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日本から来たドイツ人(14)・・・歌を心に

2009年10月12日23時39分
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筆者がハイデルベルグで通っていた教会の礼拝堂+

 遅ればせながら、先日讃美歌が収録されたCDを購入しました。暇を見つけてはそのCDをかけて神様との対話を楽しんでいます。



 なぜ今になってこのCDを購入したのかと言うと、「神様をお迎えするにふさわしい我が家にするにはどうしたらよいのか」と考え、ふと思い付いたからなのです。何事も形から入ろうとする私は、そのための部屋の片付け、心地よい音楽、そして香りを思い付きました。心と同じように家の中も美しくないと安らぎは得られません。散らかり放題の家では、十分にくつろぐことができず、ほとんどの人がすぐに暇乞いをしたくなります。



 ですから神様にいつでも我が家にいらしていただけるようにと、心を落ち着かせてくれるCDを流しながら部屋の片付けをして、喜んでお迎えする準備をしようと思ったのです。



 時々私は神様のことを忘れてしまっていることに気付き、そんな自分にとてもがっかりさせられています。これまで何度も神様の御言葉に聴き従い、御心に忠実に従っていく約束をしたにもかかわらず、御心よりも自分の主義に囚われてしまっているのです。



 ある朝、ベランダで洗濯物を干している時、何気なく讃美歌を口ずさんでいました。この時ふと思ったのが、「歌というのは何もかも忘れさせてくれる」ということでした。これまでの辛い出来事や悲しいことなどから、心を解放してくれるのです。



 私にとって場所が変わっても、また言葉が違ってもいつでも口ずさむことのできる音楽は讃美歌です。



 ドイツの教会に通っていた時、私は聖歌隊の Ein Mitglied 「メンバー」として讃美奉献に参加していました。クリスマスやイースターなど、事あるごとに礼拝の中で奉仕をしました。この奉仕に参加しているメンバー皆の「讃美を捧げたい」という気持ちがひとつとなり、その響きはプロ並とは言えなかったかもしれませんが、礼拝に出席している人々を安心させるようなあたたかい響きがありました。一人一人が「私の讃美を聞いて」と主張するのではなく、「神様のため、この礼拝のために捧げます」という心の声が重なり合ったものでした。



 誰からも上手いと評価される歌は、聴いている人を魅了する素晴らしいものだと思います。けれどもあまり歌が得意でない人の歌もその熱心さに心を打たれます。



 この教会の Die Chorprobe 「聖歌隊練習」は、毎週金曜日の夜に1時間ほど行われていました。この Chor は20人足らずの人が近隣から集まってできた小さいグループで行われていましたが、とても楽しく家族のように親しい雰囲気がありました。今では遠く離れたドイツを思う時、あのあたたかな雰囲気をとても懐かしく思います。



 讃美歌は誰かと一緒に讃美することで心が一つになれたり、上手に祈れない時に言葉の代わりになってくれる、信仰生活になくてはならないものの一つです。



 皆さんも心に何か辛いこと、思い悩むことがあったらその効果を信じて讃美歌を口ずさんでみて下さい。もちろん嬉しいことがあった時にも・・・。



 幼少の頃から教会学校などで歌っていた私にとっての讃美歌は、馴染みやすくて自然に心の中に溶け込んでくれるものなのです。そして Sie ist sehr angenehm 「とても心地よい」ものなのです。



 私にとって、そしてまたキリスト教に関心を持たれている皆さんにとっても讃美歌は、Ein Volkslied 「民謡」であり、また Ein Schlaflied 「子守唄」になると思います。ですから讃美歌はいつでも皆さんの心を癒し、また慰めてくれるはずです。私は Die Wirkung ist sehr gross! 「この効果は絶大なもの」と、確信しています。この効果に気付いてから、私は心に苛立ちがあるときや、悲しい時にこそ讃美歌を口ずさむことにしています。すると今までの嫌な思いが薄らいで、心から雲が取り払われたように晴れ晴れした気持ちになるのです。そしてとても近くに神様がいて下さることを感じることができるのです。



 もし心が悩み事で一杯になった時には遠くを眺めて、また空を見上げて心に浮かんだ曲を口ずさんでみると、また新たな一歩を踏み出すことができますよ。



【by Tokyoterin - 東京在住の女性クリスチャン】

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