Skip to main content
2025年6月16日19時18分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

ロシア正教会とビリー・グラハム伝道協会、迫害されたキリスト教徒を助ける世界サミットを開催へ

2016年4月1日17時22分 記者 : 行本尚史
  • ツイート
印刷
関連タグ:ロシア正教会ビリー・グラハム伝道協会(BGEA)
ロシア正教会とビリー・グラハム伝道協会、迫害されたキリスト教徒を助ける世界サミットを開催へ
フランクリン・グラハム氏は昨年秋にロシアへ旅行し、そこでキリル総主教=写真右を含むロシア正教会の指導者たちと会談した。(写真:ビリー・グラハム伝道協会)

ロシア正教会とビリー・グラハム伝道協会(BGEA)は3月29日、迫害されたキリスト教徒を助ける取り組みを開始したとする共同の記者発表資料を各公式サイトに掲載した。

それによると、ロシア正教会とBGEAは、2016年10月28日から30日に行われる、「迫害されたキリスト教徒を防護するキリスト教指導者世界サミット」の発起団体および主催者になったという。

ロシア正教会とビリー・グラハム伝道協会、迫害されたキリスト教徒を助ける世界サミットを開催へ
「迫害されたキリスト教徒を防護するキリスト教指導者世界サミット」のロゴ

この記者発表資料によると、このサミットには150カ国を超える国々から千人の代表者たちが集まるという。

「このような大規模の催し物を開催する理由は、中東やアフリカ、そして世界の他の地域のキリスト教徒に対する大規模な迫害であり、それは近現代史においてかつてないほどであり、1世紀のキリスト教徒に対する迫害や、20世紀の無神論者の権力による抑圧に匹敵するものだからです」と、この記者発表資料には説明されている。

「このような大規模な悪の行いはキリスト教共同体が無視できないものです」と同資料には記されている。「ロシア正教会とビリー・グラハム伝道協会は、状況を改善することを目的に、来るべきこのサミットを、この問題に関する包括的な議論の場にすることを求めます」

ロシア正教会は、昨年10月28日に公式英文サイトで、モスクワ及び全ロシアのキリル総主教が同日、ビリー・グラハム伝道協会のウィリアム・フランクリン・グラハム総裁と会談した時のことを、以下のように伝えている。

*

モスクワの聖ダニイル修道院にある総主教および聖シノド邸で行われた会談で、同協会副総裁のビクター・ハム氏と、モスクワ総主教庁渉外局副局長のフィラレート(ブレコフ)掌院がこの会談に加わっていた。

キリル総主教は、伝道協会の創立者であるビリー・グラハム牧師・博士が、1950年代と80年代のソビエト時代でさえも、モスクワを数回訪れていたと説明。その時、同牧師はイェロクホボ神現祭大聖堂で正教の参祷者たちに演説したという。

「90年代初め、ここには西洋諸国出身の人たちも含め、数多くのさまざまな宣教師たちがいた。彼らは正教徒を自分たちの信仰へと改宗させることを求めていたため、私たちは西のキリスト教徒たちとの関係を心配していた。私が思い出すのは、私の前任者であるアレクシイ2世とあなたのお父様の会談だ」と、同総主教はこの会談で来賓であるフランクリン・グラハム氏に対して語った。

「アレクシイ2世はビリー・グラハム氏に対し、ロシアの困難な状況について、そしてこれらの間違った兄弟たちのふるまいのために私たちの教会が持っていた悪い感情について語った。そしてあなたのお父様は、ビリー・グラハム(伝道)協会は決してこのやり方に沿うことはなく、むしろロシア正教会との関係を発展させると言った。この約束が(今)果たされたのだ」

キリル総主教は謝意をもってロシア正教会とビリー・グラハム伝道協会の良好な関係を説明し、感謝をもってウクライナからの難民に人道支援を提供するための共通の働きに言及した。

同総主教は、近代西洋文明の霊的基礎という話題に触れた。「ロシア正教会は『冷戦』期の間でさえ、西のキリスト教徒たちとの関係を発展させるのに積極的だった。私たちは、無心論的なイデオロギーが支配し西洋文明とはキリスト教のことだと考えられていた国家の困難な状態の中で暮らしていた。私たちは西洋のキリスト教会の自由や市民生活に対する彼らの影響を高く評価していた。私たちにとって、西のキリスト教徒たちは兄弟姉妹のようなものだ。彼らは私たちの仲間だ」

