Skip to main content
2025年9月6日12時04分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 宣教

祝福の当事者として深みに漕ぎ出すクリスチャンへ

2012年9月23日21時50分
  • ツイート
印刷
米内宏明(よないひろあき)氏、国分寺バプテスト教会(東京都国分寺市)牧師の米内宏明(よないひろあき)氏。2012年9月8日、東京都目黒区で。+
ANRC関東キックオフ大会の様子。2012年9月8日、東京都目黒区で。+
 8日、インマヌエル中目黒キリスト教会(東京都目黒区)で開催された「オール・ネーションズ・リターニーズ・カンファレンス2012(ANRC12)関東キックオフ集会で、国分寺バプテスト教会(東京都国分寺市)牧師の米内宏明(よないひろあき)氏がルカの福音書5章1節~10節から「深みに漕ぎだそう」と題してメッセージを伝えた。

 同集会には海外で伝道され救われた帰国者が参加し、祈りと交わりの時がもたれた。海外の教会やクリスチャンフェローシップを通して素晴らしい体験をしてきた帰国者たちに対し、米内氏は「海外でイエス様を信じて救われた皆さんにとって経験した外国は、皆さんの人生の中で宝のようなものではないでしょうか。日本にいるよりも、その国や地域のフェローシップに引っ張られていかないでしょうか」と述べ、「あなたの宝のあるところに、あなたの心もある(マタイ6・21)」生活になってしまうことを指摘した。

 その上で、日本に身を置いて、今まで成功してきたこと、上手くやっていたことが全然思うようにいかないような状態に陥ったとしても、「イエス様は同じ場所で深みに漕ぎ出してもう一度網を投げなさいとおっしゃっておられます。自分たちはもうダメかもしれないという、思うようにいかない状況の中で、イエス様は網を投げよとおっしゃっています」と伝え、聖書に出て来る人物も同様にうまく行かない人生を送っていたことを指摘した。

人の影の部分、暗い部分に入っていったパウロ

 米内氏は、とりわけパウロ使徒について深く言及し、「パウロは当時の地中海世界を股に掛けて何度も旅に出ました。イエス様のことを当然知る由もない人のところまで出かけていき、命をかけてまで福音を伝えた第一人者ですが、行く先で必ずトラブルに巻き込まれ、思うようにいかないことがほとんどでした。自分のことを理解してくれない異邦人からだけでなく、自分の同胞のユダヤ人や神様を信じているクリスチャンからも、誰からも認められないような世界にパウロは漕ぎ出していきました。パウロは一見、ものすごい成功を収めた人物のように見える一方、人の暗い部分、陰の部分によく触れている人で、トラブルを抱えている人達の中に敢えて入っていく人でもありました」と伝えた。

 またパウロ使徒の暗い自己表現の仕方について、Ⅰコリント15章8節「最後に、月足らずで生まれた者と同様な私にも、イエス様は現れてくださった」と表現している箇所を指摘し、「月足らずで生まれたとはつまり流産であり、死産でもあります。『生きて生まれて来るべきではなかった自分である』というそのような思いさえ込めて『こんな俺にイエスは現れてくれた』ことが最も大切なことであるとしてパウロは伝えています。自分の過去に活躍したことや能力を表現したいのではなく、ダメな自分、出来ない自分、この世に存在していてもしなくてもどうでもよいような自分に神様が託してくれていることがあるという事を伝えようとしていました」と説いた。 

 海外から帰国したクリスチャンの青年たちに対し、米内氏は「イエス様は弟子たちに『魚が獲れない漁場だから良い漁場に行きなさい』ではなく、魚が獲れない漁場の中にあって、『深みに漕ぎ出しなさい』とおっしゃいました。そのことで不思議なことが起こりました。一方私たちは自分たちが伝道している場所が『魚が獲りやすい湖なのかどうか』が神様の召しよりも気になることがないでしょうか」と問いかけた。

深みに漕ぎ出しなさい-応答が大事

 その上で米内氏は「次のステップは『自分たちがどこにいるか、何ができるか、どんなに努力をしたか』ということに関係なく、『深みに漕ぎ出して獲れ』とイエス様に言われれば、『そのようにしてみましょう』という応答です。湖の上の弟子たちは、イエス様に応答した結果魚が獲れるようになりました。聖書では『なぜ弟子たちは浅い湖で魚が獲れなかったのか?』という理屈には一切触れていません。理屈について考えることがいけないとは言いませんが、解決のつかないこと、考えの及ばない事は世の中にはいくらでもあります。そのような中にあっても主にある者は諦める必要は一切ないことがこの御言葉からわかります」と説いた。

 世界の中で日本が置かれている状況について米内氏は、「確かに日本はいろいろな意味で大変な状況に置かれていると思います。クリスチャン人口の多少に関わらず、昨年の震災以降の復興の過程や、東アジアにおける領土・領海問題においても、日本の置かれている立場はものすごく微妙で、厳しくてこの先どうしたらよいのか真剣に考えないと行き詰ってしまうような状況にあるのではないでしょうか」と問いかけ、「戦争や国家というものがある中で、そういうもので個人の人生を苦しめるのだとすれば、そのようなたったひとりの苦しんでいる姿があるのなら、そのようなたったひとりの苦しんでいる人のために為すことは、決して意味のないことではないと思います」と述べた。

慰安婦問題、男性中心社会全体に責任

 その上で隣国である韓国との間で長らく生じている問題のひとつである「慰安婦問題」について、「韓国の人たちが、日本に対して問題としていることで従軍慰安婦の問題があります。慰安婦が強制的であったのか、あるいは自発的に行われたものだったのかという議論があります。もし『慰安婦制度そのものが社会として問題なのだ』と位置づけるのならば、それがたとえ強制的であろうが自発的であろうが、慰安婦の女性がどこの国の人であろうが、『個人をそのような社会構造の中に追いやった当時の国家形成そのものが問題だ』ということができないでしょうか。さらにひとりの女性をそういうところに送り出さなければならなかった『身分差、貧富の差、階級の差、アジアの家父長制度、さらには男性中心の社会全体に責任があった』といえるのではないでしょうか」と問いかけた。

次ページはこちら「ひとりのクリスチャンによって変えられた隣国のイメージ」

  • ツイート

関連記事

  • リバイバルの秘訣はへりくだること 

  • 霊と真で礼拝するクリスチャンへ

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 2024年の聖書頒布統計発表、デジタル版が印刷版を初めて上回る

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

  • イエス様は何を祈ってくださるのか 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(9月4日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(7)

  • キリストの道 穂森幸一

  • チャイルド・ファンド、アフガニスタン東部地震の緊急支援実施へ 寄付の受け付け開始

  • アフガニスタン東部地震、死者1400人超 ワールド・ビジョンが緊急支援募金開始

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(2)心が人生を決める 加治太郎

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • ウクライナ、米大衆伝道者フランクリン・グラハム氏に勲章授与 人道支援を評価

  • アフガニスタン東部地震、死者1400人超 ワールド・ビジョンが緊急支援募金開始

  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • ウクライナ、米大衆伝道者フランクリン・グラハム氏に勲章授与 人道支援を評価

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • アフガニスタン東部地震、死者1400人超 ワールド・ビジョンが緊急支援募金開始

  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.