米クリスチャニティー・トゥデイ誌、2018年の最優秀書籍賞とブック・アワードを発表

2018年1月6日12時17分 印刷
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2018年の「ブック・アワード」を発表する米福音派の代表誌「クリスチャニティー・トゥデイ」のページ
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米福音派の代表誌「クリスチャニティー・トゥデイ」が、2018年の「最優秀書籍賞」(英語)と、各分野の良書に贈る「ブック・アワード」(同)を発表した。今年は、北米聖公会(ACNA)の女性牧師ティシュ・ハリソン・ウォレン著『日常の典礼:日常生活における神聖な慣習』(IVP)が最優秀書籍賞に輝いた。ブック・アワードは全13部門で選ばれ、新設された「子ども・青年」部門では、ショーン・スマッカー著『天使たちが堕落した日』(レベル)が受賞。『日常の典礼』は、ブック・アワードの「霊性の形成」部門でも選ばれた。

『日常の典礼』について、ブロガーであるアン・カールソン・ケネディー氏はこのようにコメントしている。

「どの章を読むにせよ、著者への羨望(せんぼう)を持たずに読むことは難しい。著者は品性に満ち、福音的で説教臭さのない描写により、読者が完成された信仰者になることを勧めている。本書は、日常生活の最も基本的な構成要素を逆手にとって、神の並外れた働きを明らかにしている。読者は形式的な思索に陥ることなく、著者の考えや経験、霊性の深さから恵みを享受できる」

ウォレン氏は、米国の学生宣教団体「インターバーシティー・クリスチャン・フェローシップ」(大学院・教授部門)と、テキサス大学オースティン校で8年勤務し、現在はペンシルベニア州にあるACNAのピッツバーグ昇天教会の副牧師を務める。「クリスチャニティー・トゥデイ」誌や、同誌の女性向けコーナー「CTウーマン」でも定期的に執筆している 。

最優秀書籍賞とブック・アワードの一部の部門では「功労賞」として、それぞれもう1冊選ばれている。最優秀書籍賞の功労賞には、牧師兼キリスト教書編集者のトレビン・ワックス著『これが私たちの時:福音書の光の中における日常の神話』(B&H出版)が選ばれ、ブック・アワード「子ども・青年」部門では、ジャクエル・クロウィ著『これがすべてを変える:十代を変貌させる福音』(クロスウェイ)が功労賞に選ばれた。

ブック・アワードの他部門での受賞作は以下の通り。

「弁証論・伝道」部門で受賞した『現実の物語』について、ベリタス福音主義神学校のマーク・ハンナ氏はこう評価する。「福音を知らない人にも分かりやすく説得力のある手法でキリスト教の信ぴょう性を伝えている」

『家庭におけるテクノロジーの有効利用』は、著述家や講演者、音楽家として活躍するクラウチ氏が、夫また父親としての立場から執筆した書。 幾つかの著書で受賞経験もある著者が、家庭におけるキリストを中心としたテクノロジーの使用の仕方について案内する。

『あなたが私を運んでくれた』は、母親が自分を堕胎しようとした事実を知った著者が、数十年にわたる心の旅をつづったもの。『今、何か見えますか』はジェイムズ氏のデビュー作。テイラー大学英語学助教授のダニエル・ボーマン氏はこう評する。「著者のきちょうめんな描写、感情移入、物静かなユーモアと希望は、エリザベス・ストラウトやリチャード・ルッソを彷彿(ほうふつ)とさせる」

『グローバル化に取り組む』は、「グローバル化」という複雑なテーマを分かりやすく説明し、神学的な見解を提示した上で、危機に直面している諸問題を論じる。先の米大統領選でも大きな焦点となった難民・移民問題を扱ったのが『公正な移民政策』。バイオラ大学政治学助教授のダレン・パトリック・グエラ氏は次のように評価している。

「著者は、議論を呼ぶ公共政策問題にクリスチャンがどう対処すればいいか、そのモデルを提示している。分裂を生じがちなテーマに挑みつつも、議論を白熱させる代わりに、正しい理解の光を当てている。移民問題へのアプローチはバランスが取れており、歴史的神政政治の情報が豊かに生かされている。移民問題を深く慎重に考察したいすべてのクリスチャンにその全体像を提供する力作と言える」

クリスチャニティー・トゥデイは、大衆伝道者のビリー・グラハム氏が1956年に創刊した。初代編集長は、米フラー神学校元教授のカール・ヘンリー氏。インターネットが普及し始めた96年から、ネット上での記事公開も行っている。サイトのページビュー数(閲覧数)は月間800万で、発行部数は33万6千部。

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