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ナイジェリア暴動 60以上の教会で放火 死者200人超

2011年4月21日11時46分
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 大統領選の結果を巡ってナイジェリア北部で発生した暴動で、60以上の教会が放火され、キリスト教徒が住む家屋1000以上が破壊された。キリスト教の迫害監視団体「オープンドアーズ」が30日までに明らかにした。AFP通信によると、暴動による死者は200人以上と見られる。

 ナイジェリアでは16日に行われた大統領選で、キリスト教徒で現職のグッドラック・ジョナサン大統領(南部出身)が、イスラム教徒のムハンマド・ブハリ元最高軍事評議会議長(北部出身)に勝利したことが明らになると、ブハリ氏を支持する住民らによって暴動が発生。暴動は18日までに14州に拡大した。

 米オープンドアーズのカール・メラー会長は「昨年、ナイジェリアでは、約2000人のキリスト教徒が同国北部で殺害され、世界の他のどの国よりも多くの殉教者が発生した」「ナイジェリアは、アフリカ全土にキリスト教を広める上で鍵のような国だ」とコメント。「どうかナイジェリア、特に北部に住むクリスチャンのために一緒に祈ってください」と呼び掛けた。

 AFP通信によると、暴動による避難民は4万人近くとみられ、多くは軍や警察の敷地内に避難している。赤十字社によると、負傷者は現在410人程度に上っている。住民は地元ラジオに対し、「途方もない殺人が行われた。被害は甚大だ」(AFP)と語った。

 ブハリ氏や同氏の支持者らは選挙に不正があったと主張しているが、選挙を監視している独立監視団体は、今回の選挙はここ数十年で最も公正に行われたとしている。報告書では「国民議会選と大統領選は共にナイジェリア国民の意思を反映したもので、信用に値するものだ」としている。

 ナイジェリアは北部と南部で住民がイスラム教徒とキリスト教徒に二分されており、各宗派から交互に大統領を選出している。しかし、ジョナサン大統領は、イスラム教徒で前職のウマル・ヤーアドゥア前大統領が任期中に心臓病で死去したため、残り約1年の任期を引き継ぐ形で現職に就任した。そのため、今回の再選は有効となる。

 北部カドゥナ州のキリスト教指導者は、「国際キリスト教コンサーン」に対して、「グッドラック氏はキリスト教徒のための大統領ではない、ナイジェリア国民すべてのための大統領だ。なぜ我々クリスチャンが、ジョナタン大統領が選挙で勝利したために苦しまなければならないのか」と語った。

 AP通信によると、ジョナサン大統領は18日、テレビで演説を行い、「いかなる政治的要求も、ナイジェリア国民の血に値することはあり得ない」と語り、暴動を非難した。

 ロイター通信によると、ジョナサン大統領は21日、混乱が続いているものの、来週に予定されている統一地方選を予定通り実施する意向を表明。暴動は「政治的抗議のレベルを超えている。暴徒はこれからの選挙を妨害しようとしており、到底受け入れられない」と語った。一方、暴動阻止のため、治安部隊に「正当攻撃」を認めたことも明らかにした。

 暴動ではイスラム教徒が教会を放火するなどしたが、読売新聞によると、これに反発して一部のキリスト教徒もモスクを放火し、騒ぎが拡大したとしている。

 ナイジェリアでは、キリスト教徒とイスラム教徒間の紛争が長期にわたって続いている。紛争は宗教の違いによるものばかりではなく、土地問題や水資源の問題などからも発生する。昨年初めには、北部と南部の境界付近に位置するキリスト教徒の村が襲われ、キリスト教徒500人以上が殺害された。また、昨年のクリスマスには、イスラム過激派グループ「ボコ・ハラム」に関係のある武装集団が教会を攻撃し、38人が死亡した。

 地元のキリスト教指導者らは、これらの衝突は宗教の違いによるものよりも、社会的、経済的衝突によるものが大きいと指摘している。

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