Skip to main content
2025年5月13日22時53分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

64万7千人が地震で強制移動

2006年6月1日19時23分
  • ツイート
印刷

【バントゥル、インドネシア(AP通信)】米国海軍は、壊滅的な地震で住居を無くし、強制移動を余儀なくされたおよそ65万人もの地元住民らに対し、総力を挙げて食料・医療支援を行っている。生存者救済活動も同時に進められているが、今後更なる生存者が発見される可能性は薄いとされている。


 ジョグジャカルタ空港の滑走路の亀裂が修復された30日、米海軍による2機の貨物輸送機がジョグジャカルタに到着した。国連によると少なくとも21カ国が、27日に5800人以上の人々の命を奪ったマグニチュード6.3の大地震でホームレスとなった人々の支援活動に加わっているという。今回の地震で、64万7000人もの人々が強制移動を余儀なくされ、そのうち3分の1はホームレスとなって親類等と同居しているという。


 インドネシア政府は31日、今回の地震で13万5千件もの家屋が崩壊し、瞬時に瓦礫の山と化したと報告した。


 最も被害の激しかったバントゥル市にある大病院ではまだ患者が溢れ返っている。100台のベッドに対して患者が400人も待機しており、医師らは医薬品の供給不足に頭を悩ませている。


 バントゥル市の大病院で地震緊急医療調整役を務める医師ヒダヤット氏は、「副木、ガーゼ、さらにはベッドまで不足しています。新しい副木の供給がありましたが、皆使い果たしてしまいました」と現地の厳しい現状を語った。患者らの9割は骨折しているという。


 しかし、状況はいくつかの病院で改善されつつあり、以前は病院の駐車場や廊下に溢れかえっていた数百人の患者らの大部分が、現在はベッドの上で診療を受けているという。またジョグジャカルタ州の病院の外に設置された、溢れかえった患者を一時的に収容するテントも取り去られた。


 国連人道支援トップ高官は、支援活動は順調に進んでおり、2004年のインド洋における津波で13万1千人もの犠牲者を出した時のそれに比べれば大きな改善が見られると報告した。


 インドネシア政府によると31日現在、今回の地震における死者は5846名に達したという。


 大部分の生存者は即席で作った掘っ立て小屋や避難所での生活を余儀なくされており、複数の家族が共同で料理を調達している。


 政府が支援を約束したにもかかわらず、食料や飲料水の不足は深刻であり、数万人もの人々がダンボール箱を切り取ってプラカードをつくり、通行者に現金や物資の支援を呼びかけている。


 マレーシアのレスキュー隊隊長によると現在、生存者や犠牲者の遺体を新たに発見する可能性は低いとされており、主な作業は破壊された家屋の撤去などに移行しているという。


 中国から来た44人からなる医師団・レスキュー捜索隊チーム、地震学者らも到着し、現地での医療支援と5トンにも及ぶ支援物資を提供した。


 タイ政府は今後48人の軍医を派遣し、医療用品を支給すると発表した。


 マレーシア、シンガポール、ノルウェイなど他国の支援団体もすでに被災地域で活動を始めている。


 日本では自衛隊の国際緊急医療援助隊(隊長・上野栄一等陸佐)の第1陣が1日午前7時、航空自衛隊小牧基地(愛知県小牧市)からC130輸送機で出発した。2日に被災地のジョクジャカルタ特別州に到着し、先遣隊と合流する予定だという。


 援助隊は、陸上自衛隊第10師団(名古屋市)を中心とした医官ら18人を含め計36人で構成されている。医師や医薬品の不足による感染症を防ぐため、「医療」と「防疫」を二本柱に支援を本格化させる。先遣隊19人は31日、すでに被災地に到着して事前調査などを始めている。


 またアジア開発銀行はインドネシア被害地域の復興のために6000万ドル(60億円) の助成金と低金利ローンを融資することを発表した。


 ユドヨノ大統領は一時的に仕事場をジョクジャカルタに移動し、生存者と共に非難用テントで一夜を過ごした。そして「私は一ドルたりとも誤った目的で使われないように命令します」と語り、できる限り多くの資金を災害復興のために当てることを約束した。

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 「司牧と行政の両方に深い知識と経験」 日本司教協議会会長、新教皇誕生でメッセージ

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(226)聖書と考える「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • 四半世紀ぶりに欧州で大規模伝道会議、今月末にベルリンで 牧師ら約千人が参加

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 主キリストの最大限の恵み 万代栄嗣

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 四半世紀ぶりに欧州で大規模伝道会議、今月末にベルリンで 牧師ら約千人が参加

  • 「司牧と行政の両方に深い知識と経験」 日本司教協議会会長、新教皇誕生でメッセージ

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 米ジョージア州で「信教の自由回復法」成立、全米30番目の州に 9年前には不成立

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

編集部のおすすめ

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」

  • ロシアの軍事侵攻から3年、在日ウクライナ正教会が祈りの集会 片脚失った負傷兵も参加

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.