キューバ旅客機墜落事故、死者112人に うち10人は牧師夫妻

2018年5月29日22時24分 印刷
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墜落した事故機=2011年撮影。当時はアエロリネアス・ダモジ社ではない別会社の所有だった。(写真:Alec Wilson)
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キューバの首都ハバナの空港近くで18日に発生した国営クバーナ航空の旅客機墜落事故で、死亡した112人のうち10人が牧師とその妻であることが分かった。犠牲となった牧師夫妻らが所属する教会が確認した。

キリスト教ニュースメディア「エバンジェリカル・フォーカス」(英語)によると、中米でグループを形成するナザレ教会の地域責任であるカルロス・サンズ氏が、キューバ東部にある同教会の牧師夫妻計10人が事故機に搭乗していたことを確認した。

「この惨劇の影響を受けたすべての家族や親族のために、私たちと心を一つにしてお祈りいただけますようお願いします。疑念と衝撃、痛みのあるこの時に、平安と強さを求めて神に祈りましょう」とサンズ氏は続けた。

キューバ教会協議会(CIC)によると、死亡した牧師と妻らは、エル・ナザレノ福音主義神学校で行われたイベントからの帰途にあり、同国東部に戻る途中だった。

ロイター通信(英語)によると、事故で亡くなった美術の教師とその幼い子どもの葬儀が20日、事故犠牲者の最初の葬儀として行われた。

この事故では当初女性3人の生存が確認されていたが、同通信(英語)によると、25日までに2人が死亡。生存者は1人だけになった。

事故を起こした旅客機はクバーナ航空972便(ボーイング737型機、1979年製)で、ハバナから670キロ離れた同国東部の都市オルギンに向かって離陸した直後に墜落した。

墜落の詳しい原因は今のところ特定されていない。事故機は、メキシコの小規模航空会社「アエロリネアス・ダモジ」(別名:グローバルエアー)からクバーナ航空がレンタルしていたものだった。アエロリネアス・ダモジ社は過去に安全上の問題を起こしていたと伝えられている。

遺体の特定も難航しており、多くの遺族は依然として愛する者たちの遺体を引き取れないでいる。

キューバ国立法医学研究所のセルジオ・ラベル所長は同通信に対し、21日の時点で身元が特定できたのは20人だと話しており、すべての遺体の身元確認には最大1カ月かかる可能性があるとしている。

AP通信(英語)がキューバのアデル・イスキエルド運輸相の発表として伝えたところによると、事故機に搭乗していた乗客102人はキューバ国籍で、5人が外国籍(うち2人がアルゼンチン国籍)、乗務員6人は全員がメキシコ国籍だった。

キューバで発生した飛行機事故としては1989年以降で最悪のものとなり、ミゲル・ディアスカネル大統領は「キューバ政府とキューバ共産党を代表し、このような事故が起きたことを悔やみ、ご遺族に哀悼の意を表します」と述べた。

※この記事はクリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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