東大阪市吉松で殺人事件、目に障がいある息子の首絞める　母親の山尾美保子容疑者を逮捕

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大阪府東大阪市で２７日、目に障がいのある息子の首を絞めて殺害したとして、母親の無職・山尾美保子容疑者（６７）が殺人容疑で逮捕された。山尾容疑者は、息子の目の障がいのため、「将来を悲観した」と話しているという。朝日新聞などが伝えた。

同紙によると、山尾容疑者は、東大阪市吉松２丁目の自宅で、長男の大輔さん（３３）の首をネクタイで絞め、殺害した疑いが持たれている。山尾容疑者宅の郵便受けに新聞が溜まっているのを不審に思った近所の女性が２７日午後６時半ごろ、近くの交番に通報。警察が調べたところ、自宅１階の和室で既に死亡している大輔さんを発見した。

毎日放送によると、大輔さんは布団の中で見つかり、死後数日経っているとみられている。

山尾容疑者は大輔さんと２人暮らしで、発見時、自宅にいた。警察が尋ねると、大輔さんの殺害を認めたため、その場で緊急逮捕された。

警察は、詳しい経緯などを調べている。現場は、近鉄大阪線・長瀬駅の近く。