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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(114)現代病睡眠障害 米田武義

2017年4月6日07時48分 コラムニスト : 米田武義 印刷
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現代病の1つとして、睡眠障害がよく取り上げられる。確かにストレスの多い時代である。私のようなのんきな性格の者でも、時に眠りにくいときがある。

私は今まで眠りにくいときは、その考え方が整理されていないとき、何か頭の中で解決されないまま寝ようとするときに寝つきにくいと思っていた。いくら睡眠環境を良くしても、自分自身の頭の中の整理がまず第一であると思っていた。今もそれに違いない。

しかし、私は今まで睡眠障害を何かしら恐ろしいもののように考えていたことも確かである。単に寝不足であり、翌日取り返したらよいとか、眠たくなるまで寝なければよいとか、寝るということをコントロールする自分でなく、寝るということにコントロールされる自分のようなところがあった。

仕事や雑事で時間がなく、寝不足になっている人は多いと思う。こういう人たちは眠れないのではなく、眠らないのである。寝ようと思えばいつでも寝られる人たちなのである。もちろん、いくら寝ようと思えばいつでも寝られるといっても、こういう生活が長期にわたると、神経が参ってしまい、ついには寝ようと思っても寝られないようになってしまう。

私はこういう、寝ようと思っても寝られない人になってしまうことを恐れるところがあった。そして、今こうして日記を書くことができるけれども、今までは睡眠について書こうとは思わなかった。というのは、はっきりとした確信がなく、こういうことを書くことで、睡眠に対して意識的になり過ぎ、寝つけなくなったりしたら困ると思っていたから、つまり恐れがあったからである。

今私ははっきりと確信を持っている。イエス・キリストは死をも従えることのできるお方である。そのお方が、なぜ睡眠くらいのことをコントロールできないはずがあろうかという確信である。睡眠は人の努力でできるものではない。

「一生涯死の恐怖につながれて奴隷となっていた人々を解放してくださるためでした」(ヘブル2:15)

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米田武義

米田武義(よねだ・たけよし)

1941年4月16日、大阪生まれ。大阪府立三国丘高等学校、国立静岡大学卒業。静岡県立清水東高校定時制教師を勤めた後、東北大学大学院、京都大学大学院(国土防災技術(株)国内留学生)で学ぶ。国土防災技術(株)を退職し、(株)米田製作所を継承する。2008年4月8日、天に召される。著書に『死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―』(イーグレープ)。

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