わが人生と味の道(73)エデンの園の食卓・その12 酵素の力 荘明義

2018年1月11日07時54分 コラムニスト : 荘明義 印刷
Facebookでシェアする Twitterでシェアする
関連タグ:荘明義

空気の汚染ももちろん深刻ですよね。放射能の汚染もあります。少なくとも、水と食品、添加物、酸化物に関しては注意ができると思います。なるべく自然農法で作られた生の野菜を摂りますと、体の中に良い菌が増えます。ですから、どっちつかずの日和見菌が善玉菌のほうに寄っていく。悪玉菌もなくてはならず、ゼロではいけないのです。

特に、がんになられて、抗がん剤などで治療されている方は、腸の中の良い菌まですべて殺されてしまいます。従って、どんどん腸に良い菌を入れてあげなければいけない。それはいわゆる乳酸菌ですね。腸の環境を整えるためには、良い酵素が必要なのです。

野菜が本来持っている酵素の力というのは、土が良くて初めて生じます。土の中に肥料をたくさん入れることもよくないのです。自然農法というのは、土をいじらず、自然のままの環境で作る。そういう環境の野菜が手に入ったら、おそらく一番いいと思います。その次は、やはり、農薬が少ないもの。

そして、加熱されたものというのは、ほとんど酵素が死にます。60度くらいを超えると、酵素は死にます。味噌汁を飲むときに、味噌の中に酵素があります。醤油も加熱されていない醤油ですと、中に酵素があります。体にとって良い味噌汁の作り方はこうです。まず、茶碗の中に味噌を入れます。そして半分くらいの水を入れて、味噌を溶きます。水で味噌を溶くのです。

鍋の方には具と湯を入れて、だしを入れて沸かします。半分の水と味噌の中に、こちらの具の入ったものを半分くらい入れますと、温度が60度以下になります。そうしますと、味噌の酵素が生きているということで、ぬるいんですけれども、「味噌汁は熱くないと!」という方は、酵素を殺してもったいないんですね。野菜から摂る酵素、そして調味料から摂る酵素。これが、腸内細菌を良くしてくれます。

<<前回へ     次回へ>>

荘明義

荘明義(そう・あきよし)

1944年中国・貴州省生まれ。4歳のときに来日、14歳で中華料理の世界に入り、四川料理の大家である故・陳建民氏に師事、その3番弟子。田村町四川飯店で修行、16歳で六本木四川飯店副料理長、17歳で横浜・重慶飯店の料理長となる。33歳で大龍門の総料理長となり、中華冷凍食品の開発に従事、35歳の時に(有)荘味道開発研究所設立、39歳で中華冷凍食品メーカー(株)大龍専務取締役、その後68歳で商品開発と味作りのコンサルタント、他に料理学校の講師、テレビや雑誌などのメディアに登場して中華料理の普及に努めてきた。神奈川・横浜華僑基督教会長老。著書に『わが人生と味の道』(イーグレープ)。

横浜華僑キリスト教会ホームページ
【荘明義著書】(Amazon)
【荘明義著書】(イーグレープ)

Facebookでシェアする Twitterでシェアする
関連タグ:荘明義

関連記事

クリスチャントゥデイからのお願い

いつもご愛読いただき、ありがとうございます。皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。

記事の一つ一つは、記者が取材をして書き上げ、翻訳者が海外のニュースを邦訳し、さらに編集者や校閲者の手も経て配信しているものです。また、多くのコラムニストや寄稿者から原稿をいただくことで、毎日欠かすことなくニュースやコラムを発信できています。

この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、読者の皆様にはぜひ、祈りと共に、サポーターとして(1,000円/月〜)、また寄付(3,000円〜)によって応援していただきたく、ご協力をお願い申し上げます。支払いはクレジット決済(Paypal)で可能です。希望者には、週刊メールマガジンも送らせていただきます。サポーターや寄付の詳細、またクレジットカードをお持ちでない方はこちらをご覧ください。

  • 金額を選択:
  • 金額を選択:

コラムの最新記事 コラムの記事一覧ページ

主要ニュース

コラム

人気記事ランキング