【CJC=東京】AFP通信によると、スイス北東部グラールス州で1357年に起きた殺人事件の代償として、地元住民らが教会に毎年支払いを続けてきた聖体ランプの燃料費約70スイス・フラン(約6600円)について、同州の裁判所は2012年12月、住民に今後の支払い義務はないとの判断を下していた、とスイス公共放送局RTSが1月8日報じた。
この取り決めは1357年にコンラート・ミューラーという男が起こした殺人事件がきっかけで始まった。被害者の魂を救済し遺族による復讐を防ぐために、ミューラーは地元の教会にランプを贈り、その燃料費を「永遠に」支払い続けると約束したという。
クリスチャントゥデイからのお願い
皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。
人気記事ランキング
-
ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(221)音楽葬に導かれて 広田信也
-
保育の再発見(30)もはやロマンで保育は語れない時代に
-
イエス・キリストの生涯描いた映画「ジーザス」、提供言語が2200言語に到達
-
フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増
-
イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい
-
不利益を被って困ったとき 菅野直基
-
花嫁(25)生きたささげものとして 星野ひかり
-
ワールドミッションレポート(5月4日):キルギス ダンガン族のために祈ろう
-
ワールドミッションレポート(4月28日):全体的な宗教離れが加速 一方で驚くべき例外も
-
次期ローマ教皇の有力候補4人
-
「壁ではなく橋を」 平和願い続けた教皇フランシスコ 葬儀に25万人参列
-
ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応
-
イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい
-
京都ノートルダム女子大学、2026年度以降の学生募集を停止
-
ローマ教皇フランシスコの死に相次いで哀悼のコメント キリスト教指導者7人の反応
-
21世紀の神学(26)ヘルマン・ヘッセが感じた重圧とキリスト教の本質 山崎純二
-
フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増
-
イエス・キリストの生涯描いた映画「ジーザス」、提供言語が2200言語に到達
-
2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」