教皇、コロンビア訪問 「希望と平和の巡礼者として」

2017年9月11日14時25分 印刷
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+ローマ教皇フランシスコ
ローマ教皇フランシスコ=2013年7月27日(写真:Agência Brasil)
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【CJC】教皇フランシスコは9月6日から11日まで、コロンビアを訪問した。この司牧訪問は、同国政府と司教協議会からの招待に応じて行われた。

バチカン放送(日本語電子版)などによると、訪問に先立ち公開されたビデオメッセージで、教皇は「希望と平和の巡礼者としてコロンビアを訪れ、私たちの主における信仰を共に記念するとともに、平和と調和を希求する皆さんの愛と忍耐に学びたい」と述べた。

教皇は、この司牧訪問のテーマに「最初の一歩をしるそう」を掲げた。このテーマは、あらゆる行いと計画にはまず最初の一歩が必要であることを思い出させ、まず最初に愛することで、橋を架け、兄弟愛を築くよう促していると説明した。

平和はコロンビアが求め、その完成のために長い間取り組んできたものであり、それは、互いを敵ではなく、兄弟として認めることのできる、安定した、恒久のものであるべき、と教皇は強調した。

教皇は、イタリア時間の6日午前11時、ローマのフィウミチーノ国際空港を出発。現地時間の同日夜、コロンビアの首都ボゴタに到着し、空港での歓迎式に臨んだ。この後、教皇は、ボゴタ大司教ルーベン・サラサール・ゴメス枢機卿と共に、特別車「パパモービル」でボゴタ市内に入り、市民の歓迎に応えながら、訪問中の滞在先となるバチカン大使館へと向かった。

翌7日午前、教皇はボゴタ市内の大統領官邸でホアン・マヌエル・サントス大統領や各界要人と会見した。

教皇は、これまでコロンビアを訪れた福者パウロ6世、ヨハネ・パウロ2世のように、自分もまた同国の兄弟たちと信仰と希望を分かち合うためにやって来たと述べた。そして、信仰と希望があってこそ、すべてのコロンビア国民の祖国と家としての、国家建設の歩みにおける多くの困難を乗り越えることができると話した。

ここ数十年、コロンビアが続けてきた武力闘争終結と和解に向けた努力を教皇は評価し、特に最近の和平への歩みの進展に大きな期待を表明。平和の追求とは、常に休み無く続く課題であり、すべての人の努力を必要とするものと説いた。

続いて教皇は大聖堂を訪問、市民へのあいさつと共に、司教団との出会いを持った。午後には、中米司教協議会代表らと会見。ボゴタ市内の公園でミサをささげた。

8日、教皇はビリャヴィセンシオに移動。午前中に郊外でミサを司式し、この中で、ヘスス・エミリオ・ハラミジョ・モンサルヴェ司教(1916~89)と、ペドロ・マリア・ラミレス・ラモス神父(1899~1948)を列福した。午後、公園施設で「国内の和解のための出会い」を行った。

9日、教皇は午前中にメデジンに向かい、現地の空港でミサ。午後からは教区が運営する児童養護施設を訪問。次いで市内のイベントホールでコロンビアの司祭や修道者、神学生たちとの集いを行った。

10日はコロンビア訪問の実質的最終日。教皇はカルタヘナ市内の広場でホームレスのための施設の礎石を祝別。続いて、聖ペトロ・クラベル教会を訪問し、正午のアンジェラスの祈りを唱えた。午後、カルタヘナの港湾地帯でミサを司式した後、教皇は空港での送別式を経て、ローマへ戻る。

※この記事はCJC通信の提供記事です。
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