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わが人生と味の道(56)随想録:神・信仰8 言葉と罪の関係 荘明義

2017年5月4日06時44分 コラムニスト : 荘明義 印刷
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[神・信仰]
言葉と罪の関係

人の言ったひと言で、十数年も苦しんでいる人がいます。また、自殺しようとしていた人が「あなたは神に愛されています」と聞かされて思いとどまり、自分の苦しい体験を通して人助けをしている人もいます。

人間がまだ罪を犯す前は、互いの言葉による傷つけ合いはありませんでした。言葉を正しく用い、理解し、駆け引きもありませんでした。人間が神との約束を破り、罪を犯してから、言葉の使い方が乱れてしまったのです。

人間の心に罪が入ってからうそが始まり、それによって互いの言葉によって傷つくようになったのです。罪を認め、悔い改めたクリスチャンは、神の十字架によって罪が赦(ゆる)されたので、もはや古い自分の考え方から解放されたのです。ですから、もう相手の言葉で傷つかなくてよいのです。

神は何のために言葉を作られたのでしょう? それは、互いに正しく心を伝え、理解を深め、慰め、励まし、癒やし、いたわり、元気づけるためであって、傷つけ合ったり、苦しめ合ったりするためではないのです。クリスチャンはすべてに勝利された神を信頼することで、人の言葉による苦しみから守られているのです。

絵に描いたピストルで人が殺せないように、人の言葉で人は傷つかないのです。それはあなたの考え方次第なのです。愛の下地ができてから、本当の奉仕がやれるのです。あなたが神に従う心の準備ができたとき、神はあなたをサタンと戦えるチームに加えるのです。

人は互いに影響し合っています。心に駆け引きがあるうちは、素直になれないのが人間なのです。

相手が言った言葉で人は傷つきます。なぜでしょうか? ショックを受けるからです。まさかそんなことを言われると思っていなかったからです。でも、よく考えてみると、必ずしも相手1人の思いで言ったのではないことに気付くでしょう。

相手が言ったのではなく、あなたがそう言わせたのです。知らないうちにそうしむけたのです。そのように考えるべきです。

人はそれぞれ相手によって考え方、話し方、答え方、接し方が違います。従って、あなたに対してそのように話すのは、「あなたが相手にそのように思われている」「そのように答えさせている」「そのように言わせている」ことになるのです。

相手の言葉には、過去にあなたが相手にどのように関わってきたかが表れます。

相手に言われたことで落ち込む必要はないのです。大切なのは、これからそのように言われないために、あなたが相手にどう接するかです。それに気付くことが、言葉の苦しみから自分を救う一番良い方法なのです。

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荘明義

荘明義(そう・あきよし)

1944年中国・貴州省生まれ。4歳のときに来日、14歳で中華料理の世界に入り、四川料理の大家である故・陳建民氏に師事、その3番弟子。田村町四川飯店で修行、16歳で六本木四川飯店副料理長、17歳で横浜・重慶飯店の料理長となる。33歳で大龍門の総料理長となり、中華冷凍食品の開発に従事、35歳の時に(有)荘味道開発研究所設立、39歳で中華冷凍食品メーカー(株)大龍専務取締役、その後68歳で商品開発と味作りのコンサルタント、他に料理学校の講師、テレビや雑誌などのメディアに登場して中華料理の普及に努めてきた。神奈川・横浜華僑基督教会長老。著書に『わが人生と味の道』(イーグレープ)。

横浜華僑キリスト教会ホームページ
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