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ささきみつおの「ドント・ウォリー!」(26)…流れに乗ろう

2007年9月24日15時45分
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佐々木弁護士+
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 『どんなことにもくよくよするな!』(イーグレープ出版)の著者、佐々木満男弁護士のコラムを連載します。ラジオ大阪で現在放送中の人気番組「ささきみつおのドント・ウォリー!」(放送時間:毎週土曜日朝11:45〜、インターネットhttp://vip-hour.jp/で24時間無料配信中)でこれまでに放送された内容を振り返ります。「ミスター・ドント・ウォリー」こと佐々木弁護士が、ユニークな視点から人生のさまざまな問題解決のヒントを語ります。




◇




 あなたは、「流れに乗っている」と思いますか。それとも「流れからはずれてしまっている」と思っていますか。



 「流れ」にもいろいろあります。空気の流れを「気流」といいます。海にも流れがあって「海流」といいます。時の流れは「時流」と呼ばれます。



 「流れに乗る」ことは大切ですよ。聖書には「主を待ち望む者は、新しい力を得て、わしのように翼をかって昇ることができる」と書かれています。「神を信じるなら新しい力が湧き起こり、わしのように翼を大きく広げて大空を昇っていくことができる」というのです。



 ある時、「きれいだなぁ」と思いながら、リゾートホテルの窓から美しい野山の景色を眺めていました。するとそこに一羽の大きなわしが飛んでいました。思い切り翼を広げて、大空をゆうゆうと飛んでいます。すずめのように一生懸命に羽ばたいて飛んでいるのではありません。大わしは方向を変えるときだけ翼をゆるやかに動かすのです。わしは気流に乗っていたのですね。すずめのようにバタバタと翼を動かさなくても、わしは気流に乗ってゆうゆうと飛んでいることができるのです。



 私の知人が生命保険を売っていましたが、競争が激しいためなかなかお客が契約してくれなくて困っていました。「売れない保険をがんばって売ろうとするよりも、売れる物を売った方がいいんじゃないですか。私の顧問会社が最近大変すぐれた健康食品売り出して、どんどん売れているようです。これまで保険を売ろうとしてきたあなたの大勢の見込客に、この健康食品を売ってみたらどうですか」。ある時彼にそう提案してみました。



 「申し訳ありませんが、私は健康食品などいかがわしい物には手を出しません。マルチビジネスはいやです」



 「いや、これはマルチではありませんよ。単なる個人販売ですが、売れたらあなたがもらえるマージンがとても大きいのです。保険よりずっと儲かりますよ」



 「そうですか、でも業種変更は自分にとっては大きな問題なので、しばらく考えさせてください」



 彼は、そう言った切り、その後連絡がありませんでした。そこで、同じ話を別の知人に紹介しました。「それはすごい!ぜひやらせてください」。知人はすぐにその健康食品を売り始めたところ、どんどん売れて儲かっているようです。最近、彼が家を買ったという噂を聞きました。



 「いろいろ考えてみましたが、例の健康食品販売をやってみようと思います」と、なんと2年も経ってから、初めに紹介した知人が言ってきました。個人販売員が増えすぎると競争が激化し売り値がくずれてマージンも減ってしまうため、その時には個人販売員の募集はすでに打ち切られてしまっていました。こうして彼は、流れに乗りそこなって、まもなく破産に追い込まれてしまいました。



 私は、弁護士になった時に、知人の紹介でたまたま国際的な法律事務所に入りました。当時は、弁護士が十数名だったと思います。ところが、今では、弁護士数が300名近い大事務所になってしまいました。かつて、国際弁護士事務所に入った弁護士たちが皆特別に優秀だったからでしょうか。特別に一生懸命に働いてきたからでしょうか。私はそんなことはないと思います。基本的には、「日本の国際化」という「時代の大きな流れに乗ってきた」からなのだと思います。



 しかし、国際化の流れに飛び込んだものの、流れに乗り切れず、流れに流されてしまった弁護士も大勢います。その辺がむずかしいですね。今や、情報化時代です。だからと言って、猫も杓子もIT産業に飛び込んで行ったら、流れに流されておぼれてしまう人たちが大勢でてきます。一胆流れに乗ったらその流れのスピードと方向に合わせていかなくてはなりません。それに失敗すると流されてしまうのですね。うまく流れに乗り切っている人たちだけが、グングン業種をのばしているのです。 



 「流れに乗る」ことは大切ですが、「流れに乗りつづける」ことはもっと大切なんですね。




◇




 佐々木満男(ささき・みつお):国際弁護士。宇宙開発、M&A、特許紛争、独禁法事件などなどさまざまな国際的ビジネスにかかわる法律問題に取り組む。また、顧問会社・顧問団体の役員を兼任する。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL.M)。

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