日本聖書協会が6月29日ヴァイオリン奏者で、日本バプテスト連盟東久留米教会音楽牧師のジョン・チャヌ氏のコンサートを盛岡市民文化ホールで開催した。ピアノ伴奏は武田香奈子氏。参加は無料であった。
参加者には「みことばフォトブック『想い』」が手渡された。同書籍は個人で撮影された写真とその写真にちなんだ聖書の言葉とを、募集して掲載したもの。プロ・アマチュアを問わず10代から90代まで幅広い世代から写真と聖書のことばが寄せらており、聖書の身近な入り口となるという。
ヴァイオリン奏者のジョン・チャヌ氏は2001年に東京、新大久保の駅でホームから転落した人を助けようとして日本人と韓国人の青年が命を落とした事故の追悼コンサートを行ったことを契機にキリストに導かれたという。ジョン氏は以来、常に「いのち」「愛」「平和」への願いを込めたコンサートを行い、日本と韓国の架け橋として活動しているという。
開催にあたって日本聖書協会総主事の渡部信牧師は、復興途中の岩手県内の人々に向けて「心からお見舞いを申し上げます。この災害の爪あとは大きく、本当の意味での復興には時間がかかることでしょう。私たち日本聖書協会は神様からのメッセージをお送りし続けます。」と、コンサートについての挨拶を送っている。また渡部牧師は「豊かな賛美演奏を通して主の平安を分かち合う時間をご用意いたします。」と述べた。
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