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「生と死を見つめて」いのちの電話がセミナー 東京で2月

2011年1月6日11時40分
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 生と死について考えてもらおうと、社会福祉法人いのちの電話(東京都千代田区)は2月19日、上智大学名誉教授で司祭のアルフォンス・デーケン氏を招いての公開セミナー「『生』と『死』を見つめて」―いかに人間らしく生きるか―」を東京都千代田区のYMCAアジア青少年センターで開催する。厚生労働省の自殺防止対策事業の一環。入場無料。



 デーケン氏は、「死をみつめることは、そのまま自分にいただいたいのちを、最後までどう大切に生きぬくか、愛する人を喪った悲しみからいかに立ち直るかなど、自分の生き方を絶えず問い直し、行動していくこと」を理念に、82年ごろから「死への準備教育」を提唱。日本での終末期医療の改善やホスピス運動の発展に取り組んでいる。



 「死への準備教育」普及の業績で98年、ドイツ政府からドイツ連邦共和国功労十字勲章を受章。99年には第15回東京都文化賞、第8回若月賞を受賞している。著書に「死とどう向き合うか」(NHKライブラリー)、「ユーモアは老いと死の妙薬」(講談社)、「よく生き よく笑い よき死と出会う」(新潮社)など多数。



 午後2時から4時(開場は同1時半)。定員(200人)になり次第締め切るという。申込み、問い合わせは同事務局(03・3263・5794)。

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