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米大陸音楽宣教、大いなる祝福

2006年6月22日07時20分
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『神だけが』を賛美する工藤篤子氏=16日、ニューヨーク・カーネギー・ホールで(工藤篤子音楽ミニストリーズ提供)+
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 アメリカ大陸と日本の架け橋となるべく、工藤篤子音楽ミニストリーズのコンサートツアーが5月16日、21日、28日の3日間、アメリカ大陸の3箇所で開催された。16日にはニューヨーク・カーネギーホール、21日にはニュージャージー日本語キリスト教会にて賛美礼拝、さらに28日にはメキシコ・シティーで伝道コンサートを行い、主の大きな導きと祝福のうちに全日程を終えた。


 工藤氏は、「16日カーネギーホールリサイタルでは、主の大きな導きを感じながら、心からの賛美を捧げさせていただくことが出来ました」と感想を語った。歌っている間中、カーネギーホール全体が礼拝堂になったようで、最後の『主の祈り』と『平和の祈り』では、自分がほんとうに歌っているのか、祈っているのか分からなくなるほど祝福に満ちた時間であったという。


 コンサート後、来場者から「神様の不思議な臨在を感じた」などの反響があり、ノンクリスチャンからも様々な反響があった。「その方々がキリストの信仰へと導かれますよう心から祈っています」という工藤氏。


 「私たちは『ただ主の栄光だけが現されますように』という、同じ思いと祈りをもってコンサートに臨みました。私にとって、今回、皆様のような素晴らしい同労者と共に、主に仕えさせていただけたことは、大きな喜びでした」と16日公演の感想を関係者らに語った。


 また21日のニュージャージー日本語キリスト教会礼拝賛美では、2人が信仰の決心、受洗決心へと導かれた。最後の『神だけが』の賛美では、「ほとんど自分が歌っていることを忘れるほど、神の栄光だけが見えるようだった」(工藤氏)という。


 28日には、メキシコ・シティーでの伝道コンサートを開催。メキシコ公演ではたくさんのハプニングが重なった。伴奏者も未定、伴奏譜のない楽譜のアレンジも全くなされていないという悪状況。それでも、すべてが不思議な主の平安に包まれていることが工藤氏には感じられたという。


25日には、初見でスラスラ弾くことの出来る素晴らしいプロのピアニストが与えられた。その翌日の26日、メキシコの一流のアレンジャーが工藤氏のために伴奏譜を作成してくれることに。そしてコンサート前日の27日に、やっとアレンジが仕上がったという。


そのほか、演奏用装置の不足、コーラス衣装の不足など信じられないほど様々な問題があったが、そのひとつひとつが解決されていった。


そして迎えた28日、いよいよメキシコ賛美伝道コンサート本番。当初の予定参加者数は200人だったが、当日には300人にもふくらんだ。賛美曲はほとんどがスペイン語。工藤氏は、「主の大きな導きと集中力を感じ、懸念していたスペイン語も、不思議なほどスラスラ口から流れ、日本語より流暢に話せたのではないかと思うほど」「人々の心に歌詞が深く響いたように感じた」と感想を語った。


 メキシコでの賛美と証しの後、伝道師のカルロス師が招きの祈りを捧げたとき工藤氏の心は、「主が確かに人々の心に触れてくださった」という確信に満たされた。


 今回のメキシココンサートでは、あわせて10人以上が信仰に導かれた。


 工藤氏は、ドイツ・ハンブルクでベビーシッターや掃除婦をしながら開拓伝道を行い、2000年に工藤篤子音楽ミニストリーズを設立。現在では世界の国々の人々に、音楽を通してキリストの愛を伝えている。工藤篤子音楽ミニストリーズホームページhttp://www.gpm.cc/~kudo/index.html

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