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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(89)良い夢を見る 米田武義

2016年10月13日06時51分 コラムニスト : 米田武義 印刷
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良い夢を見る

夢については何回か書いたと思う。はっきりと前に書いたことを覚えていないので、重複しないことを願って書く。あまりに良いことばかり書いたその晩に、悪い夢を見たりするので、もし誇る気持ちがあるならば記さないことにする。客観的に考えて、記そうと思う。

私は仕事をしている頃は、当然、毎日10人以上の人と会っていた。だが今は、少ない時で妻1人、多い時でも数人の人としか会わない。しかし私の夢の中で会う人は、全く逆である。

仕事をしている頃は孤独で、寂しい夢をよく見た。ひどい時はそれに加えて、何かにおびえたり、何かに向かって怒ったりする夢を見た。それが今は、常に誰か複数の人と共にいる夢をよく見る。独りぼっちの夢は、あまり見なくなった。それも楽しいような雰囲気の夢が多い。

夢はうそをつかないから、心の深いところの思いが現れ出るのだろうと思う。神様が私の高慢を砕いてくださったのなら、本当に素直に感謝したいと思う。

「いと高き神は…国と偉大さと光栄と権威とをお与えになりました。神が彼に賜った偉大さによって…。…彼の心が高ぶり…王座から退けられ、栄光を奪われました。…心は獣と等しくなり…ついに、いと高き神が人間の国を支配し、みこころにかなう者をその上にお立てになることを知るようになりました」(ダニエル書5:18~21)

私は病気になって約1年余になるが、神様は毎日毎日、徐々に私に働いてくださっているように思う。病気になった頃と今では、随分隔たっているように思う。

しかし私は正直言って、確たる自信を持って砕かれていると言えない。なぜならば、今の私の環境は、仕事をしていた頃に比べて、波風のほとんどない世界であるし、そういう世界にまた飛び込めば、どんな夢を見るか、自信はない。

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米田武義

米田武義(よねだ・たけよし)

1941年4月16日、大阪生まれ。大阪府立三国丘高等学校、国立静岡大学卒業。静岡県立清水東高校定時制教師を勤めた後、東北大学大学院、京都大学大学院(国土防災技術(株)国内留学生)で学ぶ。国土防災技術(株)を退職し、(株)米田製作所を継承する。2008年4月8日、天に召される。著書に『死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―』(イーグレープ)。

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