ISに殺害されたジャーナリストの母親、教皇に感謝 「信仰が支えに」

2017年3月9日23時50分 翻訳者 : 野田欣一 印刷
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ジェームズ・フォーリーさん(写真:ジェームズさんのフェイスブックより)
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約2年半前に過激派組織「イスラム国」(IS)に殺害された米国人ジャーナリスト、ジェームズ・フォーリーさん(当時40)の母親、ダイアン・フォーリーさんが、ローマ教皇フランシスコから支援を受けたことについて、教皇自身に感謝の意を伝えた。

「教皇に実際にお目にかかれたのは、神様の御心です。長い間、教皇に感謝の言葉を伝えられずにいた私にとっては、心の底からうれしいことでした」と、ダイアンさんは米ニュースサイト「宗教ニュースサービス」(RNS、英語)に語った。

シリア内戦を取材していたジェームズさんは2012年11月、シリア北西部で拘束された。14年8月、ISはジェームズさんを処刑し、その様子を動画で公開した。

母親のダイアンさんは敬虔なカトリック信徒で、息子の死に対し教皇が、ダイアンさんと家族に弔意を伝えたいとして、直接電話をくれたことに非常に感動したという。

「教皇は、哀悼の言葉をくださり、祈ってくださいました。そして、息子がまさに殉教者であったと話してくださったのです。本当に感謝なことでした」

「教皇は愛情あふれる方でした。ジェームズが亡くなってから、私たちを悲しみから引き上げてくださった方々、優しい声を掛けてくださった方々が多くおられますが、教皇はその中の1人です。私はとても感動しています」

ダイアンさんは3日、バチカンを訪れ、教皇の支援に感謝を伝えた。ジェームズさんを記念した慈善団体(英語)を立ち上げ活動しているダイアンさんは、「信仰があったからこそ、私は息子の死から立ち上がれました」と言う。

「正直なところ、信仰がなかったら、私はここまで生き延びることはできなかったでしょう。信仰が私を持ちこたえさせたのです。世界で起こっているあらゆる悲劇的な出来事を考えると、カトリック信仰の指導者が私にまで支援の手を伸ばしてくださったことは、とても恐れ多いことだと思っています」

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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