教皇フランシスコ、11月〜12月にミャンマーとバングラデシュを訪問へ

2017年9月5日16時07分 印刷
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+ローマ教皇フランシスコ
ローマ教皇フランシスコ=2013年7月27日(写真:Agência Brasil)
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【CJC】バチカン(ローマ教皇庁)は8月28日、教皇フランシスコが11月27日から12月2日にわたってミャンマーとバングラデシュを訪問すると発表した。グレッグ・バーク広報局長が、ミャンマーには11月27日から30日までヤンゴンと首都ネピドーを訪問する、と声明で明らかにした。バングラデシュには30日から12月2日まで首都ダッカを訪問する。

教皇は2013年7月、カトリック教会の「青年の日」に合わせてブラジルを訪問、14年5月にはヨルダン、パレスチナ自治区、イスラエルなど中東諸国を、同年8月には「アジア青年の日」開催に合わせて韓国を訪問している。15年1月には、スリランカとフィリピンを訪問しており、アジア訪問は今回で3回目。

仏教国のミャンマーは、14年の国勢調査では総人口が5142万人で、仏教徒が9割を占める。キリスト教徒は4パーセント(カトリック信徒は1パーセント)。カトリック教会は16教区、司教29人(隠退司教含む)で構成されている。教皇は15年、ヤンゴンのチャールズ・マウン・ボー大司教を同国初の枢機卿に任命した。

バングラデシュは総人口1億5940万人、イスラム教徒が約9割のイスラム教国。キリスト教徒は約1パーセント(カトリック信徒は0・3パーセント)と、日本並み。教皇は16年、ダッカのパトリック・ドロザリオ大司教を同国初の枢機卿に任命した。

ミャンマーとバングラデシュの両国は、ミャンマー西部ラカイン州を中心に100万人以上が居住する少数民族ロヒンギャの処遇をめぐって対立している。ラカイン州でロヒンギャの武装集団と警察・軍との間で起きた武力衝突が激化、多数のロヒンギャ住民が隣国バングラデシュに避難しようと、国境方面に向かったが、バングラデシュ警察が行く手を阻んでいる。

教皇は8月27日、ロヒンギャ迫害をやめるよう訴えた。ミャンマーで、イスラム教徒のロヒンギャの権利は厳しく制限されており、仏教徒との緊張関係は長年にわたり続いている。

これまでにも、ロヒンギャ数万人がミャンマー当局の迫害を理由にバングラデシュに避難している。

英公営放送BBCのアジア太平洋編集長マイケル・ブリストウ氏は、ロヒンギャたちが直面する権利の制限が極端な思想を生み出すきっかけになったと指摘する。

教皇は声明で、「宗教的少数者が迫害を受けている、ロヒンギャの兄弟たちがひどい目に遭っているという、悲しい知らせを受け取った。私は全面的に、ロヒンギャの人たちの側に寄り添っている。彼らを救済し、善意の人々が彼らを助けるよう促し、彼らに完全な権利が与えられるよう、全員で主に願おう」と述べた。

※この記事はCJC通信の提供記事です。
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