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聖餐式

聖餐式(1) 徐起源

2014年11月21日18時32分 コラムニスト : 神内源一
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関連タグ:神内源一(徐起源)
恵那レーマミニストリー+

聖餐式の意味は、何でしょうか。同じ「せいさん」でも、罪の「清算」とは字が違います。「聖なるものを頂く」ということです。

聖餐式は、イエス様が復活なさってから行われるようになりました。それまではなかったのです。それには、理由があります。私たちは、罪を告白して赦されますが、だからと言って、次の聖餐式までにまた罪を犯し、それを赦してもらうために受けるのではありません。

私たちは、すでに素晴らしい恵みの中にあるのです。旧約聖書の時代は、神に近づけるのは大祭司だけでしたが、それでも幕の奥には入れませんでした。聖餐を頂くということは、旧約に登場するモーセの幕屋ではできなかったことです。聖餐を頂けるという事実は、何を意味しているのでしょうか。まず、私たちの罪が赦されているのだということです。

旧約時代、祭司は神の前に立つときにエポデを着ていました。今私たちは、イエス・キリストを着ているのです。ですから、イエス様が聖いので、イエス様を着る私たちも聖い者として神の前に出ることができます(参照:クリスチャンの求めるもの)。

また、祭司たちは、動物の血を携えてきました。私たちは、イエス様の血を携えています。動物の血によってでは、幕の手前までしか入れませんでした。しかしイエス様の血によって、幕の奥まで入ることができます。祭司たちは、水によって身を聖めなければいけませんでした。私たちは、みことば、イエス様によって聖められ、神の前に出ていけるのです。

コリントでは、さまざまな問題が起きていました。わきまえないで聖餐を受けることによって、弱い者や病人が多くなり、死んだ者が大ぜいいました(参照・Ⅰコリント11章)。それは、これが単なる儀式ではなく、大変重要なものだということを意味します。パンやブドウジュースがあるのでいただきましょう、というものではありません。

「したがって、もし、ふさわしくないままでパンを食べ、主の杯を飲む者があれば、主のからだと血に対して罪を犯すことになります。ですから、ひとりひとりが自分を吟味して、そのうえでパンを食べ、杯を飲みなさい。みからだをわきまえないで、飲み食いするならば、その飲み食いが自分をさばくことになります。そのために、あなたがたの中に、弱い者や病人が多くなり、死んだ者が大ぜいいます。しかし、もし私たちが自分をさばくなら、さばかれることはありません」(Ⅰコリント11:27~31)

「私は主から受けたことを、あなたがたに伝えたのです。すなわち、主イエスは 、渡される夜、パンを取り、感謝をささげて後、それを裂き、こう言われました。『これはあなたがたのための、わたしのからだです。わたしを覚えて、これを行いなさい』」(Ⅰコリント11:23~24)

きちんとした罪の悔い改めなしに聖餐にあずかった場合、大変なことが起こったと書かれています。聖められた者だけが聖餐にあずかれるのです。イエス様を信じない人に、どうぞ食べてくださいとは言えません。本当に聖いものだけが聖餐にあずかれます。聖い者だけが神の前に出ることができるのです。旧約時代の祭司が水によって聖いものとなって神の前に出たように、私たちは罪を悔い改めて神の前に出ます。

パンはイエス様の体です。イエス様の体は鞭うたれました。その鞭が体に巻きついて、イエス様の肉を引きちぎって散らしました。聖書には、「激しい苦しみのあとを見て、満足する」(イザヤ53:11)とあります。ご自分が身代わりになったことを喜ばれるのです。

聖餐にあずかるときには、もちろん、「イエス様は痛かっただろうな、苦しかっただろうな、イエス様ありがとう」という気持ちも必要です。しかし、「私は前回の聖餐式から今日までたくさん罪を犯しました。どうぞ主よ、私を赦してください。そしてイエス様が十字架にかかって下さったので、聖餐にあずかれることをありがとうございます」と、そのような思いだけで聖餐を受けることを、神様は望んでおられるのでしょうか。

放蕩息子が父の家に帰ったとき、「私は息子としてふさわしくない者です。召し使いでいい」という考えで戻りましたが、父は、「息子が生き返って新しくなって帰ってきた!」と喜びでいっぱいでした。

聖餐にあずかることの本当の意味を確認したいのです。聖餐にあずかれる者は、神の国に入る特権を頂いている者なのです。「私が聖餐にあずかれるということは、神の国に入れる条件が整っているということなのですね! そのように認められているということなのですね!」という感動を受け、聖餐を頂いていいのです。

放蕩息子を待つ父親のように、神様は、イエス様の血潮で赦されて帰ってくる私たちを、抱きしめてくださるのです。

■ 聖餐式:(1)(2)(3)

◇

徐起源(そう・きうぉん)

ERM聖書学校校長。恵那クリスチャンセンター(岐阜県恵那市)牧師。恵那レーマミニストリー代表、愛知県一宮市の超教派聖会「ワールド・リバイバル・カンファレンス」の理事・講師を務めるなど、その活動は多岐にわたる。同校本部の岐阜県恵那市に加え、京都、岡崎(愛知)、沖縄、立川(東京)など全国数カ所で聖書学校、聖会をおよそ月1回のペースで行っている。インターネット聖書学校、通信聖書学校等も現在開講中。※画像は恵那レーマミニストリーのロゴ。

■ 外部リンク:

【公式サイト】恵那レーマミニストリー

【Ustream】毎週日曜日10:30からメッセージ配信中!

【ERM教材・書籍案内】「信仰の使い方をご存知ですか?(上)(下)」「あなたは神の義をいただいていることをご存知ですか?」

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:神内源一(徐起源)
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