Skip to main content
2025年9月15日21時19分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

干からびた骨も生かされる主の恵み

2012年4月23日13時04分
  • ツイート
印刷
万代栄嗣牧師+
 ・・・主の霊によって、私は・・・谷間の真ん中に置かれた。・・・多くの骨があり、ひどく干からびていた。主は私に仰せられた。「・・・これらの骨は生き返ることができようか。」私は答えた。「・・・あなたがご存じです。」主は・・・仰せられた。「・・・骨に預言して言え。・・・主は・・・仰せられる。・・・おまえたちの中に息を吹き入れるので、おまえたちは生き返る。・・・」・・・私が預言していると、・・・骨と骨とが互いにつながった。・・・肉が生じ、・・・息が彼らの中にはいった。・・・彼らは生き返り、自分の足で立ち上がった。・・・(エゼキエル37・1~10)

 イスラエル人は、エジプトを大脱出し、約束の地カナンへ導き入れられ、祝福されていたはずでした。士師の時代を経て、幾多の王も与えられたのですが、偶像礼拝に走ってしまい、神から裁きを受けるのです。敵の軍隊に蹂躙され、優秀な人々は捕虜となり、神殿は崩れ、イスラエルは廃墟となります。

 イスラエルの滅亡後、幻の中で、神が預言者エゼキエルを一つの谷に連れて行きます。見渡すと、戦場で戦って殺された仲間のおびただしい数の骨が、葬られることもなく、うず高く積み上げられていました。その時、神は「これらの骨は生き返ることができるだろうか」と問われたのでした。

1.死からの復活はあるかと問われる神

 干からびた骨は死の象徴です。灰にも等しい骨を前に神は、「これらの骨は生き返るか」と問い掛けられました。エゼキエルには十分な信仰はなく、「神様、あなたしか知りません」と答えています。預言者であっても、明確な答えはありません。

 去年の3月11日に東北地方は大津波で家も工場も流され、2万人近くの方が亡くなり、一挙に廃墟となりました。福島では、原発事故で人っ子一人住めないゴーストタウンとなった町もあります。訪れた人々は問い掛けられることでしょう。「この街は、再生できると思いますか」。早く行動し始めなければならないのに、日本中の皆がはっきりした答えを出すことを戸惑い、誰も復興を宣言できていません。

 私たちの心の中にも荒地があったり、人間的に大変な病を宣告されたり、死しか見えないようなことがあるかも知れません。でも命の与え主である神はあなたと向き合われ、問い掛けられます。「あなたの生活の中で命を失ったものはよみがえるか」、「あなたの病は癒やされるか」。私たちも弱く不完全ですが、「駄目です」という答えではなく、せめて、「神様、あなたはご存じです」と答えを神に委ねたいのです。

2.命を生み出される神の本質

 神は預言者に、「預言して言え。息よ、四方から吹いて来い」と命じられます。旧約聖書が書かれたヘブル語では、「息」という言葉は、「風」や「霊」と同じです。彼は自分で信仰を働かせることはできませんでしたが、命じられた通り、「神の霊よ。吹いて来い」と預言します。すると、骨と骨とがゴトゴトぶつかり合う音が響いて繋がり合い、肉や血管が生じ、皮膚が覆い、生き返った人間の大集団となったのです。

 無から有を生み出す創造の働きが神の本質です。私たちの答えがどうであれ、神は命を生み出して下さいます。癒やしを求める最大の根拠がここにあります。弱っている者が強められる神の働きに触れたいのです。癒やしの根拠は、私たちの信仰の熱心さや頑張りではありません。

 神は自ら命をもって存在され、神がおられる所どこででも、死の世界に命が芽生え、荒野に道が、砂漠に川が生じます。癒やし主のご性質に感謝し、「生かして下さい」と祈ろうではありませんか。

◇


万代栄嗣(まんだい・えいじ)

 松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

 また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。

 国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 主につながり、人々を主につなげよう 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(9月14日):タイのリス族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(9月15日):アンギラ 静かなる島に迫る変化と教会の使命

  • 新しい発見 佐々木満男

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 新しい発見 佐々木満男

  • ワールドミッションレポート(9月15日):アンギラ 静かなる島に迫る変化と教会の使命

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.