書籍
-
米クリスチャニティー・トゥデイ誌、2018年の最優秀書籍賞とブック・アワードを発表
米福音派の代表誌「クリスチャニティー・トゥデイ」が、2018年の「最優秀書籍賞」と、各分野の良書に贈る「ブック・アワード」を発表した。今年は、北米聖公会の女性牧師が書いた『日常の典礼:日常生活における神聖な慣習』が最優秀書籍賞に輝いた。
-
ノーベル賞作家、カズオ・イシグロ著『わたしを離さないで』が問い掛けるもの
2017年のノーベル文学賞に、長崎県出身の日系イギリス人、カズオ・イシグロ氏(62)が選ばれた。イシグロ氏の代表作の1つでもあり、受賞理由の著書ともいわれる『わたしを離さないで』の紹介。
-
日野原重明先生、死の床で語られた愛の遺言! 『生きていくあなたへ 105歳 どうしても遺したかった言葉』
クリスチャンの現役医師として、多方面で活躍し続け、2017年7月18日、105歳で逝去された日野原重明先生。本書の「はじめに~言葉を杖にして」には、本書を著した意図が次のように記されています。
-
日野原重明さんの最後のメッセージ『生きていくあなたへ―105歳 どうしても遺したかった言葉』出版記念パーティー
日野原重明(ひのはら・しげあき)さんの最後の著書『生きていくあなたへ―105歳 どうしても遺したかった言葉』(幻冬舎)の出版記念パーティー(主催:ヴォイス・ファクトリイ)が10日、新国立劇場オペラパレス内ホワイエで開かれた。
-
「日本のクリスマス」は Christmas 足り得ないのか? 堀井憲一郎『愛と狂瀾のメリークリスマス』(2)
堀井氏が「クリスマス」という題材を通して指摘した事柄と同じ現象が、90年代初期に発生した「ゴスペル」ブームにも言える。信仰を持っていない者がどうして「ゴスペル」を歌うのか。そんなゴスペルは本物のゴスペルではない、そう言われ続けて久しい。
-
「日本のクリスマス」は Christmas 足り得ないのか? 堀井憲一郎『愛と狂瀾のメリークリスマス』(1)
内容は「痒(かゆ)いところに手が届く」ものであった。よくぞ言ってくれた!と思わず拍手してしまった。本書は、日本で生まれ、その文化圏で普通に生きてきた方なら、誰もが感じてきたであろう「キリスト教」への違和感をストレートに語ってくれている。
-
信仰を拒む日本的クリスマスの謎 堀井憲一郎『愛と狂瀾のメリークリスマス』
1549年にキリスト教が伝来してから今日まで、なぜクリスチャンでない日本人が毎年、クリスマスで大騒ぎするのか。当時のクリスマスの様子を伝える書物、新聞や雑誌の記事などを丹念にたどりながら、その謎に迫ったのが本書。
-
香山リカ氏と藤掛明氏の対談講演会「信仰者に読んでほしい3冊&求道者に読んでほしい3冊」 聖学院大で
香山リカ氏(立教大学教授、精神科医)と藤掛明氏(聖学院大教授、心理カウンセラー)の対談講演会「信仰者に読んでほしい3冊&求道者に読んでほしい3冊」(主催:聖学院大学総合研究所)が10日、聖学院大学ヴェリタス館(埼玉県上尾市)で開催された。
-
祈りがかなえられないことの幸い 渡辺和子さんの最後の著書『どんな時でも人は笑顔になれる』
本書はノートルダム清心学園理事長の渡辺和子さんが昨年12月、89歳で帰天する10日前に校閲を終え、今年3月に出版された最後の著書。既刊著書の中から「いま改めて伝えたいこと」が厳選され、読みやすくまとめられている。
-
2代目社長としての成功と挫折から学んだもの 奥田英男著『いつも喜んでいる人の7つの秘訣』
「現代は、物質が豊かであることが幸せの条件であるかのように考えられています。しかし、私自身が実際にほしかったすべてのものを得た時に感じたものは空虚でした」。『いつも喜んでいる人の7つの秘訣』を執筆した奥田英男さんに話を聞いた。
-
神学書を読む(19)『キリスト教は「宗教」ではない 自由・平等・博愛の起源と普遍化への系譜』
わずか200ページ余りの新書であるにもかかわらず、読み通すのに2週間かかった。著者はフランス在住の比較文化史家であり、カトリック信者でもある。この視点が本書を他のキリスト教史とは異なる存在に押し上げている。
-
イエスのように生きる情熱を絵に 正田倫顕著『ゴッホと〈聖なるもの〉』
「ひまわり」(1888年)など、大胆な色と筆遣いによる作品で知られるフィンセント・ファン・ゴッホ(1853~90)。本書は、彼が常に内面に抱えていた宗教的なものに焦点を当て、その芸術を論じた全く新しいゴッホ論。
-
神学書を読む(18)藤本満著『歴史―わたしたちは今どこに立つのか―』
本書は「わたしたちと宗教改革」シリーズ第1巻として発刊された。今年(2017年)がルターの宗教改革から500年ということもあり、さまざまな「宗教改革本」が出版されている。その中で本書は白眉だと言っていい。
-
天皇制の「神の国」を叫ぶ日本で、聖書の「神の国」を語り続けた悲哀の預言者 赤江達也著『矢内原忠雄 戦争と知識人の使命』
