これまで世界中を巡回しながら過去60年にわたってキリストの福音を伝え、奇跡的ないやしをともなう数々の集会を行ってきたT.L.オズボーン師(Osborn International代表)を講師に招き、川口総合文化センター・リリア(埼玉県川口市)で19日、ミラクル・ライフ・フェスティバルが開催された。約2000人収容の会場はほぼ満席状態。オズボーン師の呼びかけに会衆が一つとなって主を証した。
オズボーン師の来日は45年ぶり。前回の来日時には京都、名古屋、松山で集会を行い、数百人が決心、いやしの働きも起こされた。「ほかでもなくこの日本で(奇跡が)起こったのです」同師は何度も強調した。
メッセージの主題は福音。アダムの堕落以後、悪魔がもたらしたすべての人類の病・罪を、イエス・キリストが背負われ、十字架の上で死なれた。そのとき、イエスと共に私たちの罪や病もすべて死んだ、だから私たちは生きている。おそれもなく、罪責感もなく、劣等感さえなく、私たちは神の前に立つことができる、これを伝えにきたというオズボーン師。
さらにオズボーン師は、会衆の存在意識に深く問いかけた。神がクリスチャン一人ひとりを選択したということ、クリスチャンは例外なく大きな神の国の働きのために存在することを強調。聖霊の神がどうして日本のクリスチャンなくしてこの日本に働きを始められるのか。神はどれだけ彼らを頼っているのか。イエス・キリストが内に住まわれる、神の国の使節である私たちクリスチャンを通して神の驚くべき奇跡が行われると説いた。
現在に至るまで、世界中の数百万人もの人々を救いに導いてきたオズボーン師の言葉には信仰が満ち溢れていた。少しの疑いもなければ、おそれも感じられない。私たちは神からすべての権威をゆだねられているという。それを確信できるのは、ほかでもなく信仰である。彼にあるのは、ただ父なる神に対する絶対的な信仰だった。
セミナー後、参加者からは「油注がれ、心燃やされた」など聖霊の豊かな働きが証しされていた。オズボーン師のセミナーは22日まで、7回にわたり連日開かれる。
クリスチャントゥデイからのお願い
皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。
人気記事ランキング
-
第4回ローザンヌ世界宣教会議で発表の「ソウル声明」 日本語版が公開
-
2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目
-
金城学院大学と名古屋YWCAが協定締結、外国ルーツの子ども支援で協力
-
英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増
-
聖心女子大学と鹿児島純心女子中学・高校が協定締結 共にカトリック系
-
ワールドミッションレポート(12月19日):インドネシアのマンガライ人イスラム教徒のために祈ろう
-
給食で子どもたちに笑顔と教育の機会を 最貧国マラウイを支援する「せいぼじゃぱん」
-
聖なる励まし 穂森幸一
-
キリストの死によって与えられる新しいいのち 万代栄嗣
-
ワールドミッションレポート(12月18日):ガザ 憎しみの英才教育―ハマス創設者の娘が語る真実(4)
-
2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目
-
英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増
-
聖なる励まし 穂森幸一
-
給食で子どもたちに笑顔と教育の機会を 最貧国マラウイを支援する「せいぼじゃぱん」
-
綱渡りのような人生 菅野直基
-
元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(237)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(後編) 広田信也
-
旧統一協会の田中富広会長、道義的責任など理由に辞任 「謝罪の意を込めおわび」
-
南・東南アジア各国で洪水・土砂崩れ、1700以上人が死亡 キリスト教団体が緊急支援
-
キリストの死によって与えられる新しいいのち 万代栄嗣
-
元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも
-
2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目
-
英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増
-
「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」
-
【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』
-
日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも
-
京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から
-
英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け
-
東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏
-
ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加


















