Skip to main content
2025年5月11日16時33分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

ノルウェー爆発・乱射事件容疑者、「キリスト教右派」報道に懸念

2011年7月26日10時14分
  • ツイート
印刷
 ノルウェーで22日生じた爆発・乱射事件首謀者としてノルウェー警察に拘束されているアンネシュ・ブライビーク容疑者(32)は自身が80人近くの人々を殺害し、数十人を負傷させたことを認めた。同容疑者は一部メディアでは「クリスチャン・テロリスト」として報道されているが、同容疑者自身は自身が宗教的な人間であることは否定している。米クリスチャン・ポスト(CP)が報じた。

 CPによると、25日ノルウェー裁判所で、同容疑者は今回の多くの無実の人々の命を奪った殺傷事件において、「テロリスト」として求刑を課さないで欲しいと懇願したという。同容疑者は今回の殺傷事件は欧州を守るために必要不可欠なものであったと信じているという。

 裁判官のキム・ヘーガー氏は、「裁判所では同容疑者は今回の爆発・乱射事件はノルウェーと西欧諸国がマルクス主義とイスラム教に乗っ取られようとしている最中で起こらざるを得ない事件であったと信じ、犯行を実行したと理解しています」と述べた。

 同容疑者はインターネット上に1,500ページにも及ぶマニフェストを掲載し、マルクス主義とイスラム教がノルウェーと欧州諸国の脅威として迫っていることを主張していた。

 マニフェストは英語で書かれており、犯行が行われる数時間前にインターネット上に掲載されたと見られている。同容疑者は今回の爆発・乱射事件の計画を数年間計画していたことも明らかにした。今回の事件によって同容疑者の公開したマニフェストが周知されることを期待していたという。

 同容疑者のフェイスブックのページでは、自身をクリスチャンであると紹介していた。なおマニフェストでは中世ヨーロッパで活躍した騎士修道会の「テンプル騎士団」を崇拝している旨も書かれていた。同容疑者が歴史の一幕を進展させ、欧州をマルクス主義とイスラム教の影響から救うための革命を主導していきたいという希望も書かれていた。 同容疑者は「テンプル騎士団」を欧州の民族を保護し、欧州文化を虐殺から保護するための唯一の軍隊組織である」と見なしていることがマニフェストから伺えるという。

 同容疑者は欧州のキリスト教文化を代表するかのような文言を用いているが、文書の内容は真実のキリスト教信仰の在り方とはほど遠いものとなっている。オンライン上に掲載されたマニフェストの1307ページ目には「イエス・キリストと神との個人的な関係をもてるならば、宗教的なキリスト教徒です。しかし私や私以外の多くの人々はイエス・キリストと神との個人的な関係を持つ必要はないのです。しかしながら私たちはキリスト教を文化的・社会的な位置づけで、アイデンティティの一部として、モラル・プラットフォームとして捉えているのです。このような認識によって私達はクリスチャンと呼ばれているのです」と書かれてある。

 多くのメディアが同容疑者のことを「キリスト教原理主義者」とか「キリスト教右派」などと表現しているが、実際同容疑者の文書を読んでみるとキリスト教徒としての信仰自体は薄いことが伺える。

 一方世界キリスト教共同体は、同容疑者の犯行を早急に非難するメッセージを発表し、正統なキリスト教ではこのような不道徳で凶悪な行為は決して行わない旨を明らかにしている。

 世界福音同盟(WEA)国際関係ディレクターのゴードン・ショウエル-ロジャーズ氏は、今回の「キリスト教徒」と称する人物による犯行に衝撃を受けたことを証し、「ノルウェーはしっかりとしたキリスト教の歴史が存在しており、そのことがノルウェーにおいて平和をもたらしてきました。また同国キリスト教会は世界平和への国家的取り組みにも大きな貢献を成してきました。福音主義キリスト教徒である私達はこのような宗教的暴力行為を強く非難しています。そしてキリストの御名によってこのような暴力行為が行われたことに心を打たれています」との声明を発表した。

 ノルウェーのキリスト教保守派団体も「キリスト教保守派として、私たちは22日の攻撃による犠牲者が生じたことに遺憾の意を表します。ブライビーク容疑者の信じていることは、キリスト教徒とも保守派ともかけ離れたものです」と声明を発表した。

  • ツイート

関連記事

  • ノルウェー爆発・乱射事件、諸教会で祈り捧げられる

  • オスロ爆発攻撃、WCC総幹事に衝撃

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • 自分を愛する生き方 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(5月11日):フィリピン 実を結ぶ価値観教育ミニストリー

  • ワールドミッションレポート(5月10日):ブータンの福音化のために祈ろう

  • 英国国教会の教会検索サイト、この1年で訪問者数が急増

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(225)聖書と考える「いつか、ヒーロー」

  • 米ジョージア州で「信教の自由回復法」成立、全米30番目の州に 9年前には不成立

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 米ジョージア州で「信教の自由回復法」成立、全米30番目の州に 9年前には不成立

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • 保育の再発見(30)もはやロマンで保育は語れない時代に

  • フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 米ジョージア州で「信教の自由回復法」成立、全米30番目の州に 9年前には不成立

  • 保育の再発見(30)もはやロマンで保育は語れない時代に

編集部のおすすめ

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」

  • ロシアの軍事侵攻から3年、在日ウクライナ正教会が祈りの集会 片脚失った負傷兵も参加

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.