Skip to main content
2026年2月3日11時33分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム

【コラム】軍事カルトの時代における平和(シャローム)の探求(4) 木村公一

2004年7月17日22時49分
  • ツイート
印刷

<古代イスラエルの平和>

旧約時代から現代にいたるまで、イスラエルでは平和を意味する「シャローム」という言葉で挨拶を交わしてきました。人々は「シャローム」を尋ねることによって他者への関心と交わりを表明してきたのです。

ひとりのアメリカ人が旅の途中でパレスティナにある教会の礼拝に出席しました。会衆席に座る人々に「サラーム」(アラビア語)と言わず、「シャローム」と挨拶をすると、人々は目を閉じて下を向いたままであったというのです。パレスティナのクリスチャンにとって「シャローム」とは「テロ国家イスラエル」の「平和」を意味する言葉になってしまっていたからです。

古代イスラエルでは、「シャローム」とは人々の全生活領域における秩序、安定、必要の満たし、さらには、社会的に恵まれない者たちへの正義と保護の存否を尋ねる挨拶でした。しかしながら、その一方で、戦争が支障なく進められているか否かを尋ねる「戦況の安否(シャローム)」(IIサムエル11:7)の挨拶があります。ここでは、勝利と神の救いとが直接的に同一化されています。平和は最終的には敵の脅威を戦いによって取り除くことによってはじめて保たれる現実なのです。

「あなたは殺してはならない」という十戒の規定はイスラエルの民の間で殺傷を禁止した掟に過ぎず、戦時下では妥当しないものでした。ここから、「軍神(万軍の主)」とか「聖戦」という観念が生まれてきたのです。「万軍の主はわたしたちと共にいます。ヤコブの神は私たちの砦の塔」(詩編46:7)とうたわれているように。旧約における「聖戦」とは、「万軍の主」がその民のために戦い、民は「万軍の主」によって守られて戦うという一種の「戦争の神学」であったのです。

「地の果てまで、戦いを断ち、弓を砕き槍を折り、盾を焼き払われる」(詩編46:10)ここでは、シャロームが終わることのない平和として描かれていますが、従順な国民の繁栄と不従順な国民の滅亡という神学に基づいています。それはイザヤがアッシリヤによる征服に神の懲らしめを見て、エレミヤがバビロンによる滅亡に神の摂理を見たときも同様でした。これらの預言者の特徴は、救済を宣教することによって現実のイスラエルの破綻を繕うのではなく、その罪責を白日の下にさらけ出し、それを倫理的決断によって担い通す苦難のしもべの姿でした。しかしながら、ここには、終末論的な希望が語られているとしても、≪エルサレムの平和≫という限界によってイスラエル民族主義を突破する視点を見出すことは出来ません。その克服は新約のイエスを待たなければならなかったのです。(つづく)

◇木村公一(きむらこういち)=1947年東京生まれ。東京神学大大学院修士課程、西南学院大専攻科修了。86年から2002年まで17年間インドネシア宣教師としてインドネシア・バプテスト神学大で教鞭を執る。2002年12月から福岡市の伊都キリスト教会協力牧師。03年今年3月には「人間の盾」としてイラクへ、04年5月にもイラク再訪を遂げた。現在、講演会、討論会など全国で活躍中。

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 米ワシントンの教会、礼拝出席者が7年で20倍に 信仰に立ち返る若年・中堅世代たち

  • ムラリー主教、第106代カンタベリー大主教に正式就任 1400年の歴史で初の女性

  • UFOと終末預言がテーマ クリスチャン映画「未確認」「収穫の終わり」が日本語字幕化

  • AIに心を持たせることは可能なのか クリスチャンの東京科学大学名誉教授が解説

  • 韓国の合同捜査本部、「新天地」の本部などを家宅捜索 政界との癒着疑惑で

  • 衆院選で外国人敵視拡大に懸念、外キ協など11団体が共同声明「排外主義の扇動に反対」

  • ワールドミッションレポート(1月31日):チベット イエスに出会ったチベット仏教僧―光の使者になる④

  • 聖書原語への招き―霊に燃え、主に仕えるために(1)霊に燃える 白畑司

  • 主にある目的思考的生き方 万代栄嗣

  • 核兵器禁止条約発効から5年、日米のカトリック教区が関わるパートナーシップが声明

  • 米ワシントンの教会、礼拝出席者が7年で20倍に 信仰に立ち返る若年・中堅世代たち

  • ムラリー主教、第106代カンタベリー大主教に正式就任 1400年の歴史で初の女性

  • AIに心を持たせることは可能なのか クリスチャンの東京科学大学名誉教授が解説

  • UFOと終末預言がテーマ クリスチャン映画「未確認」「収穫の終わり」が日本語字幕化

  • ワールドミッションレポート(1月31日):チベット イエスに出会ったチベット仏教僧―光の使者になる④

  • 衆院選で外国人敵視拡大に懸念、外キ協など11団体が共同声明「排外主義の扇動に反対」

  • 無料オンライン講座「キリストの基礎知識コース」第11期受講者募集 2月14日開講

  • 韓国の合同捜査本部、「新天地」の本部などを家宅捜索 政界との癒着疑惑で

  • 主にある目的思考的生き方 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(2月2日):チベット イエスに出会ったチベット仏教僧―光の使者になる⑤

  • 米ワシントンの教会、礼拝出席者が7年で20倍に 信仰に立ち返る若年・中堅世代たち

  • AIに心を持たせることは可能なのか クリスチャンの東京科学大学名誉教授が解説

  • ワールドミッションレポート(1月31日):チベット イエスに出会ったチベット仏教僧―光の使者になる④

  • UFOと終末預言がテーマ クリスチャン映画「未確認」「収穫の終わり」が日本語字幕化

  • ムラリー主教、第106代カンタベリー大主教に正式就任 1400年の歴史で初の女性

  • 無料オンライン講座「キリストの基礎知識コース」第11期受講者募集 2月14日開講

  • 衆院選で外国人敵視拡大に懸念、外キ協など11団体が共同声明「排外主義の扇動に反対」

  • 韓国の合同捜査本部、「新天地」の本部などを家宅捜索 政界との癒着疑惑で

  • 主にある目的思考的生き方 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(2月2日):チベット イエスに出会ったチベット仏教僧―光の使者になる⑤

編集部のおすすめ

  • 世界最悪は北朝鮮、死者が最も多いのはナイジェリア 迫害国50カ国まとめた報告書発表

  • 上智大学キリシタン文庫が初の貴重資料展、キリシタン版や大友宗麟書状など30点を公開

  • 給食で子どもたちに笑顔と教育の機会を 最貧国マラウイを支援する「せいぼじゃぱん」

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.