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万代栄嗣牧師(30)・・・不思議な生命体としての教会

2008年1月15日00時09分
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万代栄嗣牧師+
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 また、使徒たちの手によって、多くのしるしと不思議なわざが人々の間で行なわれた。みなは一つ心になってソロモンの廊にいた。・・・主を信じる者は男も女もますますふえていった。ついに、人々は病人を大通りへ運び出し、寝台や寝床の上に寝かせ、ペテロが通りかかるときには、せめてその影でも、だれかにかかるようにするほどになった。また、エルサレムの付近の町々から、大ぜいの人が、病人や、汚れた霊に苦しめられている人などを連れて集まって来たが、その全部がいやされた。(使徒の働き5章12節〜16節)



 この正月に太ってしまい、体重を落とさなければ・・・と考えておられる方は多いと思います。最も良い方法は、まず、体重計に乗ることです。自分の現状を客観的な尺度で見ることが大切です。同じく信仰も、本当に客観的な神の視点から見て、行くべき道を教えていただき、軌道修正しながら、正しい方向へと歩んでいきたいと思います。



 今、世の中全体で非常に注目されているキーワードが「いやし」という言葉です。皆がいやしを求めています。英語でヒーリングという言葉ですが、マッサージにしても音楽にしてもペットショップでも、テーマはいやしです。



 しかし、本物のいやし、解放は聖書のお約束の中にあります。病んでいる世の中で、この教会に集う者は、全き救いといやしをいただいて歩むことができるのです。



 今日開いた聖書箇所は、生まれたばかりの教会に起こっていた出来事を記している物語です。



 立派な建物も細かい規則や集会の時間、持ち方などはなく、奉仕者や牧師に任命された人もおらず、教会は、ただ兄弟姉妹の集まりだったのです。生まれたばかりのシンプルで素朴な基本的な教会に、2つのことがありました。



1.人々が集う交わりによるエネルギー



 「みなは一つ心になってソロモンの廊にいた。」人が心を一つにして集まるところにはエネルギーが溢れてきます。教会の中には、普段はバラバラの心を一つにすることができるという大きな奇跡が起こります。



 最近では、家族でも会社でも学校でも国全体でも、人が心を一つにすることが本当に難しくなりました。皆がひとりきりの生活をしています。一見楽で便利で自分の好きなことをして、幸せそうに見えますが、ここに大きな誤りがあります。それは、神が、人間に、集まって一つ心になるときに生まれる力を与えられたということです。共同体には、自分ひとりの生活では体験することのできない命があります。ひとりで祈る何倍もの信仰の力が現わされるのです。「ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいる」「ともに集まることをやめてはならない」と聖書は教えています。命に溢れる人々がいるのが教会の自然な姿です。ともに集まる中に神の力が現わされる信仰のエネルギーがあることを知りましょう。



2.多くのしるしと不思議な業



 生まれたばかりの、まだシステムも、決まりや伝統もなかった教会に、しるしと不思議と呼ばれる神の御業を起こすエネルギー、力が溢れていたのです。



 使徒たち、すなわちイエスの教えに従って生きていこうという指導者たちがいるところには、常に祈りによってしるしと不思議、力が現わされていたのです。他の聖書の箇所では、彼らの持っている前掛けや手ぬぐいでも触れれば人々は全ていやされ、多くの病める人々が連れて来られ、いやされたとあります。ここに教会の基本的な姿があります。教会は初めから、神の奇跡と呼ばれる力の溢れている場所なのです。



 この2つのことを覚えておいて下さい。教会は、神を信じる人々が集まり、信仰のエネルギーが増し加わり、力が溢れて人々が増えてくる場所。そして、初めからそこに注がれている聖霊の力によって、しるしと不思議、病からのいやしや悪霊の解放という、私たちの限界を突破するような奇跡や神の御業が溢れている場所なのです。この教会の姿は、単に2000年前の昔話ではありません。それが自然な教会の姿であり、あるべき本当の教会の姿だということを忘れないで欲しいと思います。



 この2008年の私たちの教会も、神が約束されたままの教会です。人々がともに集まることによってここには信仰のエネルギーが溢れ、皆で祈るならば、自分ひとりの祈りよりも何倍も大きな祈りの力を生み出すのです。そして、主イエス・キリストが愛される教会という生命体であるならば、ここには聖霊の命が注がれて、神の御手の業、すなわち奇跡が起こります。人々が、さらに集まり、周りの人々を連れてきたいと思うほどの奇跡が現わされるのです。



 そもそも教会は、人の考えや打ち合わせや合意や会議でできたものではなく、神が聖霊を下されたことにより、それを受け止める人々の間に生まれたものでした。



 今年最初のいやしの礼拝から、神の恵みの御業は明確に起こされます。私たちの集まりは、主イエス・キリストの愛される教会という、命の溢れる文字通りの生命体だからです。そこには信仰に燃える人々がおり、神の御力が現わされるのです。この聖霊の働きを受け止めましょう。




◇




万代栄嗣(まんだい・えいじ)



 松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。



 また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。



 国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

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