カナン人の子孫が今もレバノンに? 遺伝学者らが科学誌で発表

2017年8月6日08時55分 翻訳者 : 岡本告 印刷
Facebookでシェアする Twitterでシェアする
関連タグ:レバノン
+カナン人の子孫が今もレバノンに? 遺伝学者らが科学誌で発表
レバノンのカディーシャ渓谷。この地に群生するレバノン杉と共にユネスコの世界文化遺産に登録されている。(写真:Bontenbal)
- 広告 -

新たな遺伝子研究によれば、聖書に記されているカナン人の子孫が、今日も中東のレバノンで生きているという。

この研究は7月27日に、米科学誌『アメリカン・ジャーナル・オブ・ヒューマン・ジェネティクス』(電子版、英語)で発表された。ヒトゲノム解読などを行う英サンガー研究所の遺伝子学者らが、カナン人の主要な古代都市国家であったシドン(現在のレバノン第3の都市サイダ)で見つかった約3700年前の5人の遺体からDNAを抽出し、ゲノム配列を解析。これを現代のレバノン人99人と比較したところ、カナン人の遺伝子組成の約90パーセントを受け継いでいることが分かったという。

研究者らは論文で、「私たちは、現代のレバノン人の先祖の多くがカナン人と関係した人々であることを明らかにしました。つまり、少なくとも青銅器時代以来、レバノン人には(カナン人との)実質的な遺伝的連続性があることを暗示しているのです」と述べている。

カナンはパレスチナ地方の古称。聖書では、神がアブラハムの子孫(イスラエルの民)に与えると約束した地とされ、「乳と蜜の流れる場所」「約束の地」などと記されている。神の命令を受け、イスラエルの民はカナン人ら原住民たちと戦い、その地に定住するようになるが、聖書は一部のカナン人がその地に住み続けたことを記している(士師記1章)。

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
この記事が気に入ったら「フォロー」しよう
フェイスブックで最新情報をお届けします
関連タグ:レバノン

関連記事

クリスチャントゥデイからのお願い

いつもご愛読いただき、ありがとうございます。皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。

記事の一つ一つは、記者が取材をして書き上げ、翻訳者が海外のニュースを邦訳し、さらに編集者や校閲者の手も経て配信しているものです。また、多くのコラムニストや寄稿者から原稿をいただくことで、毎日欠かすことなくニュースやコラムを発信できています。

この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、読者の皆様にはぜひ、祈りと共に、サポーターとして(1,000円/月〜)、また寄付(3,000円〜)によって応援していただきたく、ご協力をお願い申し上げます。支払いはクレジット決済(Paypal)で可能です。希望者には、週刊メールマガジンも送らせていただきます。サポーターや寄付の詳細、またクレジットカードをお持ちでない方はこちらをご覧ください。

  • 金額を選択:
  • 金額を選択:

国際の最新記事 国際の記事一覧ページ

主要ニュース

コラム

人気記事ランキング