「私たちの共同の取り組みを通じて、私たちはソビエト連邦と西側との政治風土の変化に何とか影響力を行使した。私たちの関係は、同一のキリスト教文明への私たちの帰属や、共通のキリスト教の道徳的価値についての私たちの告白についての理解に基づいていた」と、同総主教は述べた。

しかしながら、キリル総主教は遺憾をもって、西洋の霊的および宗教的な生活は近年、急激な変化を経験してしまったと述べた。「西洋文明や西洋諸国は自らをキリスト教の伝統と同一視するのをやめてしまい、キリスト教の道徳的な価値は支配的であるべきではないという社会観を採り入れた。そして、同性婚を認める立法的な解決策がアメリカ合衆国を含む多くの国々でとられ、それを主が戒めで私たちにお与えになった自然な結婚と同等のものとしている。これらの解決策に従いたくない人たちは抑圧の対象となるかもしれない。今日、移り変わることのないキリスト教の道徳的価値の大切さを支持するキリスト教徒たちは、マスメディアの世界を含めて、さまざまな圧力の下で生きる信仰を告白する人たちにならなければいけなかった」

キリル総主教は、ビリー・グラハム伝道協会が勇気を持ってその信仰を告白し、そしてキリスト教の価値を守っていることに触れた。「これは私たちに希望のしるしを与えてくれる。つまり、西洋のキリスト教徒たちの間には、倫理的な原理において私たちに似た人たちがおり、それらをロシア正教会と共有している」と、同総主教は述べ、モスクワ総主教庁が、教会で同性婚を行ったり非伝統的な性的指向の人々を司祭や主教に任命するキリスト教会やキリスト教共同体といかなる連絡をも絶ったことを、聴き手たちに思い起こさせた。

「例えば、私たちは米国聖公会との連絡を断たなければならなかったが、キリスト教の倫理に忠実なままである北米聖公会は支持している。私は米国の保守的な福音派が果たす役割をあらためて心に留めたい。なぜなら彼らの立場はアメリカのキリスト教徒たちとの私たちの対話を続けるための機会を私たちに与えてくれるからだ」

キリル総主教は、来賓(フランクリン・グラハム氏)に対し、福音の真理のための勇気ある立場において、自らの賛同の意を表明した。

フランクリン・グラハム氏は、父親であるビリー・グラハム牧師・博士からのあいさつをキリル総主教に伝えるとともに、同総主教に会えて光栄であると述べ、同総主教が道徳的な苦難を経験しているこの世界において真理のために声を上げているとして、同総主教に感謝した。

同氏は、真理のために立ち上がる世界中のキリスト教徒たちを支えて共に働くことは大切だと付け加えた。

フランクリン・グラハム氏は、世界のさまざまな地域、とりわけ中東における、キリスト教徒に対する迫害に、特別な憂慮を表明した。

国際協力が持つ他の側面について、フランクリン・グラハム氏は、ウクライナからロシアへの難民に与えられている助けのように、シリアやアフガニスタン出身のヨーロッパにいる難民に助けを差し伸べる共通の取り組みの必要性に言及した。来賓(フランクリン・グラハム氏)は総主教に対し、ビリー・グラハム伝道協会の青年や子どもたちとの活動、社会奉仕やキリスト教教育について語り、さまざまな行動の分野におけるロシア正教会との協力のための自らの希望を表明した。

フランクリン・グラハム氏はロシア正教会とその総主教に自らの感謝を表明するとともに、神が総主教を保ってくださり、道徳的な立場を支えるための強さと、急激に変化しつつあるこの世界における神の御言葉の真理を、総主教にお与えくださるようにと祈っていたと語った。

関連タグ:ロシア正教会ビリー・グラハム伝道協会(BGEA)
  • ツイート

関連記事

  • ロシア正教会のキリル総主教、南極を初めて訪問 聖堂で奉神礼 ペンギンたちの間を散歩も

  • 教皇フランシスコとモスクワおよび全ロシアのキリル総主教の共同宣言

  • 教皇とロシア正教会総主教がキューバで歴史的会談

  • 東西トップ会談にウクライナ教会が猛反発

  • ニコライ堂司祭、正教会への誤ったステレオタイプを例証 世界の正教会について講演

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 自分の考えを大切に生きよう 菅野直基

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.