としての活動を含め、村岡花子の人生と多面的なその成果の全体像を描くことに努めました」などと述べている。

展示の主な内容は、花子さんの全生涯が、「生まれ育った町・甲府」「東洋英和女学校時代」「女性たちの力」「ふるさと山梨での日々」「幸福と悲しみと」「『赤毛のアン』誕生」「戦後の仕事」の7つの項目で分類されており、『赤毛のアン』翻訳原稿など展示されている資料の数は約100点を超える。

それらには、花子さんの英米文学との出会いや短歌入門、東洋英和女学校を卒業した後に山梨英和女学校で5年間英語教師を務めた頃の資料や、その後再上京して結婚した頃、関東大震災と長男の死、そして女性文学者たちの活躍に関する資料などが含まれている。

また、それらの資料の中には、クリスチャンだった花子さんが甲府で2歳の時幼児洗礼を受けた日本メソヂスト教会甲府教会(現在の日本基督教団甲府教会、山梨県甲府市)と授洗牧師の小林光泰牧師、カナダから派遣されたC・S・イービー宣教師などの写真や、東洋英和女学校で使われていた『讃美歌』、同校の近くで花子さんが在学中に出席していた麻布教会(現在の日本基督教団鳥居坂教会、東京都港区)の写真もある。

山梨県立文学館 村岡花子展に大きな反響 キリスト教に関する資料も
村岡花子さんの数々の著書や訳書が展示されている1階閲覧室=4月22日(写真:行本尚史撮影、山梨県立文学館の許可済)

また、展示にある、花子さんが愛用した『舊(きゅう)新約全書』は日付署名入りで、多数の書き込みがあるという。そして、1929年以降の子ども向けの著書や翻訳書の中には、花子さんの著書『聖書物語 エステル・ルツ』(1935年9月、基督教出版社)もある。

ほかに、夫の村岡儆三さんと花子さんの往復書簡や、花子さんと歌人・柳原白蓮との往復書簡、花子さん愛用の着物などに加えて、戦後にこなした数々の創作・翻訳なども展示。さらに、花子さんが75年の生涯を終えた1968年に日本基督教団大森めぐみ教会(東京都大田区)で行われた花子さんの葬儀式次第や、その翌年に出版された遺稿集『生きるということ』(あすなろ書房)も展示されている。

また、企画展示室には、小説『赤毛のアン』の描写をもとに再現した「アンの部屋」も設置されている。

この企画展示室のすぐ外にあるロビーでは、1964年12月7日にNHKテレビで放送された教養特集・日本回顧録「太平洋戦争開戦前夜」のうち、花子さんが出演した部分(4分39秒)の録画が繰り返し上映されており、戦時中に自らがなすべきことを決心した当時の思い出を語る花子さんの映像と音声を視聴できる。

山梨県立文学館 村岡花子展に大きな反響 キリスト教に関する資料も
『「赤毛のアン」を日本に初めて紹介した村岡花子』(2006年、右)と企画展図録『村岡花子展 ことばの虹を架ける~山梨からアンの世界へ~』(2014年、左)

さらに、1階閲覧室で行われている資料紹介『村岡花子と赤毛のアン』では、『赤毛のアン』や子どもの本を含めた143点にものぼる数々の著書や訳書等が展示されている。また、その奥にある村岡花子展特設視聴コーナーには、上記の録画に加えて、花子さんが1933年に出演したNHKラジオ番組「子供の新聞」の「九州の海辺の鰐(わに)の迷子」や、1953年に同じくNHKラジオで放送された番組「婦人の時間」「対談『エリザベス女王の戴冠式の日に』」、そして花子さんの訳と朗読による「フランダースの犬」名作物語という3つの音声資料を、別々のヘッドフォンでそれぞれ聴くことができる。

また、1階のミュージアムショップには、同文学館が編集・発行した『「赤毛のアン」を日本に初めて紹介した村岡花子』(2006年)、今回の企画展図録『村岡花子展 ことばの虹を架ける~山梨からアンの世界へ~』(2014年)も販売されている。同ショップによると、これらはここでしか販売されていないという。

ほかに、1階の和カフェ「黒蜜庵 きなこ亭」では、「村岡花子展 ことばの虹を架ける企画展メニュー」を揃えている。その中には、つぶし餡の上にアイス珈琲とソフトクリームが乗った「大正ロマンあいすアン珈琲」もある。同店によるとこれは「あんこと珈琲の相性抜群!」なのだという。

なお、同館では、4月26日には、花子さんの孫で「花子とアン」の原案『アンのゆりかご 村岡花子の生涯 』などの著者である村岡恵理さんによる講演が行われた。

問い合わせは同館まで。

関連タグ:村岡花子花子とアン(ドラマ)
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