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日本宣教、連携プレイが必要

2005年10月6日12時53分
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「神学の専門家はどうでもいい事について何でも知っているような人(a specialist in the area of theology is someone who knows everything about nothing)」

先週、韓国で開かれた第3回国際神学学術会議(世界福音主義連盟神学委員会WEA TC、韓国福音主義神学会KETS、韓国聖潔大学共催)でのロルフ・ヒル博士(Dr. Rolf Hille:WEA神学委員会会長)の発言である。

ロルフ・ヒル博士は、主題講演で福音主義神学の宣教への使命について強調し注目を受けた。「保守的で正統的な神学に縛られ、過去に留まりたくなる誘惑から抜け出る道は、自由主義や混合主義ではなく、ずばり宣教である。」と述べ、福音伝道の現実的な問題には目を向けず、修道院や大学の壁の後ろに姿を隠す学者を批判した。神学者らの研究は次世代の福音伝道者に堅剛なキリスト教的教理を提供できなければならないという主張であった。

これに先んじて、先週東京韓国YMCAで開催された「日本宣教セミナー」(東京キリスト宣教会、日本福音宣教会主催)での近藤勝彦教授(東京神学大学)の講演にも深く考えさせられた。

「問題は牧師にある」日本教会の成長が止まった原因、社会でのキリスト教の影響力が弱くなった原因は、牧師ら教会の牧会者にあるというのだ。牧師自身が伝道をしないということが現在日本キリスト教の問題点の一つであると近藤教授は述べた。

この二つの講演は現代キリスト教界の神学者と牧会者の問題点を端的に指摘している。両者に共通している問題点は、福音伝道の不在と宣教への無関心である。

福音伝道や宣教への考え方は、神学には様々なカラーがあり、教会にも様々な教派があって、すべてのクリスチャンが同じ立場ではないことが分かる。実に、キリスト教諸団体、諸教派はそれぞれの賜物に応じた使命が与えられ、キリストの体の一部として互いに有機的なつながりを持っている。キリストの共同体は決して規格化され一律化された組織ではなく、多様性の中の一致を目指す虹のようなカラフルで美しい共同体である。

しかし、多様性の中の一致を主観する方、この巨大な共同体の頭はキリストである。教団、教派を超えて、全てのクリスチャンに共通しているのは、イエスというぶどうの木につながれている枝であるということだ。そして、木につながっている枝は実を結ぶ。

全てのクリスチャンに任された共通の使命、それは「地の果てまで福音を述べ伝えよ」という宣教の使命である。これが、主が我々に託した最後の至上命令である。主イエスの昇天から、使徒の時代を経て、現在に至るまで、多くの人々が地の果てにまで福音を伝えるために情熱を燃やした。やがて、この至上命令を胸に抱いた宣教師たちの、命を惜しまない情熱と信仰が、広大な太平洋やインド洋を渡らせ、日本に福音の光をもたらしたのである。今日本に求められるのは、日本に福音が伝わり始まった時代の先達、先賢達の宣教への情熱と知恵に負けない何かではなかろうか。

「主人は、この不正な管理人の抜け目のないやり方をほめた。この世の子らは、自分の仲間に対して、光の子らよりも賢くふるまっている。(ルカ16:8)」

世間の人々は金を稼ぐために、ありとあらゆる知恵と努力と情熱を惜しまない。例えば、最近、産学官連携という言葉を新聞やニュースでよく目にすることがあるが、そのような取り組みも産業界、大学、行政が上手く協力しようとする抜け目のないやり方である。では、キリストに召された光の子らは、人々を救うために、どのくらい情熱と知恵を注いで、抜け目なく使命を果たしているだろうか。

日本の福音伝道を活性化し、日本にリバイバルの風が吹くためには、いままで以上に合理的で、組織的、且つ体系的な宣教への取り組みが必要であり、そのためには、教派、教団、学派を超えたチームプレイが不可欠ではなかろうか。神学者も牧会者も宣教師も普通の信者も、自分の枠を超えて、互いに協力し、まだ光を知らない兄弟姉妹に目を向け、愛の心で、福音を伝えることに時間と努力を費やして生きることが要求される。いまこそキリスト教界の産学官連携とも言うべき、産(宣教団体:奉仕)・学(大学、研究機関:御言葉)・官(教会、教団:交わり)の連携を真剣に考えるときである。

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