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飢餓問題を知ってもらうために Emi Shirasaya らがチャリティーライブ「HUNGER ZERO」

2015年1月28日15時38分 記者 : 竹村恭一 印刷
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+飢餓問題を知ってもらうために Emi Shirasayaらがチャリティーライブ「HUNGER ZERO」
オリジナルソングはもちろん、自身が翻訳を手掛けたワーシップソングも披露した Emi Shirasaya さん=24日、お茶の水クリスチャン・センター(東京都千代田区)で
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東京・御茶ノ水のお茶の水クリスチャン・センター(OCC)で24日、日本国際飢餓対策機構(JIFH)と SOLID VOICE MUSIC の主催で、「HUNGER ZERO チャリティーライブwith Emi Shirasaya」が行われた。

約130人の観客が集まり、Emi Shirasaya さん自身が翻訳を手掛けたワーシップソングから始まり、オリジナルソングも披露され、会場を大いに沸かせた。

「私はすごく食べることが大好き」と言う Emi さん。世界の飢餓のために何かできないかと考え、今回のライブを企画したという。マイクパフォーマンスでも、「飢餓に関心を持って来ていただいた方も、そうでない方も、共に良いきっかけになればいいな」と語った。

現在、世界の飢餓人口(1日1食以下)は8億500万人に上り、さらに1日の消費が2ドル以下の絶対的貧困層は24億人にも上るという。そして4秒に1人の割合で、1年間に約1000万人が飢餓が原因で命を落としているといわれている。

しかし、日本国際飢餓対策機構総主事の田村治郎牧師は、「決して食べ物が足りないというわけではない」と訴える。毎年世界では、22~23億トンの穀物が生産されている。これは世界に住む70億人に平等に分配されていれば、一人当り年間320キロ以上食べられる計算になる。

飢餓問題を知ってもらうために Emi Shirasayaらがチャリティーライブ「HUNGER ZERO」
「決して食べ物が足りないというわけではない」と訴える日本国際飢餓対策機構(JIFH)総主事の田村治郎牧師

日本は毎年約500万トンの食糧を援助している。しかし、国内では1900万トンもの食糧を廃棄しているといわれている。このうちまだ食べることが可能でも廃棄される「食品ロス」量は、500万~900万トンに及ぶ。その量は途上国の5000万人分の年間食料に匹敵する。

田村牧師は、飢餓で一番被害を受けるのは子どもたちだと言う。子どもだけでも飢餓人口は3億人はいるといわれている現状を踏まえ、「だが世界を変える可能性があるのも子どもたち。彼らこそ希望。奪い合うのではなく、分かち合うという価値観を教えている」と、食糧支援以外に教育支援にも力を入れている同機構の活動を紹介した。

田村牧師は、「飢餓の問題に関心がある人は多い。震災後、どうしても国内の問題に目が向いてしまう。『国内で大きな被害が出て、今も復興してないのに何で外に?』という声を聞くが、私たち(クリスチャン)に与えられてるのは神の国が目に見える形で表されることを第一に、あれもこれもやることができるはず。一人でも多くの人に、『こんなことやってるんだ』と知ってもらいたいと考えています。アーティストの演奏を聞きに来て、今まで貧困や飢餓に興味のなかった人に興味を持ってもらうことがスタート」と語る。

飢餓問題を知ってもらうために Emi Shirasayaらがチャリティーライブ「HUNGER ZERO」
CDの他にフェアトレードのコーヒーやチョコレートなどを求める客で大盛況のグッズ販売

この日のライブには、Emi さん以外にも、ゲストシンガーとしてゴスペルシンガーのシャニータさんや Melissa Watanabe さんらが参加。各自のオリジナル曲を含む計11曲を披露した。Emi さんはライブのあと、「神様ってすごいな!というのが率直な感想です。最初から最後まで、神様に栄光を返すことを考えながらステージに立ちました。一人ひとりのわざが集まって、今回の働きができました」と語って締めくくった。

またライブの前後には、Emi さんのCDと合わせて、フェアトレードのコーヒーやチョコレート、アフリカの物品なども販売された。経費を除いた収益は全てチャリティに充てられる。

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