「人生は死によって終わらない」 岸義紘氏がメッセージ、第56回首都圏イースター

2018年4月9日17時45分 印刷
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+「人生は死によって終わらない」 岸義紘氏がメッセージ、第56回首都圏イースター
メッセージを伝える岸義紘氏(ミッション2001伝道者)=8日、ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会(東京都新宿区)で
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首都圏の諸教会が協力して毎年開催している「首都圏イースターのつどい」が8日、ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会(東京都新宿区)で開催された。新宿の伊勢丹デパート屋上で第1回が開催されて以来、半世紀以上続く伝道集会で、第56回となった今年は約490人が参加した。JTJ宣教神学校前学長の岸義紘氏(ミッション2001伝道者)が「人生は死によって終わらない」と題してメッセージを伝え、イエス・キリストを信じる決心をした人や献身を決めた人も出た。

集会は、毎年恒例となっている救世軍スタッフバンドによる演奏で始まった。司会者の福澤牧人氏(東京キリスト宣教教会牧師)と、実行委員長の高木康俊氏(日本バプテスト連盟蓮根バプテスト教会牧師)によるあいさつや祈りの後、スタッフバンドによる演奏、会衆賛美、連合聖歌隊による「ハレルヤ・コーラス」と続いた。その後、賛美ゲストの堀井ローレンさんが登場。「アメイジング・グレイス」や「カルバリ山の十字架」など3曲を歌った。

堀井さんは、大きな十字架を背負って全米横断するなど、型破りなスタイルの伝道で知られるアーサー・ホーランド牧師の長女。自身は、E-girls や May J. など、多くのアーティストに楽曲を提供するプロの作詞作曲家として活躍している。海外楽曲の翻訳も手掛けており、ヒルソング教会の幾つかの曲では日本語のオフィシャル歌詞を訳した。歌手としても活動しており、賛美集会「エンカウンター」を主宰するなど伝道にも積極的。この日は、ホーランド牧師譲りの語り口で自身の証しも交えながら、ゴスペルピアニストの山本裕太氏による情熱的なピアノ伴奏に乗せて熱い賛美をささげた。

「人生は死によって終わらない」 岸義紘氏がメッセージ、第56回首都圏イースター
救世軍スタッフバンド

巡回伝道者として日本や世界の各地で何十年にもわたってメッセージを伝えてきた岸氏は、ヨハネによる福音書11章25〜27節から御言葉を語った。ラザロが死んだ後にイエスがベタニアを訪れた場面で、イエスはここで「わたしは、よみがえりです。いのちです」と宣言する。そして弟のラザロを亡くして悲しむマリアに、「わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。また、生きていてわたしを信じる者は、決して死ぬことがありません。このことを信じますか」と尋ねる。

岸氏によると、聖書で「命・いのち」と訳されるギリシャ語は「プシュケー」と「ゾーエー」の2つがある。プシュケーは生物学的な命を示し、ゾーエーは神が持つ永遠のいのちを示す。イエスが自身を「いのち」だと話したときに使われているのはゾーエーだという。イエスは十字架上で自身の命(プシュケー)を捨て、その代わりに神の永遠のいのち(ゾーエー)を持って復活された。イエスの復活は、イエスを信じる人が罪から赦(ゆる)され、さらに永遠のいのち(ゾーエー)を与えられることを証明するものだと強調した。

「人生は死によって終わらない」 岸義紘氏がメッセージ、第56回首都圏イースター
「ハレルヤ・コーラス」を歌う連合聖歌隊

「神は罪人の頭であるような私を愛してくださり、私を裁く代わりに、その独り子イエス・キリストを十字架にかけ、イエスはその審判を受けて死んでくださった。この十字架の贖罪(しょくざい)の出来事、罪と死と滅亡からの解放と救い。これが絶対に確かであるということの証明が復活なのです」

そして岸氏は、がんのために若くして亡くなった友人の話を語った。岸氏が病院に見舞いに行くと、抗がん剤治療のためにまったく別人に変わってしまった友人の姿があった。岸氏は、この日のメッセージと同じ聖書箇所を開いて見せた。しばらくの沈黙の後、友人は「これは本当のことだよね?」「これは本当にこのまま信じてよい言葉だよね?」「これは本当に起こることだよね?」と確認するように尋ねてきたという。岸氏は「本当のことだよ」と一つ一つに答え、最後には2人で泣いて祈った。

「人生は死によって終わらない」 岸義紘氏がメッセージ、第56回首都圏イースター
賛美ゲストとして出演した堀井ローレンさん

翌日から巡回伝道に出ることになっていた岸氏は、「(巡回伝道中に)交通事故に遭って、僕が先に天国に行くかもしれない。あるいは君が先かもしれない。いずれにしても、天国で手を取り合って喜び合う日が来る。勇気を失わないで、信仰を持って最後の闘いに取り組んでくれ」と告げて分かれた。途中振り返ると、そこには枯れ木のようにやせ細っていたが、満面の笑みで送り出してくれる友人の姿があった。その数日後、友人は天に召されていった。

「私たちの命はやがて終わる時が来る。しかし、それは一瞬の死。それは自然なことで、誰の人生にもやってくる。大切なのは、イエス様が与えてくださったゾーエーのいのち。プシュケーの命は終わる」

岸氏はそう述べ、最後に力を込めて次のように語った。

「イエス様は十字架にかかり、私たちの罪に決定的な解決を与えてくださり、赦しを与えてくださり、そしてそれだけではなく、復活によって、永遠のいのちを約束し、保証してくださった。イエス様はあなたを愛しておられ、あなたの人生の救い主です。あなたを死んで滅びるままに放っておかれない。それがイエス様の十字架の救いであり、復活の救い。このイエス様を心から迎え、人生の最期に至るまでの救いと解決をいただいた、良い人生を生きていこうではありませんか。

失敗や挫折もあれば、絶望的な状況に落ち込むこともあるでしょう。しかし、神様はあなたを愛しておられ、復活のイエス様は必ずあなたを助け、支え、あなたの人生に復活を与えてくださる。人生はそれで終わりではありません。復活の逆転を約束してくださっているのです」

「人生は死によって終わらない」 岸義紘氏がメッセージ、第56回首都圏イースター
メッセージ後の呼び掛けに応じ、多くの人がステージ前に進み出た。

メッセージの後には、多くの人が呼び掛けに応じてステージ前に出て、信仰の決意を新たにした。実行委員会の報告によると、このうち7人がイエス・キリストを受け入れる決心をし、5人が献身を決めた。最後には、村上宣道氏(日本ホーリネス教団坂戸キリスト教会協力牧師)が祝祷をささげ、集会は幕を閉じた。

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