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北朝鮮解放週間目前に

2006年4月20日15時28分
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 【ワシントンD.C.(米クリスチャンポスト)】北朝鮮の多くの人民が飢えや事実上の個人的自由の剥奪、宗教的迫害に苦しむ中、北朝鮮では高さ22メートルにも上る北朝鮮建国者の像に対し深い敬礼がなされた。
 
 キリスト教保守派政策科学シンクタンク“Wilberhouse forum"議長で米国でスポークスマンとして活躍するチャールズ・W・コルソン氏は、北朝鮮解放週間を前に、
 「ここ米国で暮らしている私たちにとって数万人もの子ども含む20万人もの人々が恐ろしい北朝鮮政治犯収容所に拘束されているということは実に想像しがたいことです。北朝鮮における宗教、政治的抑圧は想像がつかないほど残酷なものです」と述べた。


 今週末にホワイトハウス前でのコンサートと共に2年目の北朝鮮解放週間を向かえる。世界各地から数万人もの人権活動家や宗教指導者らがワシントンD.C.に集まり、一週間における演説、祈り、上映会などを行い、4月28日にそのクライマックスを迎える予定である。


 この解放週間のイベントでは北朝鮮における人権迫害状況の残虐さを一般に気づかせる事を目的としている。


 このイベントでの演説者の1人として北朝鮮政治犯収容キャンプの生存者が政治犯収容所で信仰を告白した人々が拷問を受けた上で殺害されている実情について話す予定であるという。


 国際キリスト教宣教団体「オープンドアーズ」によると、信仰の故に北朝鮮で苦難を受けたスンオク・リー氏は、
 「神様を信じているがために、収容所で賛美歌を歌っているために、ただそれだけで死に至るまでひどい拷問を受けるのです。私は多くの口にすることの出来ないような残虐行為を目撃してきました」と述べたという。


 このような事件の詳細については米国国債宗教解放委員会によって昨年11月に発表された。


 カンザス州サム・ブラウンバック議員は、
 「私たちはすべての見るに耐えない残酷な悪に立ち向かわなければなりません。北朝鮮解放週間を共に参加し、このために働きましょう」と述べた。


 コルソン氏は、
 「北朝鮮における苦しみは長く続いています。キリスト教徒として私たちはこのような迫害されている弱い者たちを守るために呼ばれたのですから」と熱く訴えた。


 北朝鮮解放週間の詳細はこちら→ http://www.nkfreedom.org (英語サイト)

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