Skip to main content
2025年6月16日19時18分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. インタビュー

教会離れの若者に福音を 元・卒業クリスチャンだんな雄作さん

2009年8月7日10時44分
  • ツイート
印刷
だんな雄作さん(写真:NOG)+
だんな雄作さん(写真:NOG)

「教会に行かなくなった若いクリスチャンたちに福音を伝えたい」。若者に届く福音の伝え方を追求し、2年前にジーザス体験型サイト「ブランド・ニュー・ライフ(Brand New Life)」を立ち上げた若手伝道者だんな雄作さん(31)。東京大学在学中にクリスチャンとなり、卒業後は広告代理店、映像制作会社に勤務。今年3月に神学校を卒業し、4月から本格的な教会活動に乗り出した。

「いまの若者の集中力は3分です」。若者向け説教では映像や図解を交えつつ、聴衆を飽きさせない工夫を随所に散りばめている。ビジネスの現場で、わかりやすく伝える技術を鍛えられたことが教会でも生かされている。

今年7月からは特に現役東大生の伝道に力を入れている。「どんなに高い学歴や多くの財産を手に入れたとしても、結局は死んでしまう。高学歴ならではの悩みに寄り添うことも神から与えられている自分の役割です」

学生時代、イエス・キリストとの出会いがあまりにもうれしく、受洗後まもないうちから東大での伝道に明け暮れた。学内で聖書研究会を立ち上げ、クリスチャンになって4カ月とたたないうちに法学部の後輩を洗礼へと導いた。

東大にはミッションスクールの出身者も多い。あるとき、バイブル・スタディの立て看板を興味深くじっと眺めていた一人の女子学生を目撃した。そのときには声をかけることもできず、結局その学生が集会に来ることはなかった。「あのときの光景が忘れられない。きっかけさえあれば、誰かがポンと背中を押してくれればクリスチャンになりたいという学生は、実は少なくない。みんな(真理に)飢え乾いている」

ブランド・ニュー・ライフを始めたきっかけは、受洗した教会で味わった疎外感だった。「なぜ教会ではわざわざこんなに難しい話をして聖書を伝えているのだろう」。キリスト教用語ばかりを使ったわかりにくい牧師の説教、上から目線で話してくるベテラン教会員の存在。若者が救いを求めて教会に来ているにもかかわらず、彼らがそこを離れるしかない現状を目の当たりにした。

「多くのクリスチャンが洗礼を受けて1、2年で教会を去ってしまう。統計を見れば、卒業クリスチャンが国内に何百万人もいる計算になる。そのうち一人でも教会に戻ってもらえたらと思う」。2001年からメーリングリストで聖書エッセイの配信を始め、2003年には自前でホームページを立ち上げた。ITがもともと得意だったわけではない。しかし、「どうしても伝えたいものがあるから」。若者に福音を届けるためにIT技術は欠かせない。メールの送信もままならない全くの初心者の状態から、セミナーに通っては少しずつ専門技術を学んでいった。

松尾芭蕉の提唱した有名な俳諧理念の一つに「不易流行(ふえきりゅうこう)」という言葉がある。「俳句の精神は永遠に変わらない。でもそのスタイルは時代に合わせて変えていい。キリスト教もまったく同じだと思う。福音の本質は変えちゃいけない。でも礼拝スタイルや説教スタイルは時代に合わせて変えてもいい部分のはず。いまの日本の教会は、変えていいものと変えてはいけないものとの境界線の意識が低いのではないか」と指摘する。

以前は牧師の説教を聴いても、それが今自分の抱えている問題とどのように関係しているのかがわからなかったという。「キリストの命を感じることができず、洗礼後すぐに教会の脱出ボタンを押しました」。しかし、東大YMCA学生寮の先輩を通して、「福音は生き方そのもの」であることに気づくことができた。

証人とはギリシア語で殉教者の意味を持つ。「たとえば仕事から疲れて家に帰ったとき、大変だけどお皿を洗ったり、子どものオムツをかえたりして妻に仕える。そのように僕たちは毎日の生活の中でもプチ殉教ができる。日常の小さな殉教が家庭の人間関係を変え、学校、職場、やがては社会全体さえ変える力を持つと、僕は信じています」

■ 関連リンク:聖書を21世紀のことばで語るキリスト教・教会 Brand New Life

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 自分の考えを大切に生きよう 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月16日):アンゴラのクワンガリ族のために祈ろう

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.