本書は、無教会の知識人として一般にも広く知らる矢内原忠雄について、キリスト者、「預言者」としての貌(かお)にも着目し、新しい視点から、矢内原が真に語ろうとしていた思想の内実に迫る。
-
聖地アトスで「人を想う美しさ」に触れて 中西裕人(写真・文)『孤高の祈り ギリシャ正教の聖山アトス』
写真家の中西裕人氏による『孤高の祈り ギリシャ正教の聖山アトス』(新潮社)が8月に刊行された。日本人として初めて正教会の聖地であるアトスを公式に撮影し、そこでの体験を綴(つづ)った写真紀行だ。
-
5人の有名人のキリストにある「終活」 込堂一博著『人生の先にある確かな希望』
4月に発売された込堂一博さんの新著『人生の先にある確かな希望』(イーグレープ)は、5人の有名なクリスチャンの終末期の過ごし方から「終活」のヒントが与えられる、伝道にも使いやすい小冊子だ。
-
人間の持つ真実のみが、真に相手をゆさぶり、変えていく 下田ひとみ『トロアスの港』
クリスチャンを主人公にしてその信仰の葛藤を描ける日本ではまれな作家である下田さんの最新作。ぜひこの夏、その物語世界に入って、人間の魂の真実、キリスト教信仰の深みに触れてみてはいかがだろうか。
-
温かい笑顔で「あなたは大切な人」と声を掛けて 鈴木秀子著『自分の花を精いっぱい咲かせる生き方』
聖心会のシスターとして60年以上もの間、人々の心に寄り添って歩んできた鈴木秀子さんの新著『自分の花を精いっぱい咲かせる生き方』(致知出版社)が先月25日発売された。
-
福音派教会は何を取り戻さなければならないのか 後藤敏夫著『神の秘められた計画』出版記念会
後藤敏夫著『神の秘められた計画』(いのちのことば社)の出版記念会が7月31日、都賀ブラザビル5階オリーブ山教会(千葉市)で行われた。司会は三浦春壽氏が務め、吉川直美氏、松元保羅氏、宮村武夫氏、関野祐二氏がスピーチをし、約50人が耳を傾けた。
-
「ことば」を追い求めたルターの生涯 徳善義和著『マルティン・ルター ことばに生きた改革者』
ルター研究の第一人者で、日本福音ルーテル教会の重鎮である徳善義和(とくぜん・よしかず)氏により、マルティン・ルターの生涯が分かりやすく綴(つづ)られた格好の入門書。
人気記事ランキング
-
【ペンテコステメッセージ】クリスチャンの力の源泉である「聖霊の満たし」 篠原隆
-
日本福音ルーテル教会、岡正治牧師の性加害受け声明 「自らの罪として重く受け止め」
-
米南部バプテスト連盟で教勢回復の兆し 「神が働いていることを疑う余地ない」
-
国家のためにクリスチャンが心を一つにして祈りを 神戸で2回目の「日本国家祈祷会」
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(198)「キリスト教葬儀拡大展開に向けて」10周年記念セミナー開催! 広田信也
-
髙祖敏明神父が旭日重光章を受章 上智学院元理事長、聖イグナチオ教会主任司祭
-
ワールドミッションレポート(5月19日):米国 ウーバーの運転手、主イエスに立ち返る
-
ワールドミッションレポート(5月20日):モルドバの村での聖書研究の実
-
カナの婚礼 さとうまさこの漫画コラム(85)
-
英国の著名福音派伝道者、同性カップルの祝福認めた英国国教会を脱退
-
テレビ伝道者ベニー・ヒン氏が「二大後悔」明かす 「繁栄の神学」の間違いを再度認める
-
NCC靖国神社問題委、首相の真榊奉納、閣僚2人の参拝に抗議
-
日本福音ルーテル教会、岡正治牧師の性加害受け声明 「自らの罪として重く受け止め」
-
聖路加チャプレン性加害事件2次加害訴訟、被害女性が意見陳述 院内集会で牧師らが発題
-
日本のゴスペル界から総勢650人が参加 映画「雨ニモマケズ」、2025年公開
-
国家のためにクリスチャンが心を一つにして祈りを 神戸で2回目の「日本国家祈祷会」
-
東京基督教大学、2025年度から「総合神学科」を「神学・国際教養学科」へ
-
立教学院が創立150周年、感謝礼拝で創立者ウィリアムズ主教の出身神学校学長が奨励
-
ジーザスと私(13)これでは元も子もない 桜井知主夫
-
英国の著名福音派伝道者、同性カップルの祝福認めた英国国教会を脱退
-
クリスチャン詩画作家の星野富弘氏死去 頸髄損傷で体不自由に、口にくわえた筆で創作
-
テレビ伝道者ベニー・ヒン氏が「二大後悔」明かす 「繁栄の神学」の間違いを再度認める
-
日本基督教団、聖路加チャプレン性加害事件の被害女性に回答書
-
NCC靖国神社問題委、首相の真榊奉納、閣僚2人の参拝に抗議
-
ピアニストでカトリック信者のフジコ・ヘミングさん死去、92歳
-
日本福音ルーテル教会、岡正治牧師の性加害受け声明 「自らの罪として重く受け止め」
-
加藤常昭牧師死去、説教塾を主宰 日本基督教団隠退教師
-
日本のゴスペル界から総勢650人が参加 映画「雨ニモマケズ」、2025年公開
-
北海道キリスト教書店が2024年度で閉店、店舗営業は10月末まで
-
聖路加チャプレン性加害事件2次加害訴訟、被害女性が意見陳述 院内集会で牧師らが発題